大学受験は勉強計画で決まる!志望校合格を目指す勉強計画の立て方

志望校が難関大学であればあるほど、効率的に勉強する必要があります。

受験勉強は迷路のようなもので、闇雲に進んでもゴールにたどり着けません。

大学受験において勉強計画を立てることは、受験勉強の長い道のりを志望校合格へ導くための第一歩になります。

しかし、計画をどのように立てればよいか、イマイチ分からない方も多いですよね。

そこで、この記事では勉強計画の立て方を紹介します!

計画を立てる前に準備しよう

大学受験に向けて勉強計画を立てようと思っても、面倒くさかったり、計画の立て方が分からなかったりして、計画を立てずに勉強していませんか?

「急がば回れ」というように、勉強計画をしっかり立てることが、志望校合格への近道になります。

計画を立てずに勉強している人は、すぐに勉強計画に取り組みましょう!

指針があるだけで、なんとなくの勉強から、目標に向けた効率の良い勉強に代わります。

「よーし!早速計画を立てるぞ!」と思った方、ちょっと待ってください!

勉強計画を立てる前に、計画を立てるための準備をしっかり行いましょう。

志望校を決める

計画を立てる前に、志望校を決めましょう。

ゴール地点=志望校が決まっていなければ、そこに向かう道筋を立てることはできません。

また、志望校を決めることで「この大学に行きたい!」という思いが強まり、勉強するモチベーションにもなります。

オープンキャンパスに行ったり、各大学のホームページを見たりして、行きたい大学を決めましょう。

過去問からどんな対策が必要か知る

志望校を決めると同時に、志望校の過去問を見ておくことをおすすめします。

志望校によって、受験に必要な科目が変わってくるため、自分に必要な科目を知っておきましょう。

またその際に問題形式までチェックするようにしましょう。

記述式の問題が多いのか、選択式の問題が多いのかによって対策の仕方も変わってくるからです。

今の学力と苦手・得意科目を知る

過去問を見ると同時に、一度解いてみることをおすすめします。

今の段階では、解けない問題の方が多いと思います。

しかし一度問題を解いてみることで、今の自分と学力と目標の学力のギャップを知ることができます。

志望校=ゴールが分かったら、自分の学力=スタート地点を知ることが計画を立てる前に必ず押さえておくポイントです。

今の自分の学力を知るために、模試を受けることもおすすめです。

模試を受けることで自分の苦手科目や得意科目も客観的に知ることができます。

どの科目をどのくらい学習すればよいか具体的に分かります。

自分の学力を理解した上で、受験日までの日数を計算し、どの勉強にどれくらい時間をかけるべきなのかを考えましょう。

勉強計画を立てる時のポイント

勉強計画の事前準備で、あなたの今の立ち位置と目標までのギャップをきちんと把握できたでしょうか?

