受験勉強中に昼寝はしても大丈夫?気になる疑問お答えします!

勉強をしているとどうしても眠くなってしまうことは誰にでもある事です。

ですが、昼寝をするのは受験勉強中でも行っていいのか不安に思っている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では勉強中の昼寝は良いのか、また効果的な昼寝の仕方を解説していきます。

勉強中の昼寝は良いのか

まずは本題である、「勉強中に昼寝を行うことは良いのか」「睡魔を我慢しながらの勉強」について解説していきます。

誰でも一度は考えたことのある疑問をここで解決します!

サボりにはならない?

受験勉強を休み、まして寝るなんてサボりになるのではないかと、否定的に考える方も中にはいらっしゃるかと思います。

ですがその回答として、「昼寝はサボりになるどころか、たくさんのメリットがありとても有益である」とお答えします。

この後にも詳しく解説していきますが、昼寝をすることは科学的にも証明されている程、作業効率を上げる最善の方法なのです!

睡魔を我慢しながらの勉強は逆効果?

以上でも少し述べましたが、睡魔を我慢しながらの勉強は逆効果と言えます。

もちろん授業中に眠くなったときに昼寝をするのはNGですが、休日や長期の休みでは毎日勉強のために睡眠時間を削り、疲れが溜まっていながらも勉強を続けているという方は多いかと思います。

そういった方は特に、睡魔と戦いながら勉強をしているかと思いますが、寝ないことでますます自身の疲労を蓄積していくこととなります。

眠気の来る時間帯

人間の脳は、ある間隔で眠気が訪れるようにできています。

時間にすると起床してから8時間後、また22時間後に自然と眠気を感じるようになっているのです。

なのでちょうど昼過ぎに眠気が来る方は、人間の身体上仕方ないことなので意志力が無い等落ち込む必要はありません。

昼寝のメリット

次に昼寝、睡眠のメリットについて解説していきます。

寝るということには数多くの利点がありますがここでは、「学習効率の向上」「ストレス解消」の2点について説明したいと思います。

学習効率が上がる

昼寝のとても大きなメリットとして「学習効率の向上」が挙げられます。

NASAの実験で「NASA Naps」というものがありその実験では、昼に26分間の仮眠で認知能力が30%、注意力が50%以上あがったという結果が出ています。

短時間の睡眠だけでこのような効力を得ることが出来るので、それだけでも昼寝をとる価値があります。

また自習室や、休み時間の間などでも昼寝は非常に有効です。

勉強の疲れを回復するために、勉強の準備と思って、昼寝をとるのはいかがでしょうか?

