「寝る時間を削ると逆効果?」睡眠と受験勉強のバランス

こんにちは、桜凛進学塾浦和校です。

いつも私たちの記事をご覧いただき、ありがとうございます。

受験生のみなさん、日々の勉強、お疲れさまです!

「もっと勉強しなきゃ」、「少しでも時間を確保しないと…」と、つい寝る時間を削ってしまっている方はいませんか?

6月は、これから迎える夏休みに向けて、自分の学習習慣や生活リズムを見直す大切なタイミングです。

受験勉強が本格化すると、つい睡眠時間を削ってしまう方も多いのではないでしょうか。
確かに、机に向かっている時間が長ければ勉強している実感は得られますが、実は睡眠不足が続くと学習効率は大きく低下してしまいます。

今回は、睡眠と受験勉強の関係について解説しながら、限られた時間の中で最大限の効果を得るためのバランスのとり方をご紹介します。

睡眠不足がもたらす学習への悪影響とは?

「眠いけど、もうちょっと頑張ろう…」という無理は、集中力や記憶力に悪影響を及ぼします。
睡眠中には、日中に学んだことが脳内で整理され、記憶として定着していきます。
つまり、寝ないと覚えた内容が定着しにくくなり、「せっかく勉強したのに翌日には忘れていた」という状態になりがちです。

また、睡眠不足が続くことで以下のようなデメリットも起こります。

『集中力の低下によるミスの増加』、『思考力・判断力の鈍化』、『イライラしやすくなるメンタル面の不調』、『免疫力が低下して感染症に罹りやすくなる』など、みなさんの心身に様々な影響を及ぼします。

このように、睡眠を削っての勉強は「頑張っているつもり」でも、結果的には効率を下げてしまう原因となるのです。

最適な睡眠時間はどれくらい?

では、受験期の理想的な睡眠時間はどの程度なのでしょうか。

一般的に、中高生にとって理想とされる睡眠時間は7〜8時間程度とされています。
ただし、個人差があるため、「自分がスッキリ目覚められる時間帯」を基準に調整していくことが大切です。

また、睡眠の「質」にも注目しましょう。
例えば、寝る直前までスマートフォンを見ていると、ブルーライトの影響で眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりすることがあります。
「量」と「質」の両方を意識することで、睡眠の効果を最大限に引き出すことができます。

「寝る時間を削らずに勉強時間を確保する」工夫とは?

それでも、「やらなきゃいけないことが多すぎて、寝る時間を削らないと間に合わない…」と感じている方もいるかもしれません。
そんなときは、まずは日々の過ごし方を見直してみましょう。

スキマ時間の活用

通学時間や休み時間に暗記ものを取り入れるだけでも、大きな差が出ます。
通学中の電車やバスの中で出来る勉強をしましょう。
英単語や古文単語などの暗記をおすすめされることがありますが、それ以外では、ノートを見返すなど、前日の勉強の復習時間に充てることもよい時間の使い方でしょう。

休み時間は友だちと話しをしたくなりますが、その半分の時間を暗記や定義・定理の確認などに時間を使ってみましょう。

もちろん、友だちと話しをすることで、ストレス発散や情報交換にもなるので、メリハリをつけて取り入れることが重要です。

優先順位を明確に

「今やるべきことは何か?」を常に意識することが、受験勉強を効率的に進める上で非常に大切です。

たとえば、全教科をまんべんなく勉強しようとすると、結果的にどれも中途半端になってしまうことがあります。

そうならないためにも、「合格のために、現時点で本当に必要な勉強は何か」を考え、優先順位をつけて取り組むことが重要です。

たとえば、「苦手な数学の中でも頻出分野に絞って集中的に対策する」、「英語は文法より単語と長文読解に力を入れる」といった工夫が有効です。

このように、時間の使い方を見直し、効率的に勉強を進めていくことで、無理に睡眠を削ることなく、勉強時間をしっかり確保することが可能になります。
限られた時間の中でも成果を出すには、戦略的な勉強がカギになります。

「朝型」に切り替えることのメリット

睡眠時間を確保しつつ、勉強時間も確保したいという方には、「朝型」への切り替えもおすすめです。

夜遅くまで勉強すると、どうしても疲労や眠気で集中力が落ちてしまいます。
たとえば、夜12時を過ぎてから数学の問題を解こうとしても、計算ミスが増えたり、なかなか理解が進まないことはありませんか?

一方で、朝の時間帯は脳がすっきりしていて、記憶の定着や問題演習に最適です。

桜凛進学塾浦和校のある生徒さんは、夜型から朝型に切り替えて、毎朝、前日に覚えた英単語の復習を習慣にしたことで、以前より短時間で確実に覚えられるようになったと話してくれました。

また、朝の目覚めがよくなり、勉強中に眠くなりにくくなったそうです。

早寝早起きを習慣化することで、日中の集中力が高まり、生活リズムも安定します。
最初は少し大変かもしれませんが、1週間程度続ければ体も慣れていきます。

特に夜型の方は、試験本番が午前中に行われることを考えると、できる限り早い段階で朝型に移行しておくことは大きなメリットになります。

まとめ

受験勉強は長期戦です。短期的に睡眠時間を削っても、集中力や記憶力が低下すれば、かえって効率が悪くなってしまいます。
しっかりとした睡眠は、学力を伸ばすための“土台”とも言える大切な要素です。

「限られた時間で、どうすれば成果を出せるか?」という視点で、睡眠時間も大切にしながら、自分に合った学習リズムを見つけていきましょう。

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