さっそく計画を立てていきましょう!と言いたいところですが、その前に、計画を立てる時に意識したいポイントをご紹介します。

量で計画を立てる

勉強計画を立てるとなると

「この日は学校があるから4時間、この日は休日だから9時間勉強しよう!」

「苦手な数学は3時間、国語は得意だから1時間…」

というように、時間を基準に計画を立ててしまいがちです。

しかし、時間を基準にすることはあまりおすすめしません。

学習内容が身についていなくても長時間勉強したぞ!と勉強した気になってしまうからです。

長時間勉強すれば良いのではなく、どのくらい理解できたか、どのくらい身についたか、が重要です。

そこで、時間ではなく「量」で計画を立てるようにしましょう。

勉強量で計画を立てるとは

「2ヶ月でこの参考書をマスターする」

「今月はこの問題集を3周する」などです。

時間にしてしまうと、十分に理解できていなくても8時間も勉強したんだから大丈夫だ、と次に進んでしまいがちです。

しかし勉強量で計画を立てることで、理解不十分のまま次に進むことを防ぐことができます。

復習時間を考慮する

次に計画を立てる時に意識したいポイントは、復習時間を組み込むようにすることです。

学習内容を記憶定着させるためにも、定期的に復習することを必要不可欠です。

受験本番が近づくと焦って次へ次へと勉強を進めたくなりますが、焦って勉強しても身に付きません。

そのため、予め計画に「復習タイム」を取り入れ、焦らず勉強できるようにしておきましょう。

寝る前に一日の復習をする、一週間のうち一日を復習日にすると効果的です。

休憩時間や休日を入れる

復習と同じように、計画に入れるのを忘れがちなのが休憩時間や休日です。

計画を立てている時は目標に向かってやる気満々で、できる気になってしまいがち。

大学受験のための勉強は長期戦になるため、時には勉強のやる気がでない日もあります。

モチベーションや集中力を維持するためにも適度に休むことが大切です。

根詰めすぎて、体調を崩しては元も子もありません。

また、もともと計画に休憩時間や休日を設定しておけば、気兼ねなく休むこともできます。

勉強しなくて良いのかな、と思いながらではリフレッシュできません。

今日はお休み、明日から頑張るぞ!とメリハリをつけて勉強に取り組めるようにしましょう。

生活リズムに合わせる

受験勉強中、多くの人がついついやってしまいがちなのが深夜までの勉強です。

睡眠時間を削って勉強してしまっては、体調を崩しやすくなり、長く続きません。

睡眠不足で日中の勉強に集中できない、なんてことにも。

今までの生活リズムを崩さない範囲で、計画を立てましょう。

また、今まで夜更かし気味の生活リズムだった人は、できれば朝方の生活リズムにしていきましょう。

本番の試験時間は午前中であることも多いため、本番に合わせて朝から集中できるように朝型の生活に慣れておくことをおすすめします。

計画の立て方

いよいよ勉強計画を立てていきます。

計画を立てる時には、使う参考書や問題集を手元においておき、使う流れをまず決めておきましょう。

徐々にステップアップしていくようにすると、学習内容が身に付きやすくなり、計画も立てやすくなります。

どの教材をマスターすれば志望校合格レベルになるのかを考えて、教材を選びましょう。

大きい単位から考える

計画は大まかなものから細かなものへと順に立てていくのが基本です。

年間、月間、週間、一日といった順に計画を立てましょう。

年間計画は大まかなもので大丈夫です。

「基礎をいつまで」「実践力をいつまでにつける」といったものです。

月間は年間より具体的にし、

「6月までにこの問題集を終わらせる」

「9月までに単語帳の6章まで覚える」といった具合です。

週間は更に具体的に、月間で決めた計画を達成するために一週間でこの問題集を何ページずつ解けばいいのか計算します。

一週間の量が多いようであれば、月間計画を見直しましょう。

一日の計画は週間計画に基づき、一週間こなす量を一日あたりに割り振ります。

単純に日数で割るのではなく、単元の難しさや理解のしやすさによって量を振り分けましょう。

スケジュール例

<年間スケジュール例>

英語の文法基礎(6月まで)→長文読解(秋)→問題集A(12月)→過去問(2月)

<月間スケジュール例>

6月:参考書文法基礎Aを終わらせる

ABC単語帳6章を終わらせる

<週間スケジュール>

参考書文法基礎Aの第1~3章

ABC単語帳の1~2章

<一日スケジュール>

参考書文法基礎50ページくらいキリの良いとこまで

ABC単語帳20個くらい

計画表を作成する

計画は、忘れないようにきちんと計画表にしておきましょう。

毎日チェックできるように、見やすいものや持ち歩けるものをおすすめします。

ノートにまとめても良いですし、スマホの機能を使っても構いません。

計画実行できた部分を線で消していく、スタンプを押していくと、計画通りに進んでいることが目に見えてモチベーションにもつながります。

柔軟に変更する

一度計画を立てると、それに沿って勉強していきたくなりますが、計画は柔軟に変更していきましょう。

勉強していくなかで、もう少し上の志望校を目指してみようと思うかもしれませんし、思ったように成績が伸びないかもしれません。

時々立ち止まって、志望校と自分の今の立ち位置を常に意識することが大切です。

自分に合ったスケジュールを立てよう-まとめ-

計画を細かく決めすぎると、ストレスになりかえって勉強にならないこともあります。

計画がズレたことでやる気が下がると、計画を放棄してしまうことに…。

キッチリ決めず、50ページくらいでキリの良いところで終わりにする、という方が楽です。

自分の性格に合わせて計画を立てましょう!

志望校合格をサポートします

計画の立て方は分かったけど、やっぱり一人では計画を決められない。

そういった人は少なくないと思います。

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