音読は受験勉強の効率を上げる?音読がもたらすメリットとは?

みなさんは受験勉強の時に「音読」を利用したことはありますか?

小学生の頃に宿題でやったくらいではないでしょうか。最近、「音読」の効果がすごいことが分かってきました。

一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

今回は「音読」について解説していきたいと思います。

音読とはどのような勉強法?

一般的に「勉強をする」というと、テキストを読む、書いて覚える、リスニング式で覚えるなどの方法を思いつきます。

これらは「目で覚える」「手を動かして覚える」「耳から覚える」という、いわば単調な刺激による記憶法です。

そのため長い時間続けていると飽きやすく、ただ見ているだけ、書いているだけという「作業」になりがちです。

これらに対し「音読勉強法」は、目で文字を追いながら声に出して読むという方法です。

目と耳、そして発声という3つの刺激によって記憶をおこなうことで、脳にたくさんの刺激を与えることができます。

脳は刺激が多いほど記憶容量がアップする性質があります。

いつもの勉強前に音読をおこなうだけで、音読した内容を覚えやすくなったり、音読後の学習効果がアップしたりといった効果が得られると言われています。

音読がもたらすメリットとは?

それでは音読がもたらすメリットとは何でしょうか。

いくつかあるので順番にみていきましょう。

記憶力がアップする

音読は通常の読み方に比べて、脳に記憶されやすいという特徴があります。

音声にして読み上げるということは、きちんと文章を認識しないと出来ることではありません。

流し読みだと必要な情報や興味のある情報しか認識できないのですが、音読は声に出して読み進める事になるので、見落としが少なくなります。

さらに音読は一度認識した文章を復習する効果があります。

目で観て頭の中にインプットした文章を、声に出してアウトプットし、そしてさらに耳で音声として再認識します。

また間違って発声してしまうと気づくことができます。要するに一度にテストをしているようなものです。

誰でも興味がある分野の事や調べものであれば、黙読だけでも記憶に残ってくれるものですが、知らない知識を学ぶ勉強のような時こそ、音読と相性が良いと言われています。

集中力がアップする

音読をすると集中力がアップします。

これは記憶力がアップする事とも関係しているのですが、特に興味のないジャンルの勉強に効果があります。

大好きな書籍やマンガを読むときは、誰もが楽しみながら読んでいるので、それほど集中することは難しくないのですが、苦手な勉強となるとストレスを感じた脳が無意識に他のことに意識を向けさせようとしてしまいます。

