テスト勉強に集中出来ない時はどうする?対策を知っておこう

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テスト前の勉強、集中しなくてはいけないのになかなか出来ない、気が散ってまい勉強の内容が頭に入ってこない…このような経験はありませんか?

集中しなくてはいけないと思えば思うほど焦りばかりが先行してしまい、時間が無情に経過していく…これは非常に不安な気持ちになります。

そのような時に、少しでも前向きに勉強に取り組み、集中力を持続する為のきっかけになる方法があります。

ご紹介する中で自分に合った方法を探して役立てて下さい。

集中出来ない理由は?

まず、なぜ集中することが出来ないのかを客観的に考えてみましょう。

理由は個人差がありますが、概ね以下のような原因があると考えられます。

睡眠不足

十分な睡眠時間を確保する、これは、特にテスト前等で追い込みの勉強をしている時は難しいものです。

しかし、睡眠不足が慢性化すると、身体に様々な悪影響を及ぼし、疲労が蓄積されて体調不良を引き起こしてしまいます。

スポーツで筋肉を使うのと一緒で、勉強は脳をフル回転させます。

一見座っているだけのように感じますが、実は相当なエネルギーを消費しているのです。

睡眠を取ることによって定着する知識もあるため、睡眠不足で頭がボーっとしている状態で新たに勉強を進めようとしても一向に捗らないのは、至極当然の生理現象なのです。

睡眠不足は食欲減退にも繋がります。

食事から栄養十分に摂取出来ないとなると、脳に必要な栄養分もとり損ねる恐れがありますので注意しなければいけません。

睡眠不足が起因して様々な影響を及ぼし、集中力を保つことが出来ないといった状況は特にテスト期間中ではありがちです。

理想はテスト前でもしっかり睡眠時間が確保できるように、普段から継続的に学習は行っておくことをおすすめします。

スマートフォンやTV

勉強中、スマートフォンを近くに置いていませんか?

ついつい手に取ってしまい、ラインを確認してみたり、少し動画を見てしまったり、便利さ故に少しの時間でも手に取る事が出来て習慣となってしまいます。

スマートフォンやTV、漫画等もそうですが、時間を決めて見るというよりも、何となくだらだらとみてしまったり、勉強中しながらつい手が伸びてしまったりという行為が集中の妨げになるのです。

勉強と勉強の合間に休憩としてスマートフォンを手に取り、ちょっとだけゲームを。。。となると、なかなかゲームを終わらせることが出来ず、だらだらとゲームをし続けてしまった経験はありませんか?

人間、楽な方に簡単に流れてしまいますので、楽しい休憩時間は『もうちょっと、もうちょっと』と延び延びになり、手を止めてもう一度勉強に戻る事がおっくうになるのです。

勉強する時間帯やその間の休憩時間は完全にスマートフォンをないものとして、親に預けたり見えない場所へしまいこんだりして、自分が誘惑に負けない準備を自らすることがとても大切です。

集中するための方法は?

では、集中するためにはどうしたら良いのでしょうか?

様々な方法がありますが、全てに共通している点は、少しの『きっかけ』や『変化』が大切だということです。

大袈裟な事を意識する必要はありません。

きっかけ作りとして自分に適当なものを実践してみて下さい。

姿勢を変える

目覚め

集中力が切れてしまった時の姿勢に変化をつけます。

例えば、椅子に座っている状態で集中力が切れた場合は、椅子から立ち上がって背伸びをしたり、飲み物を取りに移動したり身体を動かす行為を挟んでみて下さい。

単純に血の巡りが変わりますのでリフレッシュ出来ます。

『集中力が切れたら壁逆立ちをする』という人もいます。これも、頭部の位置が変わりますので身体が凝り固まった状態から解放されるのかもしれません。

逆立ちしたことがない人がこれを実践する必要はないので、背中を反らせてみたり、腕をぐるぐる回してみたり、体制の変化を意識してみてください。

科目で変化をつける

勉強している科目を思いきって変えてみましょう。

気分や思考を変えるという意味もありますし、手元を動かす(計算を書く、漢字を書く)科目や、音読が有効な科目(英語長文)に切り替えるこというのも、集中力を低下させないポイントです。

