【高校生】テスト勉強の正しいやり方を知ってみんなと差をつけよう!

 

高校生のテスト勉強の仕方は中学と違い、短期間に集中して勉強するだけでは成績は上がりません。膨大な学習量に加え、部活動などで勉強する時間が減ってしまうため、効率よく勉強する必要があります。

 

この記事では、高校生と中学生のテストにおいて違うポイントや、高校生向けにテスト勉強を効率的に進める方法を詳しく解説しています。

 

高校生と中学生のテストの違いとは?

高校生のテスト勉強をみていく上で、中学生の頃とは何が違うのかということを知ることも大切となってきます。

 

テストの科目数が増える

進学校などによって科目数は異なりますが、高校生になるとテストの科目数が中学生と比べて大きく増えます。

 

たとえば、数学は中学では1科目だったのに高校になると6科目に増え、英語は高校からコミュニケーション英語、英語表現、英語会話といったように科目が細分化されます。

 

テストの難易度が上がる

中学生のテストに比べ、高校生は暗記だけでは対処できないほど難易度が一気に上がります。

 

たとえば社会の場合、中学では人物名や出来事の年号を覚えるだけで解けるような問題が多いですが、高校生になると歴史人物がどういった理由で戦をしたのかなど、経緯も学ばなくてはいけません。

 

全体像を把握しなければ、テスト勉強しても記憶に残らない可能性が高いのです。

 

勉強環境が大きく異なる

一般の公立中学校では、生徒の学力はバラバラであり、勉強が得意でない生徒にもわかるような授業が実施されます。そのため、基本的には授業内容さえきちんと理解できていれば問題ありません。

 

自宅で教科書レベルの問題演習を繰り返し行えば、テストでも比較的良い点数が取りやすいです。

 

一方で高校は偏差値によって区分されており、同じくらいの学力レベルの生徒が集められます。そのため、授業スピードが速くなり、学習内容も高度になることが多いのです。

 

よって中学校の時と同じような学習をしていたのでは、授業についていけなくなる生徒もいるでしょう。心配なら高校に入ったら、学習態度を改めなければいけません。

 

高校生のテスト勉強のやり方

それではさっそくテスト勉強のやり方についてみていきましょう。テスト勉強を効率的に進めるためには授業の受け方も大切になります。

 

授業の予習はできるだけ行う

予習をしないことである授業の内容を十分に理解できないと、その後の授業もわからなくなってしまう可能性があります。その授業で習った内容は次回の授業を受ける上での前提になるからです。

 

ある授業でつまずくと次回の授業で前提となる知識の習得が不十分になるので、当然次回の授業でもつまずく可能性が高くなります。

 

そうなると理解が不完全なまま授業を受け続ける負のループが生まれてしまい、ゆくゆくは大きく成績を落としてしまうことにつながるでしょう。

 

そのため、必ず予習を行うようにして、日々の授業をきちんとこなしていかなければなりません。

ポイントは、『次の授業時間に取り扱う教科書のページをさらさらっと一読しておくこと』です。

しっかりと内容を理解しておく必要はありません。

最低限、どのようなことを勉強するのか、ポイント太字、強調されているような部分を教科書内から拾い、目を通しておくだけでも違います。

この段階で、『ちょっとこの単元は難しいぞ』『いまいち何が書いてあるのか理解しづらいな』と感じたページに印(ポストイット等)を貼っておくと、授業中もそのページに関する単元の勉強は集して聞かないと、という意識付けになるのでおすすめです。

授業の重要ポイントをつかむ

高校になると学習量が多くなりますが、学習内容の全てが重要であるわけではありません。各単元に大事なものとそうでないものが混在しています。

 

そのため、勉強を各単元の重要ポイントを中心に進めることが大切です。

 

予習の際は、教科書や参考書で強調されている部分を中心に学習するようにしましょう。

 

また授業では先生が重要ポイントを明確に示してくれるはずなので、聞き逃さないようにするべきです。

 

テストの出題パターンを把握する

高校生のテストは授業で習った問題が中心です。

そのため、授業で配られるプリントや小テストの問題を解くことで、出題パターンを把握することができます。

 

