【受験生必読】間違いノートを作って点数アップを狙おう!

受験勉強に限ったことではありませんが、自分が模試や学校のテストで分からなかった問題に対して放置してしまうのは良いことではありません。
必ず解き直しをする事で見直しが必要です。
しかし、また同じような問題でつまづいてしまった、分からなかった…という経験をした事がある方は必読です。
間違いノートを作ることで、何度も繰り返してしまうミスや自分の不得意を解消できます。
ノート作りと意気込む必要はありません。ここでご紹介する方法を実践し、試験直前に見直せるような自分だけのノートを作りましょう。

作り方その①

ノートの作り方は様々ですが、ここでは簡単なノートの作り方2つご紹介します。
まずは作り方その①をご紹介します。

問題をコピーして貼り付ける方法

1日自分が勉強したもの、もしくは既に終わっている模試や定期テストで間違えた所の問題をコピーします。
それをノートの見開き左側に貼り付けます。
右側は解き直しスペースです。
自分は何を間違えたのか、どこが分かっていなかったのかを右側に書き出しておきます。
コピーし貼り付けた問題に書き込みはしないこと。
何故なら、また後日解く必要があるからです。
右側上部に以下の事をメモしておきましょう。
① いつの模試?テスト?だったか、日付や「第○回判定模試」等と書く。
(回答はノートに貼り付けていない為、いつのテストだったかを記載しておかないと解答解説が探せなくなる)
② 簡単なマスを3つから4つ作っておき解き直し日を記入する。
(解き直しは一回ではなく、解き直した一週間後、一ヶ月後にもやってみる)
問題がたまってきたり、一度解き直した問題から一週間程度経った頃にもう一度解き直しをすれば知識が定着します。

作り方その②

もう一つノート作成方法をご紹介します。

メモ書きを羅列していく

問題をコピーするの面倒…という人におすすめの方法がメモ書き羅列方法です。
毎日の勉強中勉強した後に、間違いノートへ、その日間違えた知識的な内容を箇条書きで書きためていきます。
日付を必ず入れ、問題解く時に分からなかった語句や英語表現、歴史の年表等、どんなことでも列挙していけば良いのです。
自分が何を間違えたのかメモ書き程度に記せると尚良いと思います。
ここでは、『間違ノートをきれいに作らなくちゃ!』と意気込む必要はありません。
最低限、自分が後で見返せる程度の字で大丈夫。
分からないもの簡単に書き留めておいた、ぐらい軽い気持ちで作れます。

付箋紙や色ペンは自由

例えば、①方法でノートを作った時、いまいち理解が出来芸ないな自覚しているページに付箋を貼り付けておいたり、直した自分の解答は青ペンで書き、注意事項は赤ペンにするといった自分なりの決まりを作って見やすくするのも有効です。
ペン使いも、後で赤シートで隠して言えるようにするために、オレンジや黄色で書き込むというのもありだと思います。

ノートのきれいさを求めない

色ペンや付箋を使って見やすくしたりまとめ方自分なりに工夫するのは悪いことではありません。
気を付けることは、間違いノート目的が、『きれいなノートを作成する』事ではない点数です。
ノートがきれいに作成出来て自己満足するよりも、ノートに書き留めた内容が理解できていることが肝心です。

活用方法

実際に作成した間違いノートをどのように活かせば良いのか、参考例をご紹介します。

普段から確認できるツール

例えば、寝る直前に間違いノートをさっ見直したり、隙間時間にノートを開いたり、間違いノートを常に眺める事で、「間違いを忘れない」状態が作れます。
同じミスを連発しない様に、間違いノートを繰り返し目を通すことで意識づけが出来ます。人間はすぐ忘れてしまうのが普通です。間違いも、意識して着目しないと忘れ去られてしまうもの。間違いノートがあることで忘却を回避出来ます。