書くことで手を動かしたり、読むことで五感を使ったりという事が、新たに集中する為のきっかけになることがあります。

自分の好きな教科に手をつけるのも有効な手段です。

勉強に気持ちが乗らなかったり、集中していない自分がいたり、そういった時は自分が得意、または好き苦にならない教科に取り組むことで、一時の集中力欠如を復活させる事ができます。

しっかりと休息を取る

寝ている人

集中できない理由が、明らかに『睡眠不足』や『体調不良』であると自分で自覚がある場合は、仮眠を取り、休息することをおすすめします。

やみくもに頭に詰め込もうとしても、逆効果です。

やればやるほど覚えていない自分に嫌気がさしてしまい、勉強意欲にまで影響を及ぼしてしまいます。

 

自分なりのルールを決める

勉強を始める時=自分が決めた行動パターンを実践

これが習慣化出来ると強いと思います。

具体的に説明していきたいと思います。

習慣化出来るルールを決める

『この行動を行った後は勉強スタート』といった自分ルーティーンを決めます。

実際に実践している人の事例をいくつか挙げてみますので、参考にして下さい。

  1. 顔を洗ったらすぐに勉強を始める。集中力が切れたらまた顔を洗う。再度集中力が切れたら歯磨きをする。集中力がきれる度に洗面所へ行く行為を繰り返した。
  2. 勉強スタート時に流す音楽を決めていた。その音楽を聴きながら勉強を開始し、徐々に集中出来てきたら音楽を止めた。
  3. コーヒーを作って飲んだらすぐに勉強に取り組んだ。
  4. 勉強机をアロマシートで拭いたら勉強開始。香りにも癒されて机に向かえた。
  5. 勉強の始まりは漢字練習』と決めていた。まずは毎日やる漢字学習ノートを広げるという行動を日課にして、そのルーティーンは崩さなかった。
  6. 部屋の換気を全開にした。窓を開け、カーテンも開けて光を取り入れて、空気を変えると、気持ちがリフレッシュ出来、改めて机に向かうことが出来た。
  7. 集中力が切れたと思ったらすぐに出掛けて図書館へ向かった。場所を変えると気分も変わる。

7つ事例として挙げてみました。どれもすぐに試せるような簡単な行動パターンであることが分かります。自分に合うやり方が見つかるはずなので、是非実践してみて下さい。

ハードルが高いことは避けると良いでしょう。

いきなり、『苦手科目からスタートする』とか、『最初の3時間は集中する』といった、膨大なエネルギーが必要だったり、漠然とした時間ルールを決めてしまうと、挫折しやすくなりますので注意が必要です。

まとめ

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勉強に集中できない時は、勉強に集中する為のきっかけ作りを意識的にすることが必要になります。

まずはしっかりと睡眠を取ることによって体調を整えましょう。

夜遅くまでスマートフォンを見ていることも睡眠不足に繋がります。

自分が集中できなくなった時の対処方法をいくつか持っておくと、きっかけ作りに役立ちます。

『集中しよう、集中しよう』と念じていても、効果は期待できません。

身体を動かしたり、自分の行動に変化をつけてみることが大事です。

日々の生活で、『この行動を取ったら勉強のスイッチが入る』といったルーティーンが習慣化していることも重要なポイントの一つです。

まだ、『自分の集中力対策』が決まっていないという人は、是非この機会に自分の集中力スイッチを入れる方法を確立してみてください。

テスト前だけ寝ずに勉強をして詰め込むという人もいると思いますが、それだと知識の定着も図れず、むやみに睡眠時間を削って身体を酷使してしまいます。

結果、集中力が保てない中で無理やり勉強をするという、非常に非効率的な勉強になってしまいます。

普段から計画的に勉強を進めることで、テスト直前の慌ただしさや睡眠不足を軽減することが可能です。

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