受験勉強とダイエットを両立したい!勉強しながら痩せるコツとは?
受験生は毎日時間に追われ、志望校合格に向けて色々なことを我慢して勉強しているため、ストレスフルな生活になりがちです。
ストレスによって体調不良になってしまったり、痩せてしまったり、逆に食べ過ぎて太ってしまったりと健康面に影響が出てしまいます。
今回は受験太りしてしまい、勉強とダイエットを両立したいと思っている人に向けて、勉強しながら痩せるコツを紹介していきます!
両立するのは難しい
正直に言うと、勉強とダイエットを両立するのは現実的に難しいです。
なぜなら、受験生はただでさえ勉強しなければいけないというストレスがかかっています。
勉強中の楽しみが「食べること」で、食べることがストレス発散になっているのだとしたら、受験生活から取り除くことは非常に難しいです。
ストレス発散方法がなくなってしまったら、ストレスでより健康面に悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
ダイエットするチャンスは受験がおわった後にもあります。
受験勉強しながらダイエットするべきなのか真剣に考えてみましょう。
ストレス解消のために食べすぎて太ってしまった場合、無理にダイエットをしようと体調を崩してしまっては勉強の時間もなくなってしまいます。
受験が終わって合格した後に、徐々に元の体系に戻していく努力をした方が良いでしょう。
勉強とダイエットを両立するコツ
受験勉強とダイエットの両立は決して無理ではありません。
受験勉強とダイエットの両立が難しいと分かったうえで「それでもダイエットしたい!」という強い想いがあるのなら、受験勉強とダイエットを両立することができるかもしれません。
受験勉強に向き合うことで、ダイエットに効果的な習慣を取り入れることができます。
コーヒーを飲む
カフェインは眠気覚ましに良いと聞いたことがあると思います。
そのため、勉強中の眠気対策としてコーヒーを飲む人は多いのではないでしょうか?
実はこのコーヒー、眠気覚ましのほかにもダイエットに効果的な作用があるのです。
コーヒーに含まれるカフェインは、眠気覚ましのほかに体脂肪の低下作用があります。
脂肪を燃焼させてくれる効果があるのです。
またコーヒーには「クロロゲン酸」という成分も含まれています。あまり聞きなれない名前ですが、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールには、血行を促進して血液をサラサラにしてくれる効果があります。
血行が促進されることによって、脂肪が燃焼される手助けをしてくれます。
ポリフェノールには抗酸化作用もあるため、体の中の不要なものを取りのぞいてくれるデトックス効果も期待できます。
またコーヒーのもつ芳醇な香りや適度な苦味と酸味には、自律神経を安定させる効果が確認されており、リラックス効果もあります。
コーヒーで気持ちを落ち着かせる時間を作ることで、日々のストレスを緩和することができれば、ストレス太りに繋がりにくくなります。
勉強で暇な時間をなくす
休日など暇なときに、テレビを見ながらスマホを見ながら、なんとなくお菓子をつまんでしまっていることはありませんか?
人は暇だとお腹が空いていなくても食べてしまう「暇食い」をしてしまいます。
暇な時にお腹が空くのは、本能的な行動だとされています。
パリの栄養士・栄養学者であるフローランス・ヴァクサンは「退屈というのは空虚な状態。
空虚感を感じた時の最も手軽な解決策は、身体的に空虚感を解消すること。食べ物に気持ちが向かうのはこうしたわけ」と述べています。
何かに集中しているときは、ほとんど空腹感を感じません。
これはパフォーマンスを上げるために体が無意識に食欲を抑え込んでいるためと考えられているようです。
暇でお腹が空いていないのに食べたくなってしまうのは、暇な時間を利用してエネルギーを貯蓄し、いざという時に備えようとする本能なのかもしれません。
つまり、暇だと太ってしまう可能性があるということです。
受験勉強で暇な時間をなくすことで、この暇食いを抑えることができます。
空腹時は勉強にうってつけ
お腹が空いていると、勉強に集中できないと思っている人が少なからずいます。
「腹が減っては戦はできぬ」という言葉があるため、物事を始める前には空腹ではない方がいいのではないかと思いますよね。
しかし、実際は逆なんです!
空腹時の方が満腹時の時より記憶力が高まり、集中力もUPするのです。
私たちは胃から「グレリン」という物質が分泌されることにより空腹を感じるようになります。
実はこの「グレリン」が記憶力をUPさせている可能性があることが実験によって示されています。
グレリンを投与されたマウスの学習効果、記憶テストの成績が上昇したそうです。
また動物はもともと飢餓状態になると、集中力と緊張感が高まる生き物だといわれています。
獲物を狩れなかったら餓死してしまうため、集中力を高めて狩りの成功率が上がるようにしているのかもしれません。
飢餓状態=空腹を勉強に上手く取り入れれば、集中力が高まり生産性を伸ばすことができます。
お腹が空いたからといってすぐに何か食べてしまうのではなく、あえて空腹時に「ここまで問題を解いたらご飯を食べよう」とすることによって、間食を防ぎながら勉強に集中することができます。
ただし、三食きちんと食事をとることはとても重要です。
食事を抜くというようなダイエットはしないようにしましょう。
運動で記憶力がUPする
運動した後は頭がスッキリした感じがします。
実は運動すると記憶力が高まることが研究によって示されています。
スイスのジュネーブ大学の神経科学者たちが、運動後に記憶力が向上するメカニズムを「Scientific Reports」に公表しています。
運動によって活性化する「エンドカンナビノイド」という化学物質の作用によって、記憶や学習に重要な「脳の海馬」におけるニューロン間の信号伝達能力やその形が、刺激の量に応じて変化・適応する仕組みが確認されました。
研究の結果、やや強度の運動をすることで長期的な記憶の回路ができやすくなることが分かりました。
また、部分的な情報を手がかりに、より関係の深い事柄が想起される「連想記憶」においては、強度の運動よりも中強度の運動のほうが効果があったそうです。
また、有酸素運動全般で記憶力が改善することもわかっています。
日本では「高強度インターバルトレーニング」と訳されている、High-Intensity Interval Trainingの略称「HIIT」とよばれるトレーニング法があります。
高強度かつ短時間の運動をごく短い休憩をはさみながら繰り返すというトレーニングです。
短い時間の運動で効果を得やすいため、人気があります。
このHIITの後にはなんと単語を覚えるペースが20%増すことなども示されました。
「勉強をしなければいけないから運動する時間がない」という人がほとんどです。
しかしHIITや有酸素運動を取り入れることで、記憶力が高まるという学習面に良い効果があります。
健康的な肉体づくりもできて、記憶力がUPするため運動は一石二鳥と言えるでしょう。
運動はストレス発散にも効果的だと言われています。
ずっと机に向かって勉強していると、肩や腰が痛くなってしまいます。
ぜひ勉強の合間に「運動」を取り入れましょう。
理想の自分を目指そう|まとめ
ほとんどの受験生は家族と一緒に生活していると思います。
受験もダイエットも一人で抱え込まずに、家族に健康面、食事面のサポートをお願いしてみましょう。
真剣な思いが伝われば、きっと助けになってくれるはずです。
何か悩みがあるのなら、家族や専門家に相談して上手に自分と向き合い付き合っていくことが、受験を乗り切るために重要なことになります。
ダイエットしたい理由が「憧れのキャンパスライフを理想の自分になって過ごしたい」ということであれば、まず志望校に合格することが必要です。
全力を出し切って志望校に受かったからこそ、キャンパスライフを楽しく送ることができるのです。
ダイエットも勉強も一人で立ち向かうのは、とても大変です。
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