試験直前の確認ツール

間違いノートは精神的な安定にも役立ってくれます。
緊張しているテスト前には間違ノートを開いて見直しします。
もちろん、ノート内容を理解していることが大前提ですが、「自分はここまでやってきたんだから大丈夫」と背中を押してくれる大切なノートなります。

間違いノートのメリット

自分が出来なかった問題だけにフォーカスした間違いノートは、見直し用として有効なだけではありません。
作成過程で自分をブラッシュアップ出来るメリットが隠れています。

自分の弱点が分かる

間違いノートのメリットは、ズバリ、自分の弱点に気づける、という事です。
問題を間違えた原因は人によって様々です。
問題そのものが理解できていなかったのか、分かっていたけど時間が足りなくて出来なかったのか、計算や記述にケアレスミスがあったのか、等々、自分がひっかかった理由を明確に出来る利点があります。
そこをリストアップしてしっかりと向き合っていくうちに、自分の弱点が見抜けるようになるのです。
◎苦手な単元がハッキリしてきた
◎計算が遅いから時間が足りなくなることが分かった
◎覚え間違いが多いことが判明した
◎記述の文章構成力が足りない
これらの弱点が見えてきたら対策もピンポイントで行うことが可能なります。

全てを完璧にする必要がない

受験勉強をしていると、あれもこれやらなくちゃ…と頭がパンクしそうになりますよね。
特に試験直前ともなると、気持ちばかりが焦ってしまい、最悪何もてにつかない状態に陥ることも珍しくありません。
間違いノートに書き出したものは「自分が今までにつまづいた問題」のみです。
参考書や問題集を見れば、膨大なページ数に圧倒されますが、つまづいた箇所のみ理解力を高めておこうと思えば試験直前でも落ち着いて勉強に向き合うことが出来ます。
完璧に全てを網羅する必要はありません。
二度と同じ間違いはしないという点だけ意識するだけでも成績向上に繋がります。

ノート作りは無駄?

ノートをまとめる事は無駄!とい声をよく耳にします。

ノート作りは無駄だ考える人は、具体的にどんなことが無駄だと結論付けているのでしょうか?

「ノートにきれいにまとめたのにテストの点数が上がらない」

「ノートに書き出したにも関わらず覚えていない」

といったように、ノート作りと一言で言っても、ちょっとした落とし穴があるようです。

それを具体的に解説していきたいと思います。

ノートをまとめる=わかったつもりになる

授業中に書いたノートやプリントをノートに改めて書き直し、まとめていく事は決して悪いことではありません。

しかし、その書き出したノート内容は、アウトプットできて初めてテストや成績に繋がっていきます。

きれいにノートにまとめて、勉強したつもり、分かったつもりが落とし穴。

そのノートの内容、しっかりと理解できていますか?

聞かれた質問に答えられますか?

ノート作りは時間がかかります。時間をかけて丁寧に書き出したノートの内容がちっとも頭に入っていなかったというのでは本末転倒&非効率ということになるのです。

間違いノートは簡潔に

まとめるためのノートではなく、自分がテストや問題集で間違えた所、また、模試で躓いた所のみをコピーしたり箇条書きに書き出したりするのが『間違いノート』です。

内容まとめノートではありませんのでご注意を。

時間をかけてきれいにまとめあげる必要はありません。

それで達成感を得ても、意外と頭の中には何も残っていない事が多いから、『ノートは意味がない』という認識なってしまうのです。

あくまで時間をかけず、ピンポイントで効率よく間違いを正しく理解し、次に同じ失敗を繰り返さない為のノートであることを意識しましょう。

 

まとめ

間違いノート作り方や活用方法、メリットをご紹介しました。
きれいに美しく仕上げるのがノートではありません。
基本的にノートは、授業や参考書で得た内容を書き出し、後で自分がそれをアウトプットできるようになる為に書くものです。
そのノートを自分が間違えた箇所のみで埋めることによって、頭の中を修正し、定着に繋げることが出来るので、是非作ってみてください。

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