テスト期間中のスケジュールを立てる

テスト期間は部活動を中止する学校が多く、テスト勉強に集中できます。

 

テスト期間中の貴重な時間をどのように割り振るのか、一日の時間を計画することが大切です。

 

スケジュールを決めるときは「勉強の時間」と大雑把にするのではなく、「英単語を暗記する時間」などと具体的に計画を立てていくのがポイントとなります。

 

教科別のテスト勉強のやり方

最後に教科別のテスト勉強のやり方を説明します。教科別の対策を立てておくと他の人とかなり差をつけることができますよ。

 

国語

国語の勉強は、つまずきやすい現代文から勉強するのが理想的です。

古文や漢文は、単語の意味と文法を理解することで自然と身につきますが、現代文は読み書きだけでは難しいため、現代文は漢字や文章の展開を中心に勉強しましょう。

現代文の勉強では、漢字やキーワードを覚えること」と「論理展開を押さえた読み方をマスターすること」が重要になります。

 

古文では「古文常識を理解すること」と「単語・文法の暗記」が重要です。

文法に関しては授業で習ったことをきちんと復習しつつ、自分でも問題演習を行い、用法を実践的に確かめていくのがおすすめです。

 

数学

数学の勉強はほかの教科と比べて簡単で、テスト範囲をひたすら勉強して基礎を頭に入れることです。

 

一つの数式に対して、教科書や問題集、参考書ではさまざまな問題が出ていますが、問題の出し方が違うだけで利用する数式はどれも同じなため、解き方さえわかれば問題の数字が違っても悩まず解答できます。

 

演習量の目安ですが、少なくとも問題集を2、3周は繰り返すのが良いでしょう。

 

英語

英語は文章に出てくる単語を一つずつ理解すること、文法を覚えることで文章の意味が理解できるようになります。

 

そして英文を日本語に訳せるようになると、英会話のテスト問題もスムーズに解けるようになるでしょう。

 

文法学習は問題集を繰り返し解くのがおすすめです。解答解説もきちんと読み込み、文法の構造を理解していきましょう。

 

高校の英文法は中学に比べて複雑で、量も多いので、中学時代に英文法が得意であったという場合でも油断せずにしっかり勉強するべきです。

 

社会

社会では、年号や人名、地名などをすべて答えられるように暗記しておくとよいでしょう。

 

高校生のテストでは人物がなにをしたのかなど、その背景まで答えなくてはならず、当時の事件など理解する必要があるので、歴史ドラマなど覚えやすい方法で勉強するのがポイントです。

 

高校では世界史・日本史・地理・倫理・政治経済・現代社会の6科目が存在し、それぞれ相当な分量があります。

 

テスト直前に詰め込むのではなく、日頃から予習・復習をきちんと行い、知識を整理しておくべきです。

隙間時間を使ったり、寝る前の15分を社会の暗記に充てたりして、あえて社会の為にまとまった時間を取るというよりも、ちょっとの時間で少しづつまとめて暗記していくと、テスト前の時間が非常に有効に使えます。

社会が苦手な人ほど、逆に覚えてしまえば取り組みやすい教科で、かつ、点が取りやすい教科でもあります。

苦手だとついつい逃げ腰になりがちで、『後でいいや』の積み重ねが益々テスト前の焦り助長するものです。

『今日はこのテーマに絞って覚えよう、理解しよう』という回数を増やしていきましょう。

理科

理科は公式や法則をすべて暗記し、テストに備えて何度も似たような問題を解くことが大切です。

 

高校の理科には、物理・化学・生物・地学という4つの科目があります。

 

高校生の理科のテストは計算問題も多く、暗記しただけでは課題が解けませんが、数学のように数式の基礎を覚えておくとテスト問題を理解できるでしょう。

 

テスト勉強のやり方を身につけよう-まとめー

高校生になると中学生の時よりも勉強する教科も増え、授業も難しくなるので大変になると思いますが、日頃の授業をきちんと予習復習することやテスト勉強のやり方を知っておくことで、かなり成績をアップさせることが出来ます。

 

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