受験生は風邪をひいても勉強すべき?予防策や対処法を紹介!

受験生としては、少しでも多く勉強したいですよね。

もし受験勉強中に風邪をひいてしまったら、休まず勉強をするべきなのでしょうか?

また風邪を引いた時に定期テストや模試があった場合、受けにいくべきなのでしょうか?

今回はそうした風邪に関して考えていこうと思います!

風邪を引いた時の対処法や風邪の予防策についてもご紹介します。

風邪を引いたら休むべし!

受験生は毎日の勉強の積み重ねが大事なので、風邪をひいてしまっても「自分が勉強していない間に、ライバルたちは勉強している」と考えてしまい、少し体調が悪くても「勉強しなきゃ…!」と思ってしまいますよね。

しかし、もし受験勉強中に風邪を引いてしまったら、無理せずに休みましょう!

熱があると頭が働かず、勉強しても内容が入ってこないで勉強効率がかなり悪くなってしまいます。

計算問題もケアレスミスしやすくなり、暗記系の勉強はほとんど身に付きません。

とにかく長引かせない

風邪を引いた時は、とにかく長引かせないことが大切です。

風邪を引いている時に無理に勉強しても、体調を更に悪化させてしまうことになります。

「ライバルと差がつく」と思っても、半日~1日くらいでは受験結果に大差はつきません。

それよりも、早く風邪を治すことを考えましょう。

一般的な風邪の場合は、症状のある期間が7日〜10日と複数の研究で報告されています。

体調不良が長引くと、結果的に勉強時間がなくなってしまいます。

風邪を長引かせないようにしっかり休み、回復してからまた勉強に取り組みましょう。

風邪を早く治す方法

風邪を引くとネガティブになってしまい、勉強できないことに焦りと不安を感じてしまいます。

そんな時は早く風邪を治すことに専念しましょう。

風邪を早く治すカギは「睡眠」「水分」「ビタミンC」の3要素です。

睡眠時間を十分に確保

重要なのは、睡眠時間を十分に確保することです。

良質な睡眠を長くとることで免疫力が高まり、風邪のウイルスを素早く撃退することができます。

また、体温が上昇すると免疫力が高まるので、体を暖かくして寝るようにしましょう。

寝ている間の加湿器も有効です。

よく、朝目覚めたときに喉が痛い、ガラガラする…といった症状がみられる場合は、

部屋が乾燥している可能性が高いです。

加湿器をたいて部屋の湿度を一定に保つことで、喉や鼻の粘膜も潤います。

水分補給

風邪をひくと発熱や発汗のため脱水しやすくなります。

水分補給に気を付けたいところですか、むやみに水分をとればいいというわけではありません。

一気に飲むのではなく、少しずつ飲むようにしましょう。

体を冷やさないように、できれば常温の水を飲むのが良いです。

また、風邪の時にはミネラルが不足しがちになるので、経口補水液やスポーツドリンクを飲むのもおすすめです。

ビタミンCが最も有効

風邪に最も有効な栄養素と言われているのがビタミンCです。

ビタミンCを積極的にとることで、風邪の治りが早くなったという報告もあります。

ビタミンCは野菜や果物に多く含まれているので、風邪を引いた時には野菜や果物をたくさん食べると良いでしょう。

野菜が一度に摂れて、野菜から出た栄養分も汁で同時に頂ける鍋なら、体も温まっておすすめです。

お味噌汁も同様、体を温めたり、アミノ酸を摂取出来たり、免疫が下がっている時にもってこいです。

風邪を引いても受けるべき?

学校の定期テスト前や模試の前に風邪を引いてしまった場合、多少無理しても受験した方が良いのでしょうか?

また、大学受験本番に風邪を引いてしまった場合はどうするべきなのでしょうか。

それぞれの場合について考えていきたいと思います。

定期テスト

学校の定期テスト前に風邪を引いてしまった場合は、別日に試験を受けられるかどうか学校に確認しましょう。

定期テストの結果は評定に大きく関わってくるため、テストを受けないことで評定が下がってしまう可能性があります。

推薦入試などで評定が合否に直接関係してくる場合は特に注意が必要です。

別日にテストを受けられる場合は、無理せずに休み、万全な体調で試験に臨んだ方が良い結果が出ます。

また、評定が関係ない場合は無理して受ける必要はないでしょう。

テストを受ける場合、定期テストのための勉強は体調をみながら無理しないようにしましょう。

模試

模試は今の自分の実力を測るために必要なものですが、風邪を引いてしまった場合は無理して受ける必要はありません。

模試を通して自分の苦手な部分を知れるメリットはありますが、模試を受けたかどうかや模試の結果が直接合否に関係することはありません。

また模試は定期的に受けることができるので、次の模試を受けることに気持ちを切り替え、体調が悪ければ休むことを優先しましょう。

受験本番

万が一、受験本番で風邪を引いてしまっても、諦めずに受けに行きましょう!

