受験生なら知っておくべき!現代文の正しい解き方教えます!

現代文がとても苦手、古典はできるけどいつも現代文の成績だけが安定しない、と嘆いていらっしゃる方いませんか?

そんな方でも現代文の点数を上げ、苦手意識をなくす方法をこの記事ではお教えします!

なぜ現代文が苦手なのか

まずはなぜ現代文に苦手意識を持ってしまうのかについて、「現代文にはセンスが必要?」「感覚で解かない」の二点に焦点を当てて原因から説明していきたいと思います。

現代文にはセンスが必要?

現代文が解けるか解けないかは、センスがあるか無いかで決まってしまうと考えている受験生の方は少なくないと思います。

結論として、そんなことは決してありません。

たしかに、英語や数学など知識がないと分からない科目とは違い、現代文は日本語を読むだけなので何の対策をしなくても読むことはできます。

ですが現代文はこれから紹介するあるポイントをしっかり押さえなければ、安定した点数を取ることができないので、センスがあるかないか、というのは全く関係がないのです。

感覚で解かない

現代文が苦手な方の特徴として、感覚で問題を解いてしまうことが挙げられます。

先程のセンスがあるか無いかの問題と繋がりますが、これに当てはまっている方はもしかしたら、現代文は自分の感覚で解くと決めてしまい一切現代文の対策をしないで、模試等に臨んでしまっている可能性が挙げられます。

なので模試の現代文の成績だけが毎回上下し、伸び悩んでしまうのです。

なのでこれから紹介することをしっかり守り、感覚に頼らない問題の解き方を身につけていきましょう。

現代文の効率の良い読み方

それでは現代文の解き方の一つ目として、正しい現代文の読み方を「自分の主観は入れない」「接続詞に注意する」「指示語に注目」の三つの観点から、お教えしていきたいと思います。

難関大の現代文にも応用できるのでしっかり覚えて、現代文の対策に役立ててみてください。

自分の主観は入れない

現代文で最も重要なのは、「筆者の主張」であり、筆者がこの文の中で何を言いたいかを明らかにするということです。

現代文を読むにあたって筆者の言いたいことを追いかけながら、頭の中で整理すると自然と設問も解きやすくなるはずです。

読むときに自分の主観や考えを入れながら読むと、問題の答えも自分の主観に沿ったものの中で知らず知らずのうちに選んでしまう危険があります。

必ず客観的に読むということを意識し、自分の意見は入れないようにしましょう。

筆者の主張を整理するお勧めの練習法としては、1問現代文を解いたら、その要約を100字~200字ほどで作る練習をしてみましょう。

要約をすることで、文章全体の要点をまとめながら読むコツをつけることができるようになります。

接続詞に注意する

現代文、特に評論文で重要なテクニックの一つとして、接続詞に注意しながら読むことが大切になります。

一文一文にはそれぞれ役割があり、その役割が何であるのかを明らかにするときに接続詞がとても役に立ちます。

例を挙げると、「しかし」なら前の文とこの文が逆の意味を指し、後ろの文が重要な文であることが分かります。

「それでは」なら、話題がいったん変わる転換を表し、前の文とは話が変わっていると判断できます。

このように接続詞一つだけでも文を読み解く貴重な判断材料になるので、読み飛ばしてしまうのではなく、細かいところまで確認してみましょう。

指示語に注目

先程の接続詞だけでなく、指示語というのも文を読み進めるにあたって重要になってきます。

指示語とは、「これ」「あれ」など、何かを指している言葉のことです。

なぜ指示語が重要なのかというと、設問で指示語について問われる場合がとても多いからです。

問題を解くときに指示語がうまく分からないと自身の回答が大きく的はずれになってしまう場合があります。

現代文を読むときには、「これ」「それ」は具体的に何を指しているのか、逐一チェックしながら読む癖をつけましょう。

現代文の解き方

先程までは、現代文の読み方をご説明しましたが、次に設問の解き方についてご紹介していきます。

「設問の問いのパターンに着目」「傍線部を言い換える」の2点に気を付けて現代文は解いていきましょう。

設問の問いのパターンに着目

まずはこの問題のパターンは何なのかしっかり確認しましょう。

現代文の出題パターンとして「なぜ~なのか」「~はどういうことか」といったことが問われています。

自身が解かなければいけないパターンは何なのか必ず確認しましょう。

文を読む前に問題を先に読み、設問のパターンを知っておくのも良いかもしれません。

傍線部を言い換える

次に「傍線部の言い換え」に当たったら先ほど述べた設問のパターンを先に確認した後、どの部分を言い換えたらよいのかを考えましょう。

さらに傍線部の内容を要素ごとに分解して、それぞれを言い換えている部分を本文から探しましょう。

似ている部分、同じことを言っている部分を見つけたらそこに当てはめれば答えが導きだせるはずです。

この際の注意点として、先ほども言いましたが自分の主観を勝手に入れることは厳禁ですので、あくまで本文の中からのみ探しましょう。

記述力を高める

現代文の試験では必ず記述力を試す設問があります。

自分で考えてまとめなければいけない記述をどのように対策すれば良いのか、困っている人も多いのではないでしょうか。

ポイントを絞って対策をお伝えします。

志望校の記述パターンを研究する

自分が希望している大学の過去問をペラペラめくって見てください。

国語の記述はどのように出題されていますか?

語数制限はありますか?

自分の考えをまとめて書き上げる形式ですか?

文章中から抜き出してまとめる形式ですか?

様々なパターンがあるので、まずは傾向や特徴を研究しましょう。

自分の答案を客観的に見てみよう

自分が書いた記述を模範解答と照らし合わせて見てください。

まずは基本的な、誤字脱字があるかどうかをチェックします。

ここで誤字脱字の多さに気づいたら、基本的な漢字や語彙をもう一度練習する時間を確保する必要があります。

誤字脱字はミスとして捉えている人も多いと思いますが、語彙力がなかったり漢字が苦手だったりすると、文章を書く上でストレスがかかり、内容以前にとりとめがなく読めない記述になってしまいます。

内容に関しては、出題者がどんな回答を望んでいるのかを掴まなければなりません。

ただ文章中の抜粋をひたすら並べて字数を稼ぐのでは点数なりづらいのが記述です。

模範解答から、『ポイントはのどこなのか』を捉えましょう。

少しずつ記述は慣れて来ると『書き方』が分かってくると思います。

地道に一つずつ設問を丁寧に見直していきましょう。

ここでも『何となく感覚で』解くことはNGです。

現代文の正しい解き方教えます!―まとめ―

以上のポイントをもう一度整理すると、

読む時は 「自分の主観は入れない」「接続詞に注意する」「指示語に注目」
解く時は 「設問の問いのパターンに着目」「傍線部を言い換えている部分を探す」

この点を意識して現代文を解けば、必ず点数は安定すること間違いなしです♪

現代文の対策も他の科目と同じようにしっかり行い、磨き上げていって下さい!

ですが現代文がどうしても苦手で、できるなら効率よく成績を上げたいという気持ちもあると思います。

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