まとめノートは無駄なの?ダメなノートと使えるノートの違いって?

 

『まとめノート』と検索すると、様々な書籍が販売されていることが分かります。

ノートを作る事はとても役立つ!というセオリーがある一方で、ノート作りは必要ないと唱える人もいて、一体まとめノートは自分にとって必要なのか?必要ではないのか?と困惑している人が多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ノートには2種類あって、

『ダメなノート』

と、

『良いノート』

があります!

どのようなノートがダメなノート?

良いノートってどんなノート?

 

これがしっかりと理解できていれば、自分にとって非常に効果的なノート作ることが可能です。

まとめノートと言ってもひとくくりには出来ません。

効果的なノートを作るための知識を心得ておきましょう。

 

ダメなノートの例

まず、『ダメなノート』と言われるノートの参考例をご紹介します。

 

きれいに美しく仕上げたノート

『問題がすらすら解けるようになる』『基礎基本がしっかりと定着する』

というのが本来の勉強の目的です。

しかし、『きれいに美しくノートを仕上げる』事が気づかないうちに目的になってしまっているノートは、本来の勉強の目的とは大分かけ離れたものになってしまいます。

 

☆色んな色分けがされていて、見た目が華やかに見えるノート…見た目の美しさに気がとられています。

☆表やグラフ等がコピーで貼り付けてあり、教科書の様なノート…コピーをして貼り付ける事

で満足感を得ていませんか?コピーをした表やグラフそのものの解読が重要です。

 

参考書や問題集を丸写し

ひたすら参考書や問題集を丸写ししているノート作りは意味がありません。

丸写しノートは見返す必要性もありません。なぜなら同じ事が参考書に書いてあるからです。

転写は膨大な時間と勉強力の消費が大きくなります。

そして、作り上げたノートは何の付加価値もありません。

参考書や教科書の抜粋だけでは、自分にとって効果的なノートどころか、いらないノートになってしまいます。

『参考書や教科書の内容をまとめること』と、『問題をどんどん解いていくこと』は全く別の作業であり、勉強に必要なのは後者です。

 

自己満足

まとめノートを作る時に一番陥りやすいのが、『自己満足』です。

『まとめノートを作って勉強をした気分になる』これが一番危険です!

一生懸命ノート書き込みやコピーを貼り付け、膨大な時間を消費しているわけですから、勉強したぞ!という達成感を感じるのは否めないと思いますが、それは勉強ではなく、作業だということを心得ておきましょう。

何度も言いますが、目的は、ノートを作ることではありません。

勉強の目的は、教科書や参考書の内容を理解し、問題が解けるようになる事です。

 

良いノートの例

では、逆に良いノート、効果的なノートとは一体どのようにまとめられたノートなのでしょうか?

 

覚えられない知識集

暗記が目的で、自分が覚えられないことをまとめるノート作りは非常に有効性が高いです。

例えば、

 

  1. 問題演習をしている時に理解できなかった英語構文や熟語、表現方法等をまとめる
  2. 理数系の公式で覚えられないものをまとめる
  3. 歴史の時系列で、苦手な時代にポイントを絞ってまとめる

 

等々、暗記を目的としたノート作りは見返す必要性がグッと上がるため、おすすめします。

 

覚えていないな、忘れやすいな、と思われる箇所は、その都度ノートに書き込んでいくこと。

一気にまとめようとすると挫折しますのでご注意ください。

蓄積されたノートは、定期的に、またはテストの直前期等に必ず見直す事です。

人間は不思議と、同じ問題や同じ内容で、二度三度とミスを繰り返します。

それを防いで知識を定着させる為にも、覚えられないことをまとめたノートは、正に自分だけのノートになります。

 

図におこす

長い文章を自分なりに簡単な図にしてノートに残しておくことも非常に有効なノートの使い方です。

気を付けなければいけないのは、図の美しさを追求しないこと!

あくまでも自分の頭の中がしっかりと整理されれば良いのですから、簡素な図で構いません。

文章を、目でみてパッとイメージできる図におこすことは、視覚化という視点で非常に効率良い勉強方法になります。

既存の図や表をコピーして貼り付けるよりも数倍勉強の目的が果たせて、見直せるノートにもなります。

 

余白を作る

最初からぎっしりと埋めつくされたノートには余白がない為に、後で付け足したい内容に気づいたとしても、ノートに場所がないとなると、断念するかスルーするという発想が浮かんでしまいます。

最初からノートのスペースに余裕を持って書き込み、後で付け足す事を想定しておきましょう。

 

付加価値をつける

余白部分に自分なりの付加価値がつけられると最高です。

自分なりの付加価値とは、例えば自分の典型的なミスや忘れやすい点を潰す為のメモだったり、点と点を線で結んでいくような知識の結び付きだったり、人とは違う自分だけの『チェックポイント』や『気付き』を余白に埋め込んでいくと良いでしょう。

 

まとめノート作りには無駄な時期がある

ダメなノートと良いノートの例をご紹介しましたが、効果的なノートを作るにあたり、無駄になってしまう時期があるので注意が必要です。

 

テスト直前はNG 

まとめノートは基本、時間がある時に作るものです。

テストの直前にノートを作ることは時間の無駄になるのでNG です。

テスト直前にするのは、既にまとめ上げたノートをしっかりと見直す事。こちらが重要です。

 

授業の度にノートをまとめるのはNG 

おそらく、授業の度にノートをまとめ直す人は、

☆授業中、黒板に書いてある事を必死に書き写す事で精一杯

☆授業で習った事をもう一度定着させたい

という人が多いのではないでしょうか。

ノートをきれいにまとめ直す事や、授業の内容を復習する為にもう一度書き出す作業は効率が良くありません。

既存の授業ノートに書き足したり、授業中に解いた問題はもう一度解き直しを行ってみることの方角が知識の定着率がグッと上がります。

授業ノートのまとめ直しをする時間があるなら、頭を使って問題を解き直す時間に置き換えていきましょう。

ノートに関する動画のご紹介

ノートにこだわりたい!上手にノートを使いこなしたい!という方は是非参考にしてください。

面白い内容や興味深いもの、今日から取り入れられるもの等様々です。

 

【まとめノートは〇〇を意識しろ!考えをまとめるまとめノートの作り方】

 

【C評価ノートとA評価ノートの取り方の違い】

 

【受験勉強にはまとめノートよりも反省ノートを作れ!】

まとめ

まとめノートは、勉強の達成感を得るものではありません。

自分の弱点を洗い出したり、頭の中を整理したり、知識を自分なりに繋げていく為のツールです。

無駄なノートにしてしまうのか、効果的なノートにするのかは、ノートを作る人の意識次第!

上述に挙げた例を参考に、今まで使っていたノート見直し、より有効活用出来るノートに変えていきましょう!

 

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