【英文法】もう迷わないでいい!大学受験におすすめの教材

大学受験に向けて、
英語全体の勉強の流れがつかめたら、
いよいよ各パートごとの詳しい勉強法を
お伝えしていきます。

 

まず、今回はおすすめの英文法の教材についてです。

 

「最初に英文法を勉強するのはわかったけど、
具体的に何をどうやればいいの?
「たくさんの問題集や参考書から
いったいどれを選べばいいの?
そんな疑問にお答えしますね。

 

どの教材を、どのような順で使っていくかによって、
勉強の効果は大きく変わってきます。

 

効率よく成績がアップする勉強法
早速見ていきましょう!

 

目次
①覚えていますか?英文法の攻略法
②レベル別!桜凛いちおしの教材
 その1『くもんの中学英文法』
 その2『英語の構文150』
 その3『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』
 その4『英語頻出問題層演習』
 その5『フォレスト』『ブレイクスルー』『チャート式』

 

①覚えていますか?英文法の攻略法

 

 

おさらい・英文法は2種類の文法知識に分けられる

 

敵を攻略するためには、
まずは、敵をよく知ることが大切です。

 

ポケモンでジムリーダーに戦いを挑む前に、
どのタイプのポケモンの使い手かによって
戦い方を考えるのと同じです。

 

さて、まず第一に知っておいてもらいたいのは、
前にもお伝えしたように、
勉強すべき文法知識には、
以下のように2種類の文法知識があるということです。

 

 

1 長文を読むのに必要な文法

比較級、仮定法、so-that構文などがこれに当たります。
これらをまとめて、「構文」と呼ぶ人も多いですね。

 

 

2 長文を読むのには使わないが、
  クイズ形式でテストに出題されることがある文法

極端な例としては fit suit match の使い方の違いを問うなど、
細かい意味の違いや使い方の違いなどの知識がこれに当たります。

 

 

得点アップにつながる英文法の知識とは?

 

あまり意識していない人が多いのですが、
英語の勉強をするうえで構文はとても大切な知識である一方で、
クイズ形式の文法問題は、入試でも解く機会がほとんどありません

 

来年から始まる共通テストでは、
読解問題とリスニングが100点ずつ出題されることが発表されており、
文法問題は消滅します。

 

東大、京大、早慶上智やGMARCHなどの私大でも、
出題のほとんどが長文の読解問題や英作文であり、
文法問題の出題はかなり少ないというのが現状なのです(一部大学や学科を除きます)。

 

 

全部を完璧にしようとしなくて良い

 

英文法は全部完璧にしようとすると時間がかかりすぎるため、
優先順位を決める必要がります。

 

世間で有名な文法問題集では、
②のクイズ形式の文法問題が内容の7-8割を占めますが、

 

そこをまじめに完璧に勉強しようとすると、
場合によっては数百時間もの時間がかかってしまいます。

 

英文法マニアが趣味で勉強するならいいですが、
時間がない受験生は、
ほかのものに勉強時間が割けなくなります。

 

マニアックな英語の文法問題だけは平均より点が取れるかもしれませんが、
全体としての点数は伸びづらくなってしまうのです。

そのため、時間に余裕ができるまでは、
長文読解に必要な構文の勉強に特化したほうが、
確実に点数アップにつながる勉強ができるのです!

 

レベル別!桜凛いちおしの教材を紹介

 

 

川越東高校の偏差値

 

基本的には、
必要な文法構文をひととおり押さえられるものであれば、
相性のいい教材を使ってもらって大丈夫です。

 

とはいっても、
「おすすめの教材は何ですか?」と
聞かれることが非常に多いので、
桜凛でおすすめしている参考書をレベル別でご紹介します。

 

その1『くもんの中学英文法』

 

こちらは、中学英文法がまとまっているものです。

中学英文法はすべて長文を読むのに必要な文法ですので、
この教材の内容はマストです!

その2『英語の構文150』

 

こちらは、大学入試レベルに最低限必要な構文がまとまっている良書です。

 

英語に強い進学校では、
かなりの確率で採用されている印象ですね。

 

もちろん、
150よりももっと覚えてもいい構文があるのは事実なのですが、

 

500も600も載っているものだと、
消化不良になって結局大切な構文も覚えられていない…
ということになりかねません。

 

ですので、
まずはこちらの本の構文の内容の徹底を
優先させることがおすすめです。

 

その3『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』

 

こちらは、基本的には、『構文150』と併用して使ってほしい教材です。

 

こちらの本は、構文や文法を覚えるものというよりも、
少し複雑な構文の仕組みを理解するための解説書、と
認識して使ってもらいたい教材です。

 

ほとんどの英文法や構文は、
「to~too…構文→とても…なので~できない」
というように、
ポイントが一言で説明できるものばかりですが、

 

関係代名詞、関係副詞、分詞構文、比較級、仮定法などには、
少々複雑な仕組みがありますね。

 

その仕組みを理解するためにも、
ぜひこの本の解説を読んでもらいたいと思います。

 

ですが、
あくまでも覚えるのは『構文150』であることに注意してくださいね。
もちろんほかの項目も、
辞書代わりに内容を調べるのに使ってみてください!

 

その4『英語頻出問題層演習』

 

以前にも書きましたが、
こちらは「文法問題集であり、ビンテージやネクステを難しくした本」というイメージが、
あまりにも強く広まっています。

 

ですが、それは大きな間違いです!

 

この本の特に第4章までの部分では、
99%は長文読解に必要な文法知識である構文の問題ばかりがのっています。

 

こちらの本の内容まで覚えれば、
入試の長文で知らない構文が出てくることはないでしょう。

 

構文のブラッシュアップ、仕上げに使うことをおすすめします。

 

その5『フォレスト』または『ブレイクスルー』または『チャート式』

 

こちらは、覚える用のものではなく、
日々の勉強の中で、わからない文法事項があったら調べる用として
おすすめの本です。

 

どれか一冊あればいいと思いますが、
簡単におすすめポイントを紹介していきます。

 

『フォレスト』は、初心者でも使いやすいわかりやすい本です。
ただ、突っ込んだ細かい事項は省いてあることが多い傾向にあります。

 

『ブレイクスルー』は、少し突っ込んだ細かいニュアンス訳などについても書かれており、
国立難関大学の対策には非常に役立つ本です。
ですが、和訳が出ない大学を志望する場合には必要ない知識も多いかもしれません。

 

『チャート式』は、単元や項目に横断的な解説やポイントがのっている本です。
これまでの文法知識をしっかり体系立てた知識にし、
あいまいな部分を整理するのにおすすめです。

 

勉強していて、細かいことで気になったことは、
このような本で確認していくことをおすすめします。

 

英文法 大学受験におすすめの教材のまとめ

 

英文法の攻略方法とおすすめの教材について、
参考になったでしょうか。

 

①覚えていますか?英文法の攻略法
②レベル別!桜凛いちおしの教材
 その1『くもんの中学英文法』
 その2『英語の構文150』
 その3『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』
 その4『英語頻出問題層演習』
 その5『フォレスト』または『ブレイクスルー』または『チャート式』

 

以上を踏まえたうえで、
次からは
具体的な文法の勉強方法をお伝えしていきます!

 

 

桜凛進学塾では、
この記事の様に、自習での勉強のやり方まで詳しく指導いたします。

 

勉強していてもなかなか成績が上がらない、
それは、あなたの理解力や努力不足のせいではありません。

 

自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、
闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、
より志望校合格の可能性が高まるとは思いませんか?

 

もし部活動に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、
ワンランク上の大学に進学したいと思っているなら、

 

ぜひ一度、桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。

 

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