桜凛進学塾浦和校がお伝えする、夏休み前にやっておきたい数学の勉強

こんにちは、桜凛進学塾浦和校です。
いつも私たちの記事をご覧くださり、ありがとうございます。
受験生のみなさん、数学の勉強は順調に進んでいますでしょうか?
なかなか苦手な単元が克服できず、苦しんでいる方もいるかと思います。
受験を控えた高校生の皆さんにとって、6月はとても大事な分岐点になります。
まだ「夏休み前」と気が緩みがちな時期ですが、ここでしっかりとした準備ができるかどうかで、夏以降の勉強の進度と成績は大きく変わってきます。
特に数学は「わかる」と「解ける」の差が大きい科目です。
この6月の過ごし方次第で、夏に一気に応用力をつけられるか、それとも土台が不安定なまま伸び悩むかが決まってしまいます。
そこで今回は、桜凛進学塾浦和校がこれまで多くの生徒さんと向き合ってきた経験から、6月にやっておきたい数学の勉強法をお伝えします。
学校の期末テストと受験勉強を両立するヒントとして、ぜひ参考にして、ご自身の勉強に役立ててくださいね。
まずは「基礎の見直し」から
6月は1学期の内容もひと段落し、学校では期末テストが近づく時期ですね。
このタイミングでまずやるべきことは、過去に習った基礎内容の見直しです。
数学は積み重ねの教科なので、1年生や2年生で学習した単元で理解が曖昧な部分があると、3年生の応用問題に進んだときに大きな壁になります。
たとえば、数列の漸化式が苦手な生徒さんは、式の処理に時間がかかってしまい、応用問題になると対応できなくなってしまいます。
一つの例としては、6月のうちに数IAの「場合の数・確率」や「データの分析」や数IIBや数Cの「数列」や「ベクトル」といった、つまずきやすい単元を1週間で1単元ずつ、理解度が低い部分を重点的に復習していくことが、今後の飛躍の土台になるでしょう。
問題集の標準レベルの問題で「穴を見つける」
次に取り組みたいのが、標準レベルの問題を使って自分の理解の抜けを確認することです。
ついついハイレベな問題集に手を出したくなる時期ですが、焦りは禁物です。
「簡単すぎる」と思うような基本問題でも、実際に解いてみると理解が浅かったり、定義・定理の曖昧さが見えてくることが多々あります。
例えば、因数分解の公式や平方完成など、基本中の基本と思っていたことが、瞬時に書けなかったりすることがよくあります。
このような部分を今のうちに確認・補強しておけば、夏以降に応用問題や過去問へ進んだ際も「土台がしっかりしているからこそ戦える」という自信につながります。
解法パターンの整理と演習へ
基礎の確認がある程度終わったら、「よく出る問題の解法パターンを整理する」ことにも取り組んでいきましょう。
数学の入試では、「このパターンが出たらこの解き方」という定石があります。
これを知らずに毎回ゼロから考えていると、試験本番で時間が足りなくなってしまいます。
6月のうちから、チャートや基礎問題精講などの網羅系の問題集を使い、「この問題は、二次関数のグラフの変化に着目すればいい」や「この問題は、等差数列の一般項からn項目を出すパターンだ」といったように、自分の頭の中で“整理された解法の引き出し”をつくっておくことが、夏以降の過去問演習にもつながっていきます。
1日30分でもいい。毎日の積み重ねがカギ
最後に、数学の勉強において一番大切なのが「継続の習慣」です。
受験勉強はどうしても時間との戦いになりがちですが、まとまった時間が取れない日でも、30分だけ問題を解く習慣があると、勉強のリズムを崩さずにいられます。
数学は積み重ねの科目ですから、日々積み重ねた分だけ、夏休み以降、学力が伸びやすくなります。
桜凛進学塾浦和校の卒業生の中には、部活動で毎日忙しく、平日は練習や試合で帰宅時間が遅くなるという状況の中でも、自分にできることをコツコツと積み重ね、見事に中央大学理工学部に合格した生徒さんがいらっしゃいます。
その生徒さんは、「どんなに疲れていても毎日欠かさず数学の問題を解く」というルールを自分に課し、継続的に学習を続けていました。平日はまとまった時間が取れないため、隙間時間をうまく使い、移動中に定義・定理の確認を行うなど、効率を意識した勉強スタイルを確立していました。
また、土日は比較的時間が確保できることから、1日の学習スケジュールの中に必ず30分ずつ「基礎の復習時間」を取り入れ、高1・高2で習った内容を定期的に振り返ることで、知識の定着と抜けの防止に努めていました。
地道な努力と時間の使い方の工夫が実を結び、中央大学の理工学部に合格を果たしたのです。このように、忙しい日々の中でも自分に合った勉強方法を見つけ、継続することが合格へのカギとなります。
大切なのはくり返しになりますが「毎日欠かさず、数学の問題に触れること」です。
それができれば、6月は夏への最高の準備期間になります。
まとめ
今やるべきことを、一つずつ
6月の数学は、焦らずにコツコツと基礎を作り上げましょう。
「こんな簡単なこと、今さらやる意味ある?」と感じる内容ほど、実は後から効果が出てくるものです。
桜凛進学塾浦和校では、生徒さん一人ひとりの状況に合わせて、毎月の学習計画や不安のある単元の解説や、やるべき演習問題の提案なども丁寧にアドバイスしています。
どんな勉強も、最初の一歩から。
この記事が、皆さんの「明日への一歩」につながれば嬉しいです。
一緒に、がんばっていきましょう。
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