医学部を目指している人必見!受験勉強はいつから始めるべき?

医学部受験は、レベルの高い戦いになります。

医者になりたい…。と漠然と感じている方。医学部を目指すと決意を固めた方。具体的にいつの時期から勉強を始めるべきか、何の勉強をするべきか、悩んでいませんか?

今回の記事では、医学部受験についてご紹介します。是非、参考にしてみてください!

医学部の受験勉強はいつから始めるべき?

たくさんの参考書

結論から言うと、医学部の受験勉強はなるべく高校一年生から始めるべきです。以下では、その理由や具体的な勉強方法についてご紹介します!

高校1年生から始めましょう

医学部受験をする場合、なるべく高校一年生から勉強を始めるべきです。

はじめに、医学部合格者における浪人生と現役生の比率を見てみます。

国立医学部の現役率は、大体4割から6割。対する私立医学部の現役率は、1割から3割です。

この数字を見てわかる通り、医学部には現役生が圧倒的に少ない。

つまり、現状、現役生が圧倒的に不利な状況にあるのです。浪人生に追いつくためには、なるべく早くから勉強を始めることが必要になっていきます。

浪人生と比較して考えよう

例えば、浪人生が1日8時間以上の勉強を毎日続けたとします。

現役生のあなたは、浪人生が勉強している間、学校へ行ったり、部活へ行ったりする必要があります。

加えて、浪人生には、現役時代に積み上げたスキルがあります。そのため、現役生のあなたが勉強時間の面で浪人生を追いつくことは非常に難しいのです。

だからこそ、早め早めから勉強を積み重ねることが大切です。

高校1年生からの勉強内容

医学部を受験する場合は、早め早めの準備が必要であるということがわかりました。

では具体的に、どの科目を優先的に勉強するべきなのでしょうか。

まずは、高校1年生のうちに優先してやるべきことをご紹介します!

優先すべき科目

医学部入試の主な受験科目は、「英語+数学+理科2科目(物理、化学、生物)」です。

理科の2科目は、ほとんどの場合、「化学+物理か生物」を選ぶ方が多いので、物理と生物のどちらを取るかが大きなカギになります。

しかし、この理科2科目は、高校2年生に決めることが多いので、高校1年生のうちは英語、数学、化学に特化した勉強を行いましょう。

勉強のポイント

高校1年生で勉強するときのポイントは、「苦手科目を残さない」です。

医学部を受験するとなると、日頃から難易度の高い問題に触れなければならない印象があるのではないでしょうか。

しかし、医学部に限らず、受験勉強で最も重要なことは土台づくりです。

医学部受験ではむしろ、難しい問題を解くことができないことよりも、苦手科目を残してしまうことの方が致命的になります。

のため、高校1年生のうちから基礎を詰めることが非常に大切になっていきます。

医学部受験は他の受験と異なります。

苦手科目を得意科目でカバーできるという考え方は無くしましょう

高校2年生の勉強内容

高校2年生ではいよいよ、物理か生物を選択します。

またこの時点から、本格的に受験勉強を始める学生が急増します。

ここからは、高校1年生までの内容を全て網羅しているか、していないかで勉強内容が変わってくるので、分類してご紹介したいと思います!

高校1年生までの内容を網羅していない場合

はじめに、高校1年生までの内容を網羅していない場合の具体的な勉強方法についてご説明します。

もちろん、この時に、抜けている部分を徹底的に詰めなければなりません。

しかし何より重要なのは、どこから優先的に補完していくか、ということです。

結論から言うと、まずは、英語と数学に注力して勉強を進めてください。

なぜなら、理科2科目以上に、内容を習得するのに時間がかかるのがこの英語と数学だからです。

さらに、英語と数学の配点が高い医学部がたくさん存在します。

このことを考慮しても、まず英語と数学をなんとしてでもある程度のレベルまで完成させることが最優先事項となります。

高校1年生までの内容を網羅している場合

次に、高校1年生までの内容を網羅している場合です。

これは、本当に理想的な状況ですね。しかし、高校1年生までの内容で全く苦手科目や苦手単元のない学生は非常に限られていることと思います。

この場合は、高校1年生の時と同様に、これから勉強を始める理科科目で抜けを作らないようにすることが重要視されます。

また、それに加えて高校3年生で学習する内容を先取りしておきましょう。

ただしここで注意すべきことは、先取りにばかり気を取られないことです。

先取りをすることによって勉強量は急増しますが、それでも過去に勉強したことを定期的に復習して忘れることのないようにしてください。

高校2年生の冬までにすべきこと

高校2年生の冬までにやっておくべきこととして、医学部の過去問を1年分解いてみることが挙げられます。

この時、まだ志望校が決まっていない人も多いかと思いますので、自分の好きな大学の過去問を一つ解いてみることをオススメします。

もちろん、完璧に解く必要はありません。

ここで大切なのが、自分がどの程度の点数を取ることができるのか。どういう問題が解けてどういう問題が解けないのかをきちんと理解して、次までの目標設定をすることです。

これにより、モチベーションが上がるだけでなく、自分が次どこを目指せばいいのか。何をすれば良いのかが明確化されることと思います。

高校3年生の勉強内容

高校3年生はいよいよ、ラストスパートです!ここまで積み重ねてきたものを、最後どう活かせば良いのか。

ご紹介します!

受験に向けた本格的な準備を!

高校1年生から、基礎を積み重ねてきたことと思います。

今まで勉強してきた内容、全て理解できていますか?抜けているところや苦手な科目・単元は克服することができましたか?何より大切なのは、「基礎力」です。

まだの方は、本番までにここを詰めることを忘れないでください。

受験する大学の過去問は一通り目を通し、どこを重点的に対策するべきなのか。より点数を取るためには何をすればいいのかなどの具体的な戦略を立てるようにしましょう。

もちろん、受験する大学が増えれば増えるほど、対策しなければならない入試問題数も増えてくると思います。

そのためにも、計画的な受験勉強を心がけるようにしてください。

計画性のある勉強をーまとめー

成績UP

以上、医学部の受験についてご紹介しました。

医学部の受験というのは、基礎を重点的に詰める必要性があること。

そしてそのためにも、早め早めの計画的な学習が大切であることがわかったと思います。

もちろん、自分で計画を立てることも大切ですが、具体的な受験計画や勉強内容の計画は、プロに任せることをおすすめします。

志望校に合格して、理想の自分になるためにも、きちんと前もって学習を進めるようにしましょう!

医学部の受験勉強まとめ

◎医学部の受験勉強は計画的に
・高校1年生は基礎を詰める
・高校2年生は抜けているところ+理科2科目(余力があれば先取り学習)
・高校2年生冬までに一回過去問を解く
・高校3年生は本格的な準備

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今回の記事では、医学部の受験勉強についてご紹介しました。

医学部受験は、普通の大学受験と比べても難易度が高まります。志望校に合格するためにも、計画的かつ効率的に学習することをおすすめします。

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