受験勉強の為に学校を休むって実際にどうなの?メリットとデメリットを紹介!

受験生の皆さん、毎日勉強頑張っていますか?

受験日が近づいてくると、焦りや不安が押し寄せてきて、学校へ行っている時間がとてつもなく無駄な時間に思えてくることがしばしばあると思います。

いっそのこと、学校をお休みして受験勉強に専念したいなあ…と考えている人も少なくないはず。

でも、実際、長期間学校を休むってどうなんだろう?

学校が浦島太郎状態になってしまうのも何だか不安だし、でも、勉強時間が欲しいし…と悩んでいる人は、一度、学校をお休みするメリットデメリットを考えてみましょう。

自分にとって学校を休むことが最優先なのか、それとも、学校へ行きながら勉強時間を効率よく確保するのか、考える指標にしてみてください。

学校を休むメリット

まず最初に、学校を休むメリットをまとめてみます。

受験勉強時間が確保できる

何といっても一番のメリットは、受験勉強時間がしっかり確保出来る、ということに尽きると思います。

学校は大体朝の8時から始まり、昼食を取って終わりが15時前後、帰宅すると16時を回ります。

一日の中で、約8時間という時間を学校で過ごす為、自分でやりたい勉強があっても、学校へ行っている時間帯に自学習を埋め込むことは、到底できません。

学校を休んでしまえば、朝から自分の時間が確保できるわけですから、今まで先に進みたくても進めなかった問題演習や苦手科目の克服等々、自分がやりたい勉強が捗ります。

回りに影響されない

学校でお友達に勉強の進捗状況を聞いて焦ってしまい、急に不安な気持ちが沸いてきてしまったり、人が取り組んでいる勉強が自分にも必要な気がしてきて、予定していた勉強内容を急に変えてしまったり、人に振り回されてしまう人にとっては、学校を休むことで、そのストレスから解放されるという利点があります。

自分と他人を比較して、落ち込んでしまうようなタイプの人だと、むしろ自宅で一人になって、黙々と自分で決めたカリキュラムをこなしていく方が、達成感も得られて集中しやすいと思います。

学校を休みたいな…と考えている人は、自分が回りに振り回されてしまうことを分かっているからこそ、だったら一人で勉強したいな…という気持ちになるのだと思います。

病気回避

受験直前の病気は本気で避けたいところです。

例えば、学校でインフルエンザが流行っていたり、自分が風邪を引きやすく悪化しやすい体質だと自覚している場合、あえて集団生活を避け、受験日まで体調を整えるという方法もあります。

受験直前に学校で誰かにうつされたかもしれない…学校には様々な人がいて、みんなで集団生活を送っているため、自分では病気を防ぎようがない事もあります。

受験当日に最高のパフォーマンスが出せる様、人が沢山集まる学校を避ける、という事もメリットとして挙げられます。

学校を休むデメリット

では逆に、学校を休むデメリットは何なのでしょうか?

先生や友達からの印象が悪い

病気でもないのに学校を休んでいる場合、まずはお友達関係のギクシャクが一番心配事として挙がるのではないでしょうか。

『僕は学校に来て授業を受けて、受験勉強も頑張っているのに、あいつは学校を休んでずるい』
『私たちと一緒にいたくないから学校を休んでいるんでしょ』

等と言われる様な気がしてしまいますよね。

先生からの見え方も同じ。

『授業を受けないということは、学校の勉強が必要ではないということだろう』
『学校行事にも参加しないで、社会生活を軽視している』

なんて思われてしまったら嫌だな…と考えてしまいます。

時には面談で、学校へ来ないことを指摘されたり、登校するよう先生からプレッシャーをかけられたという話も実際少なくありません。

また、「受験勉強のために学校を休んだら落ちる」という都市伝説的な話もありますが、学校を休んだから落ちるのではなくて、学校を休んだのに勉強をしなかったから落ちるので、真に受けることばではありません。

先生やお友達が考えていることは、こちらではコントロール出来ることではないので、割りきってしまえばいい!と思う人もいるかもしれませんが、やはりこういった人間の心理には負の感情もありますので、自分が学校を休むことで仲間に入りづらくなり、クラスのお友達や先生と目を合わせづらくなる…という事もあり得ます。

生活が乱れる可能性が高い

朝起きても学校の支度をする必要がないので、例えば、いつまでもパジャマのままだらだらと時間を過ごしてしまったり、午前中いっぱい寝てしまって、起きたのがお昼だった…という事にもなりかねません。

同じ時間に起きて同じ時間に家を出る、このルーティーンが崩れるだけで、一日の生活リズムが乱れてしまう可能性があります。

よほど自分を律して生活しないと、簡単に崩れるのが生活リズム。

試験は午前中から始まる事が殆どなので、せっかく学校を休んで時間を確保しても、朝遅く起きている様では、試験本番で頭が回らず、本来持っている力を発揮で出来なくなってしまいます。

学校生活での思い出が作れない

学校に行かないわけですから、お友達との様々な思い出や、共有出来るはずの活動は皆無になってしまいます。

学校を休むことで、みんなの思い出に自分が加わることは出来ない、という寂しい決断をせざるを得ません。

個人的には、これが一番キツいデメリットかなって思います。

気を付けてほしい事

学校を休むことのメリットデメリットを知った上で、もし、学校を休む選択をしたら、気を付けてほしい事を2つ挙げてみたいと思います。

何の為に休むのか

自分は何に為に学校を休むのかをしっかりと肝に銘じましょう。

ずる休みではありません。受験勉強をしっかりとする為に休むのです。

『勉強しようと思って学校を休んだけど、思うように勉強が捗らなかった』という時間の使い方をするなら、学校は行ってください!

学校を休んで気持ちが解放されるようでは、危険です!

学校を休んでしまっているんだから、もうあとには引けない、結果を出さなければ学校を休んだ意味がなくなってしまうと、自分を追い込む位の意識で臨みましょう。

出席日数は確認しよう

学校を休む前に、出席日数は足りているか、きちんと確認をしておきましょう。

出席日数が足りずに卒業が出来ないなんていうのは本末転倒です。

行き当たりばったりで、学校を休む選択をするのはやめましょう。

ちなみに、医学科を受験する場合、欠席日数が多すぎると面接の際にその理由を聞かれます。

まとめ

受験勉強の為に学校を休んだ方がいい、というわけでもなく、学校は絶対に行かなくてはいけない、というわけでもない、どちらも選択するのはあなた自身です。

単純に考えて、学校を休めば勉強時間が大幅に確保され、自分のやりたい勉強に専念できます。

しかし、しっかりと自分で合格を見据えて取り組まなければ、ただ時間ばかりが無情に流れていき、何の為に学校を休んでいるのかが分からなくなってしまいます。

学校を休んで勉強をしたからといって、必ずしも合格するとは限りません。
学校へ行った上で勉強していたからといって、試験に失敗するとも限りません。

逆もまた然りです。

現在の自分の状況を冷静に考え、時間をどのように使ったら良いのか、しっかりと見極める必要があります。

学校へ行くことで、友達との会話や、気分の転換、生活リズムの安定といった恩恵も受けることが出来るという人もいるはずです。

どのような状況でも、受験直前は、自分を律する事が一番重要です。

自分にとって有効な時間の使い方を、自分自身で納得しながら選択して行きましょう!

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