アウトプットで差をつけろ!誰にでもできる最強のアウトプット勉強法

皆さんは普段、どんな勉強をしているでしょうか?

英単語を毎日100単語覚える、日本史用語を覚える、数学の公式を覚える…。

もちろん、その頑張りも決してムダではありません。

しかし、効率よく勉強内容を記憶するためには、アウトプットが重要なんです。

「アウトプットって何?」「なんだか難しそう…」という方も大丈夫!

最強の勉強法と言われるアウトプット勉強法をご紹介します。

インプットとアウトプットって何?

インプットとアウトプット、最近よく耳にする言葉ですよね。

皆さんは普段している勉強方法が、インプットとアウトプット、どちらに分類されるか知っていますか?

また、インプットとアウトプットどちらを重視して勉強しているでしょうか?

「ちょっと待って、そんなこと聞かれても分からない!」

という方でも大丈夫!

まずは、インプットとアウトプットの違いをみていきましょう。

インプットの勉強法とは

まずは、インプットの勉強法についてみていきましょう。

インプット【input】とは、「入力」を意味する英単語です。

元々はコンピュータ内部にデータを取り込むことを指していました。

転じて、現在では「知識を得る」「体験する」ことを「インプット」としてビジネスシーンや学習シーンなどで使われるようになりました。

勉強においてインプットとは、知識を頭に「入れる」作業のことを指します。

具体例としては、次のような勉強方法が挙げられます。

・授業を受ける
・教科書や参考書を読む
・英単語、日本史用語を覚える

・勉強方法などを調べる

など

学校や塾などに通っている方にとっては、インプット勉強法はとても身近なものですよね。

授業を受けたり、こうしてブログを読んだりすることも、情報を頭に「入れる」ことなので、インプットに分類されます。

アウトプット勉強法とは

次にアウトプットの勉強法についてみていきましょう。

アウトプット【output】は、「出力」を意味する英単語で、「インプット(入力)」と対比する言葉として使われています。

勉強においてアウトプットとは、学んだ知識を活かして成果を「出す」ことを指します。

具体例としては、次のような勉強方法が挙げられます。

・問題を解いてみる
・習ったことを紙にまとめる
・学んだことを発表する

・友達に説明する

など

覚えたかどうか確認するためにも、チェックテストをすることがあると思います。

それは、頭に入れた情報を「出す」ことなので、アウトプットに分類されます。

記憶定着にはアウトプットが重要

普段の勉強において、インプットとアウトプットどちらの勉強方法が多かったでしょうか?

学校に通っている人は、授業を受ける=インプットの学習をしていることになります。

もちろん、インプットがない限りアウトプットはできないので、知識を入れることは非常に大切です。

しかし、記憶定着にはアウトプットが重要だと言われています。

アウトプットで記憶が定着する

アウトプットが重要な理由の1つに、脳の仕組みが関係しています。

脳はいらないと判断した記憶を消去してしまいます。

つまり忘れてしまうのです。

いらない記憶とは、つまり使われていない=アウトプットされていない記憶です。

頭に入ってきた情報でも、一度も使われなければ脳は大事な情報だと認識してくれません。

パデュー大学のカーピック博士も「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」と科学誌『サイエンス』で報告しています。

つまり覚えたいことはアウトプットすればするほど、記憶に定着されると言えます。

アウトプットのメリット

アウトプットは記憶定着に重要ですが、他にもアウトプットするメリットがあります。

それはアウトプットすることによって、知識を訂正することが可能になります。

間違って覚えていても、アウトプットしなければ間違って覚えていたことに気がつかないかもしれません。

「間違って覚えていた」「勘違いしていた」ということを認識し、正しくインプットし直すことにつながります。

また、アウトプットすることによって「忘れていた」事実に気づくことができます。

アウトプットできない、ということは忘れてしまったということです。

「忘れていたことに気づかない」ことが一番恐ろしいですよね。

インプットとアウトプットの比率を考えよう

インプットとアウトプットがかみあうことが、記憶定着につながります。

それでは、インプットとアウトプットは同じ割合で勉強すれば良いのでしょうか?

インプットとアウトプットの比率について、脳科学の研究ではっきりと示されています。

インプットとアウトプットは3:7がもっとも記憶を効率化する比率です。

インプットが3で、アウトプットが7です。

つまり、インプットの2倍以上アウトプットすることが、最も効率よく勉強する方法だと言えます。

しかし、単純に授業(インプット)を50分受けたから、アウトプットに100分使わなきゃいけない、というわけではありません。

アウトプットにかかる時間は個人差がありますが、アウトプットの回数に応じて、時間は短縮されていくからです。

極端な例ですが、友達の名前は考えなくてもすぐ呼べますよね?

完全に定着した記憶であれば、アウトプットするまでに時間を要さなくなるのです。

授業の受け方を工夫しよう

アウトプットをインプットの2倍以上することが記憶定着につながると言われても、いざ実践しようとすると難しいですよね。

普段からアウトプットを意識することで、もっと効率よく勉強できるようになります!

ポイントは、授業の受け方です!

みなさん、どのように授業を受けていますか?

先生が書いた文字をそのまま写している、先生が言ったこともメモしている。

授業中寝ずにインプットすることは大切です。

ただ、それだけではインプットだけになってしまうので、もう一工夫してみましょう。

習った内容を、自分の言葉で書く!

これを意識して行うことで、インプットとアウトプット両方同時にできます。

インプットとアウトプットを同時に行うことも、記憶定着に効果的だということが分かっています。

最強の勉強法を実践しよう|まとめ

勉強において、インプットとアウトプット両方が大事だと分かりました。

また、アウトプットに重きを置いて勉強することで、より効率的に記憶に定着させることができます。

今から少しずつアウトプットを意識して取り入れて勉強し、志望校合格を目指しましょう!

ただ、一人では中々勉強できない時もありますよね。

勉強していてもなかなか成績が上がらない、それは、あなたの理解力や努力不足のせいではありません。

自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まるとは思いませんか?

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