桐朋中学校・高等学校の特徴と定期テスト対策 | 中高一貫個別指導塾なら桜凛進学塾池袋校

桐朋中学校・高等学校は、基礎学力を大切にしながらも、自主性や探究心を育む教育方針で知られる男子校です。ここでは、使用教材やカリキュラム、定期テストの傾向とおすすめの勉強法について解説します。

基本情報と教育方針

桐朋では「学力の基礎を偏りなく身につけること」を重視しており、中学では選択授業を設けずに幅広い基礎を固めます。
高校に進むと文系・理系を横断するクラス編成の中で、段階的に選択科目が増え、自分の進路に合わせた学習を展開していくのが特徴です。

また、中学3年間を通じて夏休みに「自由研究」を課すなど、生徒の自主性を引き出す仕組みが整っています。

使用教材とカリキュラム

桐朋の教材は、独自の問題集と市販教材を組み合わせた構成 が特徴です。

  • 中学数学:「A級問題集」(教員作成)を活用し、基礎から応用まで幅広く演習。

  • 中学英語:『NEW TREASURE』や『ENGLISH DISCOVER』などを段階的に使用。

  • 高校数学:『ベーシックスタイル数学演習』や独自問題集で受験を意識した内容を扱います。

このように、授業と教材が密接に連動しており、定期テスト対策=授業内容の反復という構造になっています。

定期テストの傾向

数学

  • 基本問題が中心で、平均点は70点前後と比較的高め。

  • 「A級問題集」をしっかり解けるようにすることで十分に対応可能。

  • 独自教材は解説が少ないため、授業ノートや先生の補足説明と併せて理解を深める必要あり。

英語

  • 授業で扱った教材からの出題が中心。大問には出典が明記されることも多い。

  • 特に中学の低学年ではリスニングの比重が高め。

  • 教材を徹底的に復習すれば、高得点が狙える構成。

おすすめの勉強法

桐朋の定期テスト対策は「授業+教材の反復」が基本です。

特におすすめなのが 3周学習法

  1. テスト範囲全体をざっと解いて、苦手問題に印をつける。

  2. 印をつけた問題を重点的に復習し、教科書や解説に立ち返って理解を補強。

  3. 最後に再挑戦し、完全に解ける状態に仕上げる。

テスト2〜3週間前から始め、1週間前に完成させるのが理想です。繰り返しの演習で苦手分野を克服し、学習への自信を高めていくことができます。

まとめ

桐朋中学・高校の定期テストは、授業と教材に強く連動しており、普段の積み重ねがそのまま得点に直結 します。特に数学は「A級問題集」、英語は「授業で配布された教材」を徹底的にやり込むことがポイントです。

日々の学習を大切にし、テストごとに着実に成果を積み上げることが、桐朋で結果を出す最短ルートだと言えるでしょう。

 

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