テレビやラジオでも同じですが、目で文章を追って黙読をしてはいても、頭の中で別の事を考えているとほとんど記憶に残りません。

人によっては図書館やファミレスのようなところの方が勉強しやすい事がありますが、これも意味のない雑音だからこそ、あまり気が散らない傾向があります。

音読をすると集中力がアップするのは、周囲の誘惑をシャットアウトする効果があるだけに、自宅のような誘惑(好みの物)が多い環境でも気が散りにくくなってくれます。

声に出して文章を読み進めるという行為は適当には行えないだけに、脳が無意識に他の事を考えてしまうのも抑えられます。

速読効果がある

音読に慣れてくると、通常の読書の時の読むスピード(黙読)もアップします。

多くの人は頭の中で文章を読み上げながら(音声認識)、本を読み進めていきます。

頭の中で音声に変換させるスピードは、実際に声を出して読むスピード(音読のスピード)の最高速度に近くなります。

要するに音読のスピードが上がるほど、黙読のスピードも上がる効果があります。

この速読の効果を引き出す為の音読のコツは、声に抑揚をつけないことです。

音読は誰かにはっきりと聞かせるように声にだす必要はありません。

脳トレ効果がある

読書そのものにも脳トレ効果があると言われているのですが、音読をするとより脳の前頭前野が活発になることが確認されています。

黙読は「目からの入力→記憶」のツーステップですが、音読は「目からの入力→記憶→発声→音声認識」とかなり複雑な作業になります。

実際に様々な研究でも音読をすることによる脳の活性化が認められています。

そもそも読書をする習慣のある人は認知症になりにくいとも言われていますが、音読はよりその効果を高めてくれます。

また音読で声に出すことで読めない漢字などに気がつくきっかけになります。

黙読だと何となく字面だけで理解しようとしてしまいますが、声に出す事で読み方を意識するきっかけになってくれます。

抗うつ作用がある

音読をすると脳内に「セロトニン」という物質が分泌されやすくなると言われています。

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、不足すると鬱になりやすいと言われています。

セロトニンは達成感が得られたときなどに多く分泌されるのですが、なんと音読でも効果が認められています。

音読によって話し方がスムーズになるようなメリットもあるのですが、セロトニンが分泌されて身体の内側から心地の良い気持ちになり、落ち着いて話せるようになっていきます。

唾液が増える

音読をすると自然と唾液が多く分泌されます。

唾液にも様々なホルモンが含まれており、唾液の分泌が少なくなってくる高齢者ほど、様々な影響を受けてしまうのですが、音読をするだけで唾液が増えて口内環境が良くなる傾向があります。

唾液が少ないと口の中が乾燥するので虫歯や歯周病になりやすく、空気中の汚れやウイルスも侵入しやすくなってしまいます。

唾液が増えると口内環境が良くなるだけでなく、消化吸収を助ける効果もあります。

さらに様々なホルモンが多く含まれているので、唾液を多く飲みこむことでメンタル面にも好影響があるとも言われています。

小顔効果がある

音読を続けると様々な顔の筋肉を刺激する事になり、血流やリンパといった体液の流れを促し、顔のむくみが解消されたり、血色もよくなっていったりします。

エステなどでフェイシャルマッサージを行ってもらうと顔がスッキリするものですが、音読は自らの筋肉を刺激する事で同様の効果が期待できます。

音読をする事で積極的に口周りの筋肉を刺激する事になり、小顔トレーニングのような効果が期待できます。

音読をするときのポイントとは?

どのような時にどのように音読をするのが良いのでしょうか。

音読をするときのポイントがあります。みていきましょう。

いつもの勉強前に音読を15分やってみる

音読をすると脳が刺激され、どんどんやる気が湧いてきます。

勉強に取り組む前に音読を15分程度おこなうと、その後の勉強に集中しやすくなるのです。

いわば、運動前の準備体操のようなものと思ってよいでしょう。

音読をする内容は、資格勉強の重要単語や公式、条文など何でもかまいません。

覚えたいものを「音読リスト」に書いておき、繰り返し音読しやすいようにしておくと便利ですね。

机以外で音読をしてみる

音読は机でももちろんできますが、家のトイレやお風呂、外など、どんな場所でもできます。

このような場所で音読をおこなうと、視覚や嗅覚、触覚などが同時に刺激されるため、脳にとって良い刺激となるのです。

脳の働きが活発になれば、記憶の定着率が大幅にアップします。

いつも同じ場所ではなく、色々な場所で音読をしてみましょう。

耳栓やイヤホンを活用してみる

音読をするときさらに記憶定着率を高めてくれるアイテムが、耳栓やイヤホンです。

耳をふさいで音読をすると、周りの雑音がカットされて自分の声だけに集中しやすくなります。

また、テキストや参考書を読むときは、文字を指でなぞりながら読む方法も効果的だといわれています。

こうすると今どこを読んでいるのかが認識しやすくなるので、読み飛ばす確率が減るのです。

音読を利用して受験勉強の効率を上げよう-まとめー

音読にはたくさんのメリットがあることが分かりましたね。

今までの受験勉強では音読をしていた人は少なかったのではないでしょうか。

これからは音読も上手に利用しながら受験勉強を効率良くするようにしてみてください。

このように勉強のコツを知るということは勉強の成果が上がることに繋がり、その結果、志望校合格への近道となります。

桜凛進学塾では、このように成果が上がる勉強の仕方を、生徒さん一人一人に合わせて丁寧に指導しています。

部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。


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