しかしあまり寝すぎると夜の睡眠を妨げ、かえって効率を悪くしてしまうこともあるので、短時間睡眠を意識すると良いでしょう。

ストレス解消

さらに昼寝にはストレス解消効果もあります。

そもそもストレスを感じる主な原因としては睡眠不足が関わっており、脳機能が低下することによって強いストレスに陥りやすくなっています。

睡眠時間を確保することによって、ストレスと戦うホルモン(副腎皮質ホルモン)がたくさん分泌されるので、身体の仕組み的にも睡眠というのは人間に必須なものと言えます。

そして驚くべきことに昼寝は、夜の睡眠の3倍もの効果があると言われています。

というのも、皆さんも聞いたことがあると思いますが、睡眠はレム睡眠と、ノンレム睡眠の大きく2種類に分かれています。

レム睡眠・・・脳が活発になり、記憶の定着や整理が行われる
ノンレム睡眠・・・大脳が休息し、肉体の疲労回復も行われる

夜の睡眠ではノンレムとレム睡眠の約90分周期を3~5回繰り返します。

ですが、それに対して昼寝では短時間睡眠のためノンレム睡眠のみ行われるので、疲れた脳や身体を一時的ですが急速に回復することができます。

効果的な昼寝の方法

カフェ

それでは昼寝の効率的な方法の説明に移りたいと思います。

たくさんメリットがある昼寝もやり方によっては悪い結果になることもあるのでしっかり解説をご覧になって実践してみて下さい。

昼食後に寝る

まず行ってほしいのは「昼食後に即寝る」ということです。

先程の説明にもありましたが、人間には眠たくなるリズムが一定間隔で訪れるので、昼寝は昼食後にすぐとることをお勧めします。

そのタイミングで寝ると、眠気をリセットした状態で午後の勉強に集中して取り組むことができるので効率を上げるためにも早めに寝ておきましょう。

ちなみに睡眠時間の目安として、15分~長くても25分程までにしておくと、夜の睡眠にもあまり影響を与えないのでお勧めします。

完全に横になるのはNG

さらに昼寝時は、夜寝る時のように横になって寝るのはNGです。

理由は、単純ですが快適な環境にいると睡眠時間もその分延び、夜の睡眠にも影響を与えてしまうといった問題点があるからです。

なので、昼寝の際は椅子にもたれて寝る、机で眠る等のように、横にならない姿勢で寝るようにすると良いでしょう。

昼寝前にはカフェインをとる

最後に昼寝をするときにはコーヒー、または紅茶1杯のようなカフェインを摂ってから昼寝をすることをお勧めします。

そうすることで昼寝から目が覚める時に、カフェインの覚醒作用によりスッキリ起きられるようになるというメリットがあります。

昼寝をする際は是非試してみて下さい。

昼寝で寝すぎない!

昼寝は『寝すぎない』事が鉄則です。

例えば、朝の6時に起床したとして、8時間後に眠くなる人間の習性を考えたら、14時頃に睡魔が襲ってきてもおかしくありません。

これは生理現象なので仕方がないのですが、ここで思っていた以上に眠ってしまい、気づいたら16時近くになってしまった…という経験をしたことがある人は結構多いのではないでしょうか。

寝てしまった後の嫌な感覚…

『ああ、こんな時間になってしまった、今日やるべきことが終わらない』という挫折感のような気持ち、せっかく沢山眠ったのにスッキリした感じはどこへやら、ひたすら寝てしまった自分が情けない、なんていう事もよくある話です。

長時間昼寝をしてしまうと、夜の睡眠時間に影響を及ぼし、夜間睡眠が浅くなって疲労回復に非常に悪影響を及ぼします。

また、睡眠慣性という言葉を聞いたことはありますか?

30分以上昼寝をしてしまうと起こり得る減少なので、具体的に触れてみたいと思います。

睡眠慣性とは?

睡眠慣性とは、睡眠を取ったのに疲労感や倦怠感を感じたり、頭痛を併発したり、寝て起きたのに眠気がおさまらない状態のことを指します。

寝て起きてまだ眠いとなると、そこからまた寝始めてしまい、二度寝状態。

そもそも昼寝は、夜の睡眠とは異なり、一日の疲労をゆっくりじっくり取るための睡眠ではありません。

ですので、昼寝が長い=時間無駄に使ってしまった ということにもなりかねないのです。

睡眠慣性を引き起こさないためにも、ベッドや布団でガッツリ寝るモードを整えてしまったり、やみくもに眠気に流されて計画性のないまま目が覚めるまで寝てしまうような事は避けましょう。

まとめ

ここまでの内容で今までより、昼寝に対する印象も変わったことかと思います。

最後にまとめとして重要点をもう一度確認しましょう!

  1. 勉強中に昼寝をとるのはOK!
  2. 昼寝の大きなメリットは、学習効率の向上、ストレス解消
  3. 昼食後に寝ると、午後の勉強の効率UP
  4. 横にならずに昼寝を行う
  5. カフェインをとってから昼寝をすると目覚めが良くなるのでお勧め

以上の点を守れば、受験勉強の効率を大きく上げることができるので是非皆さんの勉強に役立ててみて下さい!

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