【受験生必見】勉強の質とは?質を上げるために大切な事を紹介します

みなさんは、「勉強の質を上げましょう。」と言われたことはありませんか?

「勉強の質を上げる」と言われてもどうすれば良いのか分かりませんよね。

今回は、勉強の質を上げるために大切な事や集中力がアップする環境についても合わせて紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

勉強の質と量

勉強の「質」を考える時に同時に出てくるのが勉強の「量」です。

ここでは、「質」とはなにか。また「質」と「量」の関係性についてみてみましょう。

勉強の質とは?

勉強の質が大切といいますが、勉強の質ってそもそも何でしょうか。質が高いとか低いとか良く聞きますよね。

勉強の質とは、「一度の勉強で、どれだけ理解し、記憶することができるのか」ということです。
つまり質のいい勉強とは、少ない勉強で成績を上げることができるものだとも言えます。

質が高まれば、時間を短縮できる。時間を短縮できれば、より多くの学習ができる。
つまり、質が高い勉強は、更なる勉強をする時間を生み出してくれるということです。

質を上げるためには量も必要

勉強の質に関して、質というのは量をこなさないと上がらないという側面があります。

例えばたくさんの参考書の問題を解くことによって、自分の苦手箇所や解けない部分に気づくことができるからです。

参考書を丸暗記して終わりというケースに陥る可能性もあるので、「失敗して気づく」という経験するために量は必要不可欠なのです。

結論として、質も量も勉強には必要です。質が限りなく高い勉強方法で量をたくさん解くことが出来れば、さらに成績はアップします。

時間と量は比例するのか

学習を進める際に、質が低い数回、もしくは質が高い1回の勉強かどちらが良いのでしょうか。

理解度を考慮した際に、一回の学習で完璧に理解することは不可能です。かといって何回も繰り返せば必ず理解度が上がるわけでもありません。

つまり「時間=質」ではなく、ベストな勉強の仕方としては、質を伴う中でできるだけ早く終わらせようとすることが重要なのです。

また、1回目でわからなかったことが2回目、3回目で理解が深まることもあります。参考書を1周するだけではなく、何回も繰り返すことが大切です。

勉強の質を上げる方法

それでは勉強の質を上げるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

いくつか紹介していきます。

オンオフのメリハリをつける

勉強するときはしっかり集中してする。勉強をしない時間もしっかり作る。

よく勉強時間を気にする人はいますが、大事なのは集中して出来ているかです。

集中力が続く範囲での時間だけ勉強し、しっかり休憩をとって集中力が回復したらまた勉強をする。この方法が質の高い勉強を生みます。

15分なら15分とキッチンタイマーなどで測っておき、時間が来たらそこでピタッと手を止めて、休憩するぐらいメリハリをつけてみるといいです。

字を丁寧に書く

字が丁寧に書けているときは、勉強も丁寧に出来ています。勉強に対して意識がちゃんと向いている状態です。

逆に字が汚い場合は、ザザっと終わらせようという気持ちです。

字が下手でもいいので、丁寧に書くことを意識してください。

質のいい勉強になり、段々と字も上手にもなります。

復習はその日のうちにする

復習をするタイミングですが、学校で習ったことは、習ったその日の内に自宅学習として復習をするのが効果的です。学校で習っただけでは頭に定着しきれていないです。

そして時間が経てば経つほど忘れていくのが人間です。

ですので、忘れてしまう前に、その日の内に頭に定着をさせます。宿題はそういった理由もあって出されています。

基礎学力がついているのかを確認する

質の良い勉強ができるかどうかは、ちゃんと理解できるかどうかです。

でもどんなにいい勉強をしてみても理解ができないときがあります。

その大きな原因の1つとして基礎学力が欠けている場合があります。

勉強の質以前の問題かもしれません。基礎とはつまり土台です。

土台が無ければ質のいい勉強になり得ないです。

勉強は積み重ねですので、積み重ねる為の土台がしっかりしておくことが大事です。

基礎の確認は、自分の学年より下に下がることも大切です。

高校生が英語が追い付かない原因として、中学英語が理解しきれていないという事があります。