体調不良により実力を発揮できず合格の可能性が低くなってしまうかもしれませんが、不合格が決まったわけではありません。

そもそも受験しなければ、合格する可能性すらなくなってしまいます。

ただし、場合によっては受けに行けない時もあります。

大学共通テストであれば「追試験」という制度があります。

追試験は一般的に難しいと言われており、出来れば本番で受験したいものですが、体調をくずしてしまったのであれば仕方のない事ですね。

万が一インフルエンザや新型コロナウイルス、ノロウイルスにより受験できない場合は追試験を受けられます。

自分の志望校では「体調不良で試験を受けられない場合、別日に受けることができるのか」を事前に確認しておくと、いざという時に慌てずにすみます。

万が一のことを考えて確認しておくと良いでしょう。

風邪予防にはこれ!

どんなに気を付けていても風邪を引いてしまう時がありますが、風邪予防をしないことに越したことはありません。

大事な場面で風邪を引いてしまうと「自己管理がなっていない」と判断されてしまう場合もあります。

受験本番で最大限の力を発揮するためにも、普段から風邪予防をしっかり行い、風邪を引かない体づくりを心がけましょう!

特に受験直前は風邪だけでなくインフルエンザなど様々な病気が流行する時期です。

体調管理や予防法は勉強と同じくらい大切と言っても過言ではありません。

最後に、風邪の効果的な予防法をご紹介します。

マスク・手洗い・うがい

マスクや手洗い・うがいをすることで、ウイルスが体内に侵入することを防ぎましょう。

風邪を引いている人がウイルスのついた手で触れたものを触ってしまい、その手で鼻や口に触れるといったルートで感染する場合がほとんどです。

手で鼻や口に触れる前に、石けんで手洗いすることを忘れないようにしましょう。

また、家族が風邪を引いてしまったときは、タオルを別々にする対策をとると、家族間の感染を防ぐことができます。

風邪を引かない体づくり

当たり前のことですが、健康的な生活を心がけることが風邪予防で1番大切なことです。

受験勉強に集中しすぎて、食事が偏ったり、睡眠時間が短くなってしまったりすると免疫力が落ちていってしまいます。

免疫力を高めるためにも、早寝早起きやバランスの良い食事をとることを心がけましょう。

また、風邪の予防を高めるためには、ビタミンが有効です。

以下のビタミンをバランス良く取り入れましょう。

ビタミンC:体の免疫システムに欠かせない栄養素の一つ
ビタミンB1群:体のエネルギー生産に必要
ビタミンB2・B6:鼻やのどの粘膜を強化する働きがある

また、ウォーキングなどの適度な運動で、風邪に負けない体力をつけることも大切です。

過度な厚着をしない

寒くなるとついつい着込んでしまいがちですが、過度の厚着は体温調節能力を低下させ、抵抗力を弱めてしまいます。

気温の変化に皮膚や粘膜が順応できるように鍛えることが大切です。

温かい室温と寒い屋外の気温に合わせて、こまめに脱ぎ着しましょう。

ただし、体調がすぐれない時や、風邪にかかった時は温かい格好になり、汗をかいたときは速やかに着替えましょう。

身体を適度に温める

身体を過度に温めないようにするにはこまめな衣類の着脱が効果的ですが、身体を内側から温めて免疫力を上げることも大切です。

例えば、生姜湯やシナモン紅茶、葛湯等を勉強の合間に飲んだり、根菜を積極的に摂取したりすることをオススメします。

また、部屋を適度に加湿するのも快適な空間を保つ良い方法です。

湿度を60%程度にします。

湿度が低くなると、粘膜が乾燥し、ウイルスに感染しやすくなるため注意が必要です。

 

風邪を引いても焦らなくて大丈夫―まとめ―

受験生は勉強をせずに休むことに焦りや不安を感じてしまうと思いますが、体を休めて早く回復することが一番大切です。

風邪を引いてしまうと、ネガティブになってしまいがちですが、発想を転換し「今はゆっくり休める良い機会だ」と思い、治すことに専念しましょう。

「勉強できなかった分、取り返すぞ!」という意気込みも持てれば、今まで以上に集中して勉強に取り組めるでしょう。

感染リスクを下げるオンライン授業

移動中の電車の中や生徒がたくさん集まる教室などは、人が密集してしまうのでどうしても風邪の感染リスクが高まります。

感染リスクを少しでも下げるためには、塾をオンラインに変えることも1つの有効な手段です。

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