勉強の休憩は何故重要?勉強を効率的にするための休憩の方法も解説

学生の皆さん、勉強の合間にしっかり休憩は挟んでいますか?皆さんの中には、「休憩の時間がもったいない」というように考えている方もいるかもしれませんが、実際には休憩をしないことこそが、効率面で最も良くないことなのです!

 

休憩が必要な理由

最初に、勉強の合間の休憩は何故取らなければいけないのかについて解説します。ここでは、その理由として挙げられる2つの理由をピックアップしてご紹介したいと思います。

 

人間の集中力には限界があるから

最初に、「人間の集中力には限界があるから」という理由が挙げられます。

 

皆さんも初めの頃は集中して勉強することが出来ても、ある程度時間が経ってくると、「頭がぼーっとする」「勉強が頭に入らない・・・・」なんて経験をしたことがあるのではないでしょうか。

研究では個人差はあるものの、人間の集中力は90分が限界とされています。

一般的に25分から90分が集中力を維持できる時間と言われていますので、その時間内で自分がどの程度の時間枠を集中できるのかを知っておく必要があります。

長時間勉強していたからといって全てが頭に入っているわけではありませんよね?

かといって、25分しか勉強していなくても、集中していれば濃い時間の使い方になります。

90分を超えた勉強をしようとしても、あまり効果が無くなってしまうのも、人間の脳に限界があるからかもしれません。

 

疲労やストレスが溜まるから

そしてもう一つは、休憩をしなければ「疲労やストレスが溜まるから」です。

 

身体と同じように、人間の頭は休憩をしないで酷使し続けると、ストレスや疲労も溜まっていき、「勉強も頭に入らなくなったり、意図しないミスを繰り返してしまう」ことも増えていきます。

長時間机にむかっていると、貧乏ゆすりがはじまったり、鉛筆が止まってしまい一点をボーッと見つめている自分に気づいたり、といった経験はありませんか?

脳が疲れてくると、分かりやすく体に症状が出ますが、自分では意外と気づかなかったりします。

しかし回りから見ると『ああ、も集中力切れてるな、疲れてるな』と分かりやすかったりします。

自分を客観的に見るのはとても難しいですね。

なので勉強の集中力や問題を解くときの判断力を下げない為にも、休憩はこれから話していくようなやり方で、こまめにとっていく必要があるのです。

 

休憩の取り方

次に、皆さんにお勧めしたい休憩の取り方について詳しく解説していきたいと思います。ここで話すような休憩の取り方を意識して、皆さんの勉強効率を上げていきましょう!

 

ポモドーロ・テクニック

最初にお勧めしたい方法は、「ポモドーロ・テクニック」です。勉強の効率を上げる方法として有名なのが、この「ポモドーロ・テクニック」(別名ポモドーロ法)という方法です。

 

このやり方は、イタリア人のフランチェスコ・シリロという人物によって考案されたもので、「25分勉強を行ったら、5分休憩をとる」というのを1セットとして、繰り返していく方法です。

この1セットが「1ポモドーロ」で4ポモドーロ毎に、30分くらいの長めな休憩を取るというのもこの方法の特徴的なポイントです。

 

このやり方で意識してほしいのが、「25分の間はしっかり集中して取り組む」ということです。ここでしっかり勉強をして、その後の5分でしっかり休むというようなメリハリをつけることで、最大限効率化させることが出来るので、必ず意識しましょう。

 

自宅の学習でも普段の学校のように休憩を取る

そして二つ目に挙げたいのが、「自宅で行う学習でも、普段の学校の休憩時間のタイミングで休憩を取る」ということです。

 

普段の生活リズムとして、学校では授業終わりには必ず休憩時間があるかと思います。

この時間割を、休日でも意識して勉強をしていくのです。

 

この時間割は皆さんも普段から学校で慣れている生活リズムなので、「勉強をする時と、リラックスする時のメリハリをつけやすい」という点もかなり魅力です。

 

さらにタイマーで時間を管理しておくのも良いでしょう。(アラームの音を設定できるなら、学校のチャイムや、それに近い音に設定しておくと、さらに普段の学校のような気分で勉強することが出来ますね。)

水分補給や間食

休憩中に意識的に水分補給をすることで、後の勉強パフォーマンスが上がるという研究があります。

水やお茶がおすすめです。

またナッツやチョコレートをかじるといった間食も適度なリラックス効果が期待できます。

食感のあるものを間食としてとることで顎を動かしますのでボーッとした脳を刺激する意味でも有効です。

また、甘いものを食べるとホッとする事という人も多いのではないでしょうか。

食べすぎは良くないですが、適宜自分の好きなものを少しずつ間食として取り入れて休憩効果を高めましょう。

 

昼寝をする

そして最後におすすめの休憩の取り方としては、「昼寝」をするということです。

 

特にお昼過ぎ〜夕方にかけて猛烈な眠気を感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、この眠気には人間の生活サイクルが関わっていて、特に昼食後の午後2時ごろは、かなり眠くなる時間帯と一般的に言われています。

こういった方は、思い切って昼寝を取ることをお勧めします。こうすることで、その後の勉強でも気持ちがすっきりとした状態で、うまく進めていくことが出来ます。

 

ですが、注意点もあります。実際に昼寝をする時には、長くても20分程度にしておきましょう。

というのも、あまり寝すぎると夜の睡眠に関わったり、さらにその後の勉強でも頭が上手く働かなくなってしまうので、アラームを設定してから寝るようにしましょう。

 

休憩を取る時の注意点

それでは、最後に休憩を取る時に忘れないで欲しい注意点について2点解説していきます。この2つを忘れずに、上手に休憩を取っていくことが重要です。

 

スマホの使用には注意

最初に、スマホの使用には注意するようにしましょう。

特に勉強の合間にスマホの通知や、SNSを見てしまう方も多いかもしれません。ですが、休憩中のスマホの使用はあまりお勧めできません。

 

というのも、スマホのような小さな画面を見つめるということは、目と脳を酷使するようなことと言えます。勉強をする上でも重要な、この二つを休憩で使ってしまっては元も子もないので、スマホの使い過ぎには注意しましょう。

 

運動のし過ぎは危険

そして二つ目に、「運動のし過ぎは危険」です。

確かに休憩中に少しの運動をすることでリフレッシュすることが出来ますし、その後の勉強の効率も上げてくれますが、過度な運動になってしまうと身体も疲れ、休憩どころではなくなってしまいます。

 

運動のし過ぎがどの程度なのかは人それぞれですが、運動をするなら「少しのストレッチや散歩、筋トレ」というくらいに留めておきましょう。

 

まとめ

ここまで休憩の取り方について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

特に休憩の取り方は、ここまで話した内容を今からでも実践することで、大きく勉強効率を上げていくことが出来るので、今日のお話を是非参考にしてみて下さいね。

 

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