【数学】大学入試合格に最も近道な勉強の順番とは?

それでは、
今回からは具体的な数学の勉強の進め方
説明していきます。

 

ただ問題を解き続けたら、
数学の力が身につくと思っていませんか?
実は、数学の勉強の仕方にも、
点数アップにつながるやりかたのコツがあります。

 

まずは全体像として、
その手順をお伝えしていきます!

 

目次
STEP1 概念や原理原則とは?を理解しよう
STEP2 概念や原理原則の問題演習をしよう
STEP3 標準的な問題のストックを増やそう
STEP4 標準的な解法を応用した問題演習を積もう
STEP5 さらに難易度の高い問題演習を進めよう

 

 

 

STEP1 概念や原理原則とは?を理解しよう

 

 

 

 

そもそも、「数学の概念や原理原則」って?

 

まず、数学を今から勉強する方に注意点です。

 

英語の勉強法でも散々お伝えしてきたことと通じますが、
いきなり問題集から勉強しないでください!

まず最初にやってほしいのは、
数学の概念や原理原則について理解することです。

 

概念や原理原則とは、
単に公式だけを指すわけではありません。

 

たとえば、
「関数とはどういう機能を果たすものなのか?」
「斜交座標と直交座標の関連について説明できるか?」
「判別式とグラフの概形や頂点とY座標との関係は何か?」
「積分とは何をしていることを指すのか?」

 

など、各分野・各単元の根底にある意味を指します。

 

深く考えてみると、
うまく答えられないという人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

数学の概念と原理原則を学ぶことの重要性

 

実は、
こうした基本の概念が理解できているのといないのでは
解法の定着しやすさが大きく変わってきます。

 

もちろん、
大学受験レベルでは公式さえ覚えていればよく、
このような内容までわかっていなくても解ける分野もあるので、

 

まずは、
入試に必要な概念や原理原則の理解をすること
そしてそれを拙くてもかまわないので自分の言葉で話し、再現できること

 

このことを大前提にしてから、問題を解く勉強に入りましょう。

 

勉強する際には、
学校や予備校での授業、
またこのような内容の解説がしっかりしている参考書を選ぶなどして
この部分の理解を意識することが重要です。

 

おすすめは『基礎からのシグマベスト これでわかる数学』シリーズです。
この本は、概念や原理原則の解説が素晴らしい本です!

 

 

問題は例題を確認するくらいで構わないので、
書いてある内容をしっかり理解するために使ってみてください。

 

 

STEP2 概念や原理原則の問題演習をしよう

 

 

 

概念や原理原則の勉強ができたら、
理解した概念をうまくアウトプットする練習として
問題演習に入りましょう。

 

桜凛進学塾のおすすめとしては、
『チャート式』です。
特に『黄チャート』

 

数学 チャート 勉強法

 

学校で『4ステップ』『サクシード』を使っている人も多いと思います。
こうした問題集も、
概念や原理原則を理解したうえでの問題演習としては
非常に効果的です。

 

そして、
これらの問題を解くときには、
概念や原理原則をどう応用するのか、
どうアウトプットするという感覚で解いていくことが大切です。

 

 

もちろん説いた後には、
合っているかどうかの丸つけで終わらせず、
自分の解き方に勘違いなどがないか、
解説を見ながら確認するようにしてくださいね。

 

 

『チャート式』であれば羅針盤マーク3つ、
『4STEP』や『サクシード』であればA問題やB問題は、
概念や原理原則を理解していれば、
基本的には解説を見なくても解けるはずの問題です。

 

 

逆に、もしここでつまずく場合には、
これまでの勉強内容に抜け漏れがあるということなので、
必ず原理原則の理解に立ち返るようにしてください!

 

 

 

STEP3 標準的な問題のストックを増やそう

 

 

マナビス大宮校の特徴

 

STEP1、STEP2の勉強を通して
基本となる原理原則概念の理解ができたら、
次は標準的な問題の解法のストックをしていきます。

 

 

よく、数学は頭を使う教科だと言われますが、
解法を知らないと説き方がわからない問題も多数あるんです。

 

 

例えば『チャート式』でいうと、
の羅針盤マーク4つ・5つの問題などがそれにあたります。
(一部3つでもそうした問題が紛れていることがあります)
これらは、一つ一つ解法を覚えていくしかありません。

 

 

こうした問題は知らないものを考えても仕方がないので、
問題文を読んで20秒ほど考えて、
解き方がまったく浮かばないと思ったら、
すぐに解法のポイントや解説に目を通してしまいましょう。

 

 

その解法のポイントは何なのかを読み解きながら、
理解できたらその問題を今度は自力で解き、
このプロセスを繰り返しながら
その解法を自分のものにして自分の中に貯めていきます

 

 

まずは、ここまでの勉強を
文系であれば2Bまで、理系であれば3まで行っていきましょう。

 

 

1分野ずつトップレベルまで固めていきたいという人もいるかもしれませんが、
本当に難しい内容になってくると、
数1Aの内容でも、2Bや3の知識がないと解けない問題も出てくるため
まずはここまでの内容を全体を通して身につけることが大切です。

 

 

STEP4 標準的な解法を応用した問題演習を積もう

 

 

 

一通りの標準レベルの解法がストックされたら、
今度は同じように、
その解法を使いこなせるように問題演習を行います。

 

ここでおすすめの教材は『プラチカ』です。
時間がある人は『1対1対応の演習』から勉強することを
おすすめします。

 

これらの教材には、
チャートレベルの解法をストックしていれば
解ける問題も多く載っていますし、
さらにより高度な解法を知らないと解けない問題も載っています。

 

なので、
問題文を読んでみて解けそうだったら解法を応用しながら解く、
知らないと思ったらポイントや解説を読んで新たにストックを増やす
というふうに使いましょう。

 

基本的にはここまでの勉強をこなせたら、
あとは入試問題演習などを積んでいくことで、
ほとんどの大学では合格点が取れるでしょう。
(軽い漢字で書いていますがここまでの勉強は結構大変です…笑)

 

 

STEP5 さらに難易度の高い問題演習を進めよう

 

 

ここからさらに数学を武器にしたい人は、
『新スタンダード演習』『優しい理系数学』
『ハイレベル理系数学』『医学部攻略の数学』などで、
さらに問題演習や解法ストックを進めていくことをおすすめします。

 

こうした問題演習を進めていくうちにもし抜けている部分や
苦手な分野があったら、
その都度少し戻って復習するようにしてください。

 

 

大学受験数学の勉強法まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

STEP1 概念や原理原則とは?を理解しよう
STEP2 概念や原理原則の問題演習をしよう
STEP3 標準的な問題のストックを増やそう
STEP4 標準的な解法を応用した問題演習を積もう
STEP5 さらに難易度の高い問題演習を進めよう

 

 

数学の勉強の順番について、
理解してもらえたでしょうか。

 

次回以降は、
こうした問題演習で使用する分厚い参考書の使い方を
詳しく紹介していきます。

 

 

 

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