【最終手段】どうしても夜中に勉強しないといけない時のコツとは?

定期テスト前など勉強時間が足りなくなりますよね。

夜は早く寝て、朝早く起きて勉強することが良いという事は分かっているけれど、もしも寝過ごしてしまったらと不安になってしまい夜中まで勉強する人も少なくありません。

今回は、どうしても夜中に勉強しなければならない時のコツや夜食について解説しています。

夜中に勉強することのデメリット

やはり夜中に勉強することにはデメリットがあります。

まずはデメリットを改めて見てみましょう。

体調が悪化する

夜中まで勉強をすることにより体調は悪化します。

なぜかというと、睡眠は1日の疲労を回復させるために行うのに、その睡眠時間を削って、さらに脳や体を疲労させにいくのですから、身体にとって大きな負担となります。

夜中まで勉強をした次の日には、睡眠を取れていないことにより体がだるい上に、免疫力が格段に落ちてしまいます。

そこに風邪の菌が入ってきたら、いつもなら問題ないのに、菌に負けてしまう可能性が高くなります。

中には、体のだるさだけでなく、ずっと頭痛や腹痛を感じてしまうというような人もいるので、体調が悪化する可能性がかなり高くなるということを覚えておきましょう。

勉強の効率が落ちる

夜中まで勉強をすることによって覚えた内容は、直後に試験があれば、ほとんど100%そのまま試験の時にも覚えています。

しかし、ほとんど寝ていないことで記憶には定着せずに、時間の経過と共に忘れていき結果的には数%も覚えていません。

しっかり睡眠をとっている状態だと、覚えたことが睡眠中に覚えた内容が頭の中で整理されるので、70%程度は忘れてしまいますが、30%程度は記憶に定着して、時間が経過しても中々忘れることはありません。

このように少しずつ記憶に定着するというのを繰り返すことによって、結果的に100%の内容を記憶に定着させることが出来るというのが、記憶の仕組みです。

夜中まで勉強をすると、確かに一時的には覚えているのですが、ほとんど寝ていないことが原因ですぐに忘れてしまうので、長い目で見ると「勉強時間が多い割に全然記憶に定着していない」という効率の悪い勉強になってしまいます。

誘惑が多い

夜中まで勉強するとなると家で勉強しているはずなので、目の届く範囲にスマホや漫画などがあると、ついゲームをしてしまったり、漫画を読んでしまったりして、無駄な時間を消費してしまいやすいです。

また、深夜は疲労から思考力や意志力が弱まっているので、誘惑に負けやすいのも無駄な時間を増やす原因となってしまいます。

生活リズムが狂う

夜中まで勉強することで、次の日は遅い時間まで寝てしまったり、試験を受けてから眠いので夕方頃まで仮眠をして、また夜から勉強するというようになってしまうと、中々夜型の生活リズムを改善出来ません。

そうすると、日中に眠気を感じてしまったり、夜になっても中々眠れなくなったりしてしまい、生活リズムが狂っていってしまいます。

日中学校へ行っている人にとって、徹夜は致命傷です。

授業中に眠くなるのは必然。先生からの大事な話が耳に入らなくなってしまいます。

これが繰り返されると、『学校へ行くのが面倒くさい』とい気持ち芽生えてくる事もなきにしもあらず。

あまり良い生活環境とはいえません。

どうしても夜中に勉強しなければならない時のコツ

デメリットがあるので夜中まで勉強したくはないですが、どうしても夜中に勉強しなければならない時もあるでしょう。

そのような時のコツについてみていきましょう。

体を動かす

夜中まで勉強をしていて眠くなった時には、体を動かすのが効果的です。

軽いストレッチをしたりするだけでも良いので、体を動かすことによって、血流が良くなって脳が運動をしていると錯覚して覚醒して、眠気を覚ます効果があるのです。

また、勉強を中断したくないという場合には、歩きながら参考書を読んだり、ガムを噛みながら勉強したりすることで、体を動かしながら勉強することが出来るのでおすすめです。

肌を刺激する

体を動かすのと同様に、肌を刺激するのも夜中まで勉強をしている際の眠気を払うには効果的だと言われています。

最もおすすめの方法は、シャワーを浴びることです。

シャワーを浴びる時間も勿体無いと感じる人は、洗顔がおすすめです。

洗顔をする際には、単にお湯を出して顔を洗うのではなくて、熱いお湯と冷たい水を交互に出しながら洗顔をして、肌を刺激するのが更に効果的です。

交互に出すことで、お湯によって交感神経が、水によって副交感神経が刺激されます。

この両方が刺激されることによって、自律神経の乱れが整い、結果的に眠気を覚ますことが出来ます。

照明は明るめにする

人間は、明るすぎる照明を浴びることによって眠気が覚めると言われています。

その為、照明を上手く利用して眠気を覚ますのがおすすめです。

普段は机の照明だけで勉強しているという人も、夜中まで勉強をする際には部屋の照明も付けて更に明るさを増しましょう。

また、机の照明の角度も明るすぎると感じるくらいにしておくことで、眠くなりにくくなります。

細かな計画を立てる

夜中まで勉強していると、時間がたくさんあるような気がするのでダラダラと勉強してしまいやすいです。

そうなってしまうとわざわざ睡眠時間を削って勉強している意味が無いので、時間ごとに区切って「何時までにこれをする」というような細かな計画を立てるようにしましょう。

そうすることで、やるべき事が明確になるので、ダラダラと過ごしてしまうことが無くなります。

ガムを噛む

ガムを噛むと脳の血流が良くなり、前頭葉や海馬が活性化され、記憶力や集中力がアップするという事が明らかになっています。

噛むという行為自体が脳の活性化に効果的。

特にガムは噛む回数が圧倒的に多くなるのでおすすめです。

脳の血流がよくなるという事は、眠気を冷ますことにも繋がりますので、徹夜のお供にガムを用意してみてください。

夜中にお腹がすいたときのポイントとは?

夜中まで起きているとやはりお腹もすいてしまうこともあるでしょう。

そのような時にどのようなものを摂れば良いのかをお伝えします。

糖質やビタミンを取る

勉強で疲れているので、脳のエネルギー源になるとされる「糖質」や、それを補助する「ビタミンB群」を含む食材をチョイス。

他に健康維持の助けとされる「ビタミンC」「ビタミンE」「β-カロテン」を含む食材も夜食におすすめです。

胃腸にやさしいものを就寝2時間前までに

遅い時間に胃腸に負担がかかる脂っこいものを食べると、熟睡しづらく、疲れが取れにくくなるうえに、翌日の眠気にもつながるので避けるようにしましょう。

また、夜食で炭水化物をガッツリとってしまうと眠気を呼び集中力が低下します。

できればたんぱく質摂取(茹で卵やサラダチキン)を心がけると良いでしょう。

200キロカロリー以下を目安に

たくさん食べると眠くなりがちなので小腹を満たす程度に。

勉強1時間で使うエネルギーは、多少個人差はありますが80~100kcal程度です。

200kcal以下にしておけば、就寝までにほぼ消費できます。

出来るだけ夜は寝て朝に起きて勉強しようーまとめー

夜中まで勉強する時のコツや、食べるのであればこのような事に気を付けるという事などを紹介してきました。

体調を崩すこともあるので、よほどの理由が無い場合はなるべく夜は早く寝て、朝に早く起きて勉強するようにしましょうね。

効率よく勉強し、志望校合格を勝ち取るためには自分に合った勉強法を見つけ、そのコツを身につける必要があります。

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