【絶対に知っておきたい!】日本史のおすすめ参考書10選をご紹介!

参考書を探しに本屋に行くと、あまりにもたくさんある参考書にどれを選べば良いのか全く分からないという人も多いと思います。

今の自分の実力に合っているものを選ばないと、せっかく参考書を買っても意味がなかったということにもなりかねません。

そうならないために今回はおすすめの参考書を10冊ご紹介しています。

ぜひ自分に合った参考書を見つけてください。

日本史の参考書の選び方

日本史の参考書はどのような点に注意して選べば良いのでしょうか。

ここでは注意しておいた方が良いことをいくつか紹介しています。

学力に合わせて問題集を選ぶ

第一に自身の現状の学力レベルを考え、それに見合った難易度の参考書を選ぶことが重要です。

日本史の学習をこれから始めるという方で、尚且つ何から手をつけて良いのか分からないというような方は、まずは日本史への興味・関心を高められるような参考書から始めるのがおすすめです。

学校の教科書でも構いませんが、マンガなど手軽に読めるような入門書から始めるのも良いでしょう。

日本史の勉強をある程度進めてきて、すでに簡単な内容は知っているという場合は、基礎をしっかりと固められるような参考書を選ぶのがおすすめです。

日本史の基礎がある程度身についており、大体の流れも理解できているという方は、細部を含めた暗記学習と問題演習を重ねて、より本格的な受験対策を行うが良いでしょう。

なお、日本史では史料問題などが重要になるため、そうした頻出問題の対策は重点的に行っておくべきです。

日本史AとBで内容が違うので注意する

大学受験の日本史には、日本史Aと日本史Bという2種類の科目があります。

両者では試験範囲が異なるので、自分がどちらを受験するのかによって参考書を使い分けなければいけません。

ちなみに両者の違いですが、日本史Aでは近現代史を中心に学ぶのに対し、日本史Bでは古代から現代までを幅広く扱います。

大学入試においてメジャーなのは日本史Bです。

参考書は最新のものを選ぶ

過去を示す歴史は不変のように思われますが、歴史学や考古学などの研究成果によって変わることもあります。

それによって教科書や用語集などの内容も変更されていくので、参考書は極力最新版を買うのが良いでしょう。

ちなみに変更の例ですが、かつては「聖徳太子」と呼ばれていた人物が、「厩戸王」という表記に改められたことなどが挙げられます。

参考書おすすめ【まずはこれ】

おすすめの参考書を紹介していきます。

問題だけというよりは解説から学べるものになります。

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】

日本史を初めて学習する人に最適なレベルの、基礎知識を身につける参考書です。

日本史を学ぶ上では、まずは歴史の流れを掴むことがポイントです。そこを説明してくれるのがこの参考書です。

時代ごとに本が分かれていますので、苦手な時代だけこの参考書を使うというのもいいと思います。

石川晶康 日本史B講義の実況中継 (実況中継シリーズ)

大手塾の人気講師の講義というだけあって面白いです。

CDで聴いていくことができるので、通学の合間など隙間の時間で学習できます。

全4巻あり、かなりのボリュームですが、最難関大学を志望校にしている人にはこのくらいの知識量が求められます。

読んで深める日本史実力強化書

日本史が大好きで、教科書の説明では物足りないような人や、東大・京大・一橋大を志望校にしている受験生に自信を持ってすすめるのがこの参考書です。

歴史には必ず背景があり、その結果が別の項目につながり、枝分かれしていきます。

その因果関係を掴まないと正確な意味で歴史を理解したとは言い難いです。

教科書などと並行して読むなら中級レベルから、単独で使うなら上級レベルの受験生向けの参考書です。

日本史用語集 改訂版A・B共用

どんな教科の学習にもいえることですが、わからない用語があったらとにかく調べる癖をつけましょう。

この積み重ねが、膨大な知識量となって受験生の大きな味方になるはずです。

この用語集は内容が端的にまとめられているので、とても使いやすいです。

使い慣れてきたら、その用語が教科書で使われている頻度数や、関連項目にも目を向けましょう。

関連用語に知らないものがあったら、それも調べてみると知識に幅がでます。

山川詳説日本史図録 第8版

図録は知識の定着には欠かせない参考書です。

受験では頻出するのに、ややこしくて理解しにくい荘園制や惣村などは図式化して整理され、わかりやすくまとまっています。

また、文字では暗記しにくい文化史は、写真や絵が豊富に載っているので、「見る」ことで視覚的な印象を強くすると覚えやすくなるものです。

後ろに掲載されている年表は、政治・外交、社会・経済、文化、世界史、天皇や将軍、総理大臣名も出ています。

同じ年に違う分野では何があったのか、その時の権力者は誰か、おさえておくべき項目が一眼で分かるのでとても便利です。

日本史年表・地図

日本史を学習する際は、教科書だけではなく、年表と地図帳も一緒に広げておきましょう。

日本史は勉強していると細かい用語にばかり目がいき、どうしても視点が狭まりがちですが、年表があると今自分はどんな時代を学んでいるかを広い視野で見ることができ、歴史の中で迷子にならずに済みます。

遺跡や寺院、遷都した後の宮が置かれた場所、戦が起こった地域がどこなのか、学習しながら場所を確かめるために地図帳も必要です。

一つの知識を、あらゆる方面から覚える努力をすると忘れにくいです。

参考書おすすめ【問題集に取り組もう】

それでは、次は問題集に取り組みましょう。受験対策にも役に立ちます。

日本史B一問一答【完全版】2nd edition

この問題集は重要用語をレベル別に分けて掲載しているので、自分に必要なレベルの用語だけピックアップして学習することができます。

また、誤字の多い用語には注意が書かれています。自分ではわかっていると思っていても、必ず実際に書いて確かめるようにしましょう。

大学受験では、誤字での減点が命取りになることもあります。

スピードマスター日本文化史問題集

文化史は、写真や絵と照らし合わせながら覚えていくこと、正確な漢字で書けることが必要です。

どうしても覚えにくいものは、博物館や美術館のHPをインターネットで調べ、作品の詳しい解説を読むなどの予備知識を得ると、暗記しやすくなります。

攻略日本史 近・現代史 整理と入試実践

近現代史に関しては、現役生だと学校での授業を待たずにある程度独学で学習を先取りする必要があります。

覚えるべき用語も多い、複雑な時代ですので、本書のような近現代史に特化した問題集に早めに取り組みましょう。繰り返し解くことが大切です。

実力をつける日本史100題

難関私大以上を目指していて、日本史の成績がそう悪くない人におすすめしたい問題集です。

通史だけでなくテーマ史を扱っているので、知識を整理するのにおすすめです。

Z会の参考書は解説が充実していますが、本書も読み応えのある丁寧なもので、とても勉強になります。

日本史のおすすめ参考書-まとめー

日本史の勉強は、まず「語句」と「流れ」を繋げて覚えること、覚えながらアウトプットをして解く力を身につけることが大切です。

自身のレベルに合わせて参考書や解く問題を取捨選択しましょう。

今回ご紹介したおすすめ参考書から、ぜひ自分にぴったりの一冊を見つけてみてくださいね。

自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。

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