共通テスト本番を想定した「時間配分」トレーニングを始めよう

こんにちは!桜凛進学塾浦和校です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
11月に入り、いよいよ「共通テスト本番」を意識した勉強の段階に突入しました。ここからの時期、学力そのものの底上げはもちろん大切ですが、本番で実力を発揮するための“戦略”を整えることも同じくらい重要です。
その戦略の中でも特に差がつくのが「時間配分」。今回は、共通テスト本番を想定した時間配分トレーニングの重要性と、効果的な練習法についてお伝えします。
「知識」よりも「時間」で失点する人が多い?
共通テストは、思考力・判断力・読解力を問う出題形式に変わって以来、「時間との勝負」という性格が一層強まりました。
特に英語リーディングや国語の現代文・古文・漢文では、設問文の分量が多く、すべてを丁寧に読んでいると時間が足りなくなることも珍しくありません。
実際に模試の成績分析をしていると、「知識や読解力は十分にあるのに、時間が足りずに最後の大問を解き切れなかった」というケースが非常に多く見られます。
つまり、“解けなかった”のではなく、“時間が足りなかった”だけで点を落としているということです。
この「時間管理の甘さ」を克服するには、今のうちから「時間を意識した演習」を繰り返すことが不可欠です。
科目別に見る時間配分のポイント
では、どのように時間を配分していけばよいのでしょうか。ここでは代表的な科目をいくつか挙げてポイントを整理してみましょう。
英語(リーディング)
80分という制限の中で約6,000語近い文章を読む必要があります。
第1問と第2問では20分程度を目安とし、第3問から第6問までに60分をかけるのが理想的です。
各大問ごとにタイマーを使って「ここまでで○分」と意識しながら解く練習を重ねましょう。
長文では1問あたり15分以内で読解から解答まで終えられるよう、スピードと正確さのバランスを意識することが大切です。
国語
現代文・古文・漢文の三分野を、時間内でバランス良く解き切ることが求められます。
現代文には25分、古文に25分、漢文に20分という配分を意識しましょう。
特に古文・漢文では、本文を丁寧に読むよりも、まず設問を確認してから本文に戻る「設問先読み法」を練習しておくと、効率良く正解にたどり着くことができます。
数学
計算のスピードと冷静な判断力が試される科目です。
最初の大問に10〜15分ほどかけ、残り時間を他の問題にバランスよく割り振ることが理想です。特に難問にこだわりすぎず、「解ける問題を確実に取る」という姿勢を持つことが大切です。
過去問を使って「この大問を15分で終える」という練習を繰り返すと、自然と時間感覚が身についていきます。
「時間感覚」を鍛えるためのミニトレーニング
日常的な学習の中でも、少し工夫するだけで時間配分の感覚を磨くことが可能です。
たとえば、問題集を解くときには「1ページを10分で終える」と決めてタイマーをセットしてみましょう。
英語の長文を読むときには、「3分で1段落を読む」というように、自分なりのリズムを設定するのも効果的です。
また、苦手科目こそ短時間で集中して取り組む「スプリント勉強法」を取り入れると、集中力と処理スピードの両方を鍛えることができます。こうした時間を区切る学習法は、共通テストだけでなく、その後の二次試験や大学生活でも役立つスキルとなります。
まとめ
時間配分は「実力」を引き出す最後の鍵
ここまでお伝えしてきたように、共通テスト本番で高得点を取るためには、知識や理解度だけでなく、「時間の使い方」が合否を左右します。
残り2か月の今だからこそ、実戦形式のトレーニングを始めることが重要です。過去問を解く際には、制限時間を意識して解くこと、各大問ごとの終了目安を決めること、そして本番と同じ環境で演習を行うことを徹底してみてください。
桜凛進学塾浦和校では、生徒一人ひとりの得意・不得意に合わせた時間配分戦略の指導も行っています。
自分に合ったペースを確立し、「本番で最高のパフォーマンス」を発揮できるよう、今から一緒に準備を進めていきましょう!
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