勉強中でどうしても眠い時には?睡魔の原因と対処法を解説します
勉強をいざ始めようと思っても、「眠いから集中できない」等の問題を抱えたことはありませんか?
この記事では、そんな睡魔の起こる原因から授業中、勉強中の睡魔対策について解説していきます!
睡魔の原因
授業中、勉強中何をしていても襲い来る睡魔は何が原因なのでしょうか。
まずは睡魔の原因として挙げられる3点をお話ししていきます。
人間の睡眠リズム
まず一つ目に挙げられるのは、脳の「睡眠・覚醒リズム」です。
そもそも人間にとって、睡眠とは「心身の回復」「脳を休息させる」「記憶の整理」等、様々な役割があります。
その中で睡眠をコントロールする要素の中の一つに、脳の「睡眠・覚醒リズム」というものが存在し、人間は起床してから8時間後と22時間後に自然と眠気を感じるように出来ているのです。
特にお昼過ぎに強い眠気を感じることがあるかもしれませんが、それは気合や我慢しなければならないものではなく、自然に起きるものなのです。
だからと言って勉強のためにお昼過ぎにずっと眠るわけにはいかないので、これから話すあることを実践する必要があるのです。
脳に酸素が足りていない
皆さんが眠くなる時、窓を閉めっぱなしで空気を換気していなかったことはありませんか?
人間にとって酸素はとても重要なので、身体に行き渡らなくなり体内の二酸化炭素濃度が高まると、眠気を強く感じるようになってしまいます。
睡眠不足
最後は、単純ですが睡眠不足が原因に挙げられます。
夜中までスマートフォンを触っていたり夜遅くまで勉強を行っていると、夜の寝付きも悪くなり翌日にその寝なかった分の睡魔がやってきます。
特にスマートフォンなどの液晶の光は目と脳に強い刺激を与えるものなので、夜の眠気を飛ばしてしまい睡眠不足に繋がります。
授業中の睡魔対処法
それでは、具体的にどのような睡魔対策があるのか解説していきます。
まずは授業中に睡魔を感じたときは、一体どうすればいいのか対処法を教えます!
短時間、息を止めてみる
まず手っ取り早く行えるのが、この「少しの間、息を止めてみる」という方法です。
もし眠気を感じたら、いったん息を吐いてから呼吸を止めてみましょう。
なるべく自分が苦しくなるまで行うと良いです。(もちろん顔色が悪くなるまで止めるのはNG)
このように呼吸を止めることで、脳が酸素を必死に得ようとするので息を吸ったときにすぐさま脳に酸素が送り込まれます。
先程解説したように、体内の二酸化炭素濃度を高めない為にもこの方法が有効なので、眠気を感じたときに行ってみて下さい。
この際、大きく深呼吸することでも同等の効果があるのでお勧めです。
ツボを押す
次に紹介するのは、眠気を飛ばすツボです。
人間の体には血行を良くし眠気を飛ばすツボがいくつかあるので、ご紹介していきます。
まず一つ目は、合谷というツボです。
こちらは手の甲にある親指と人差し指のまたの間で、骨が合流するところからやや人差し指側にあります。
二つ目は、百会と呼ばれるツボです。
このツボは、目の中間と左右の耳を結んだ交差点の位置にあります。
どちらのツボもあまり強く押さず、指の腹で痛くない程度の強さで押しましょう。
身体を軽く動かしてみる
授業中なので、いきなり立ち上がってストレッチをすることはもちろんOUTですが、同じ体勢のままでいると肩や首回りの血の巡りが悪くなり、眠気を引き起こします。
全身のストレッチはできないので伸びを軽くして体勢を少し変えてみたり、足首や手首を回したり小さく身体を動かすだけでも、睡魔対策になります。
特に手足の指なら動かしても授業中に目立つことはないので、手足の指をグーパーしてみたりするだけでも、良いストレッチになり眠気を吹き飛ばすことができます♪
勉強中の睡魔対処法
次は、勉強をしている際に襲い来る睡魔への対処法です。
家での学習は特に授業の緊張感などもない分、眠気を感じることが多いかもしれません。
なので、ここでご紹介する3点を是非参考にしてみて下さい!
仮眠をとる
まずは、「仮眠」です。
先程もお話ししましたが特に睡眠不足が慢性化している方は、勉強をしていても全くが入らないかもしれません。
こういった時は、仮眠をとってしまうことが有効です。
適度な仮眠をとることで脳をすっきりさせ、眠気のないまっさらな状態で勉強に向き合うことができます。
しかしこの際睡眠時間、寝る体勢の2点に注意しましょう。
あくまでも仮眠なので睡眠時間は15~20分を目安にし横になるのではなく座るか、机に伏せて眠りましょう。(しっかり目覚ましのセットも!)
勉強の教科を変えてみる
次にお勧めなのは、眠くなったら勉強の科目を変えてみるということです。
人間なら誰しも同じことを続けていると飽きてしまい、そのまま眠くなってしまうので、眠気を感じたら、今までやっていた勉強とは異なる科目に変えてみましょう。(ex.英単語→数学、社会→古文単語)
リフレッシュできることを行う
最後にお勧めなのは、リフレッシュできることをするということです。
このリフレッシュは、人によってそれぞれです。
例えば「洗顔をする」「歯磨きをする」というのもミントの刺激でリフレッシュできますし、軽い運動やウォーキング、ランニングの方が好きな方はそれを行ってみるのも良いでしょう。
さらに冷えた飲み物を飲んだり、冷却シートを首に張ったりすることも眠気覚ましに効果的です♪
まとめ
どんな方でも、勉強中や授業中に眠気を感じることがあるかと思います。
先ほど話したように、その眠気の大半の原因は睡眠不足が挙げられます。
夜が明けても勉強を行っていたり、昼夜逆転に近い生活を行っていると勉強に対する集中力も欠けてしまいます。
受験勉強は行ってきた勉強だけでなく、生活習慣も大きく成績に関わることを忘れずにこれから頑張っていって下さいね!
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾にご相談ください。
無駄な勉強時間を無くし進路の幅を広げる、そんな「勝ちグセの付く勉強法」をお教えします。
▼他の記事はこちらから▼