中学英語に戻って基礎を復習しないと、いつまでたっても理解が追い付かないまま…という状況に陥り、量を超えた質の部分にまで到達できないということになります。

短期的な目標を立てる

勉強をするには何か目的がないと質は上がりません。

人は何か理由があるから行動をします。その理由を達成するために行動をしています。勉強も、あなたにとって良い理由が無いといけません。

親や先生にやらされている間は、本当の質のいい勉強にはなりません。

その為には将来の夢ややってみたいことなどの目標を明確に持ちます。これは長期的な目標になります。そしてそこから逆算をしていき、今のあなたに出来ることを短期的な目標とします。

その目標を達成したいという動機があなたを質のいい勉強に導いてくれます。

短期的目標を立てるポイントとしまして、1週間で達成できる目標を立てることです。

例えば、『歴史の飛鳥時代から江戸時代までの問題集を一週間で出来るだけ周回する』といったように、具体的かつ範囲を決めて設定する事が大事です。

広い範囲でなんとなくさらっていく勉強方法では、いつまでたっても同じ所を繰り返す羽目になります。

短期日程で、決めた範囲を何周できるか、これを日々目標としていくと、一週間の後半は進み具合が前半よりも早くなっているはず。

そこで余裕が生まれたときに、『もう少し深く追及できるかも』といった状態になるのが、『量から質』への自然な転換です。

計画的に勉強する

勉強に大事なのは、質と効率です。

効率は言い換えれば量ですね。如何に効率よく量をこなせるかです。質のいい勉強を効率よくこなすことが、学力のアップになります。

そのためにはその日に勉強をする箇所を前もって決めておきましょう。

1週間単位、1ヶ月単位からでもいいので、勉強をする教科や、その教科のどの部分をするか、計画を立てておきます。

計画通りに進めていれば、焦ったりしないで勉強は勉強、休みは休みとできます。

勉強の質を高めてくれる環境は?

最後に、勉強の質を高めてくれる環境についてみていきましょう。

集中するのに最適な空調環境

勉強場所によっては温度調整が難しい場合もありますが、なるべく理想的な温度を目指すと良いでしょう。

集中力を発揮しやすい温度は22度~25度だと言われています。

この温度の幅は人によって寒すぎたり、暑かったりする感じ方に差があるためなので、この温度の幅の中から自分に最適だと思われるものを探してみてください。

集中力を高める服装、下げる服装

勉強時の「服装」とはその時の集中力、ひいては勉強の生産性に影響を及ぼします。

集中力にプラスな影響を及ぼす服装とは制服などの「きっちりした服装」または「お気に入りの服装」です。

これらの服装であれば勉強に対するモチベアップにもつながり、勉強の集中力を高めることができます。

逆にだらしなかったり、緩すぎたりする格好は集中力にはマイナスになります。

小さなことですが、集中力は小さな工夫の積み重ねでとても高くできるので是非やってみてください。

匂いを利用して勉強効率を高める

「匂い」というのは我々の脳にさまざまな効果を与えることができ、それを利用できれば勉強の生産性も高めることができます。

集中力を上げるのに役立つ香りとしてレモン、ローズマリー、またはペパーミントの香りが利用できます。

この匂いのアロマオイルを手に入れ、ここ一番という時にティッシュ等に数滴落とし嗅ぐようにすると良いでしょう。

また、匂いの効果にはストレスを解消したり、眠気を覚ましたりする効果もあるのでそれも必要に応じて利用すると良いでしょう。

勉強の質を上げよう-まとめー

質の高い勉強とは何か、実際に質を高めていくにはどうすれば良いのかについて詳しく説明してきました。

勉強の質を上げれば、あなたの勉強法は最強の武器になります。

同じ時間勉強しても他の受験生より理解度が増しています。

桜凛進学塾では、「勉強の質が上がる」効率的な勉強の仕方を、生徒さん一人一人に合わせて丁寧に指導しています。

部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。

また、遠方であればオンライン授業も対応しております。

オンライン授業では個別指導を行っており、教室で受けるのと変わりないきめ細かいサポートが受けられますので一度ご相談ください。

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