【数学】大学入試への勉強法!チャート式を攻略するための効果的な使い方➀

 

前回までで、
数学全体の勉強の流れの順番をお伝えしました。

 

ここからは、
『黄チャート』に代表されるような
分厚い参考書を定着させるための勉強法について、
詳しくお話していきます。

 

『チャート式』『フォーカスゴールド』に取り組む際、
「分厚くてなかなか定着させることができない…」
「そもそも量が多すぎてやりきれない…」
という声をよく聞きます。

 

そんな皆さんに向けて、
分厚い参考書の正しい勉強法について紹介していきます!

 

目次
分厚い参考書は避けて通れない!完成イメージと使い方のコツ
適切なレベルを選ぶ理由➀自分が理解しやすい解説を読もう
適切なレベルを選ぶ理由②自分が知っている解法のアウトプットに使おう

 

 

分厚い参考書は避けて通れない!完成イメージと使い方のコツ

 

 

高校数学の完成イメージ

 

 

『黄チャート』に代表されるような
分厚い参考書、問題集は
難関大を目指す人であれば必ずやらないといけません

 

 

東大、京大、国立医学部はもちろん、
早慶やMARCHの理系志望の人でも、
むしろ『黄チャート』レベルの問題集ができるようになってからが、
数学の勉強の本番だと思ってください。

 

 

これくらいは下準備で、
バスケ部が練習を始める前にまずモップをかけなければいけないのと一緒です。

 

 

逆に、
高2の終わりごろまでに『黄チャート』レベルをしっかり身につけて準備ができていれば、
早慶やMARCHもばっちり狙えます!

 

 

前回の内容とも被りますが、
東大、京大、医学部を狙うみなさんは、
高2の夏までに完成していることが望ましいですね。

 

 

分厚い参考書を定着させるためのコツ

 

 

では、その避けては通れない参考書を
どのように勉強したらよいのでしょうか。

 

 

ポイントは、適切なレベルを選ぶことと、適切な使い方で使うこと

 

 

ただみんながやっている参考書を使って、
前から順番に頑張って解いていけば
成績が伸びるわけではありません!

 

 

使い方については次回に詳しく説明するので、
ここでは適切なレベルを選ぶことについてお伝えしていきます。

 

 

適切なレベルを選ぶ理由➀自分が理解しやすい解説を読もう

 

 

 

数ある分厚い参考書の中で、
どれに取り組んでも同じではありません。
自分にあった適切なレベルの参考書を選ぶことが重要です。

 

 

適切なレベルとはそんなものかでしょうか?

 

 

私の思う適切なレベルとは、
チャート式のような分厚い問題集でも、
1冊約30時間ほどで1周することが可能なものです。

 

 

たとえば、
『黄チャート』が適している人は1周30時間ほどで終わらせることができますが、
まだそのレベルに達していない人は、7-80時間かかってしまうでしょう。

 

 

なぜなら、
たとえ同じ程度の難しさの問題でも、
『チャート式』でいえば赤よりも青、青よりも黄、黄よりも白のほうが
丁寧にわかりやすいように解説してあります。
解説を読んで理解するのにかかる時間が変わってくるのです

 

 

これでは1冊に必要以上に長い時間がかかってしまい、効率的とは言えません。

 

 

適切なレベルを選ぶ理由②自分が知っている解法のアウトプットに使おう

 

 

 

1つの解説に新しい解法は3-4個が望ましい

 

一般的にレベルが易しい参考書のほうが、
必要になる解法の数も少ないように作られています。

 

 

例えば2次関数の問題で、
平方完成や最大最小の場合分けなどが常識のように身についている人は、
少し難しい問題を解く際に新たに身につける手法は1-2個しかないですが、

 

 

全く手法が身についていない人からすると、
一つの問題に5-6個新しく覚えなければならない解法があり、
解説を理解するのにもたいへんな思いをすることになります

 

 

基本的に、
一つの問題に知らない手法が3-4個以上あると、
解説を読んで理解することすら難しいと思っておいてください。

 

 

結局2冊やったほうが早く終わる!

 

 

今まで多くの生徒さんを見てきて、典型的な事例を紹介します。

 

 

『白チャート』レベルが身についているかどうかもアヤシイと、
一生懸命『黄チャート』に取り組もうとしても
1周100時間以上もかかってしまうことがあります。

 

ですが、
『白チャート』を1周したうえで、そのあとで『黄チャート』に取り組むと、
合計2冊になるにもかかわらず、
合わせて6-70時間で終わらせることができるのです。

 

 

このほうが一度に覚える新しい解法の数が減るので、
後にやる『黄チャート』の問題もぐっと定着しやすくなりますし、
全体として効率が良くなるのです。

 

 

進学校に通っている人の中には、
『青チャート』や場合によっては『赤チャート』を使用している人もいると思いますが、
難しすぎると感じる場合は、
一度これよりも易しいレベルのものに取り組むのがおすすめです。

 

 

もちろん、難しいレベルの参考書に比べると
易しいものには載っていない解法もありますが、
そうしたものはこれ以降の教材で学ぶことができるので、
『黄チャート』くらいで充分です。

 

 

時間をかけまくって難しいものをやるくらいなら、
『黄チャート』で分厚い網羅系の問題集は卒業して次のSTEPに進みましょう!

 

 

分厚い参考書の勉強の仕方のポイントまとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

分厚い参考書は避けて通れない!完成イメージと使い方のコツ
適切なレベルを選ぶ理由➀自分が理解しやすい解説を読もう
適切なレベルを選ぶ理由②自分が知っている解法のアウトプットに使おう

適切な参考書を選ぶことの大切さを理解してもえらえたら、
次回は問題集の使い方について
具体的に説明していきます。

 

 

 

分厚い参考書はなかなか取り掛かるまでに
気合が必要かもしれませんが、
正しいやり方で使えば必ず成績アップにつながるので
がんばりましょう!

 

 

 

 

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