鉄緑会の入塾テスト対策|新高3は春が最後のチャンス!出題範囲・難易度と今からやるべきこと【池袋】

鉄緑会の入塾テスト対策ガイド|桜凛進学塾池袋校

「鉄緑会の入塾テストって、どれくらい難しいの?」「何をどこまで勉強すれば合格できる?」――東大・医学部を目指す高校生や保護者の方から、桜凛進学塾池袋校にもこうしたご相談が多く寄せられます。

特に注意したいのが現在高2の生徒です。鉄緑会の高3クラスへの入会は4月のみで、その前の春(3月頃)の入会選抜試験が、高3から鉄緑会に入る事実上ラストチャンスになります。秋の今から動き出せば、本番までおよそ5か月。準備期間としては十分ですが、何となく過ごすとあっという間です。

この記事では、鉄緑会の入塾テスト(入会選抜試験)の基本情報・出題範囲・難易度から、科目別の具体的な対策、そして新高3が今から3月までにやるべきロードマップまで、東大生・医学部生を中心とした講師が在籍する桜凛進学塾池袋校が詳しく解説します。

※鉄緑会は入塾テストの詳細を公式には公開していません。本記事の内容は、2026年10月時点の公式サイトの告知・公開されている体験談・ネット上の情報をもとにまとめたものです。日程や出題範囲は年度によって変わる可能性があるため、受験前に必ず鉄緑会へ直接ご確認ください。

鉄緑会の入塾テスト(入会選抜試験)の基本情報

まずは、公開情報や体験談から分かっている入塾テストの概要を整理します。

項目 内容(目安)
正式名称 入会選抜試験
試験科目 英語・数学の2科目
試験時間 各科目80分程度とされる(公式には非公表)
実施時期 中途入会は年4回程度(3月・6月・9月・12月頃)。試験の翌月が入会月
受験料 2,000円程度
会場(東京) 代々木の本部校舎
過去問 非公開・市販なし(問題用紙は回収される)
再受験 不合格でも次回以降に再受験可能
申込方法 電話・資料請求で募集要項を取り寄せる。定員に達すると締め切られる場合あり

指定校制度について

鉄緑会には「指定校制度」があり、開成・麻布・駒場東邦・桜蔭・豊島岡女子学園・女子学院・筑波大学附属駒場・渋谷教育学園幕張などの指定校に通う生徒は、新中1の4月入会に限り試験なしで入会できます。

ただし、中1の5月以降の中途入会では指定校の生徒も入塾テストの受験が必要です。つまり、高校生から鉄緑会を目指す場合は、学校に関係なく全員が入塾テストで選抜されることになります。

高3は「春」しか入れない ― 新高3の入塾テストが特別な理由

鉄緑会の中途入会の選抜試験は年に数回ありますが、秋・冬の選抜試験の対象は中1〜高2です。高3クラスは受験学年として4月にスタートするため、高3から入会できるのは4月入会のみとなります。

つまり、現在高2の生徒にとっては、

  • 高2のうちに入る:12月頃の選抜試験(1月入会)
  • 高3から入る:3月頃の選抜試験(4月入会)が最後

という2つのチャンスしか残っていません。年度や校舎によっては春に2回(2月・3月)受験機会がある場合もあるため、早めに募集要項で日程を確認しておきましょう。

中学生や高1であれば「今回ダメでも3か月後にまた受ければいい」と考えられますが、新高3には次がありません。なお、高2のうちに入会して高3のクラス分けを決める冬の校内模試に臨む流れについては、鉄緑会のクリスマス模試とA・Bクラス分けのコラムで解説しています。そのため、「とりあえず受けてみる」ではなく、本番から逆算して秋から計画的に準備することが合格への近道です。

新高3の入塾テストの難易度と合格ライン

合格率は非公表。ただし高学年ほどハードルは上がる

鉄緑会は合格率や合格最低点を公表していません。中途入会全体では合格率は5〜6割程度とする推計もありますが、これは中学生も含めた数字です。

高校生、とりわけ高2・新高3の試験は、すでに鉄緑会で数年間学んできた内部生と同じ土俵に立てるかを見る試験です。鉄緑会の内部生は学校よりかなり早いペースで英数の先取りを進めているため、学年が上がるほど「学校の範囲を勉強しているだけ」では合格が難しくなります。

求められるのは「東大入試の基礎〜標準問題を、時間内に正確に解き切る力」

体験談を見ると、入塾テストで差がつくのは奇問・難問ではなく、典型問題を時間内にミスなく処理できるかどうかです。問題数が多く、時間配分が合否を左右するという声も多く聞かれます。

「難しい問題が少し解ける」よりも「標準問題を一通り落とさない」ことのほうが、入塾テストでははるかに重要です。

新高3の入塾テストの出題範囲(目安)

出題範囲は学校の進度ではなく、鉄緑会の内部カリキュラムの進度に準拠すると言われています。正確な範囲は受験時期ごとに異なるため、必ず事務局に確認してください。そのうえで、新高3が想定しておくべき範囲の目安は次のとおりです。

数学

  • 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Cの全範囲は前提として準備する
  • 新課程で数学Cに移行したベクトルや、複素数平面も出題される可能性がある
  • 理系志望の場合、数学Ⅲ(極限・微分・積分)の基本まで手を付けておくと安心
  • 形式は「計算中心の小問集合」+「論理の流れを記述する大問」という構成とされる

英語

  • 高校英文法・語法の全範囲
  • 大学入試レベルの語彙・熟語
  • 長文読解(分量が多く、速読力が必要)
  • 英作文(和文英訳・短い自由英作文)
  • 時期によっては発音・リスニングが出題されたという報告もある

英語は数学に比べると「基本問題中心で、実力があれば時間が余る」という声もあります。だからこそ、英語で取りこぼさないことが合格の前提になります。

【科目別】鉄緑会の入塾テスト対策

数学の対策

① 網羅系問題集1冊の「例題」を完璧にする

青チャートやフォーカスゴールドなどの網羅系問題集を1冊決め、数Ⅰ・A・Ⅱ・B・Cの例題を、解説を見ずに最後まで再現できる状態を目指します。複数の問題集に手を広げるより、1冊を完全に定着させるほうが入塾テストには効果的です。

② 未習範囲は「典型問題が解ける」レベルまで先取りする

学校でまだ習っていない単元(数学C、理系なら数学Ⅲなど)は、深入りせず教科書の例題〜基本的な典型問題が解けるレベルを最優先にしましょう。完璧を目指して時間を使いすぎるより、範囲全体に「穴」がない状態をつくることが大切です。

③ 計算の速さと正確さを鍛える

小問集合では計算力がそのまま得点になります。毎日10〜15分でも計算演習の時間を確保し、ケアレスミスの傾向を自分で把握しておきましょう。

④ 記述答案の「書き方」を身につける

大問では論理の流れを答案で示す力が問われます。答えが合っていても過程が飛んでいると減点されるため、第三者に答案を見てもらい、論理の抜けを指摘してもらう練習が有効です。

⑤ 80分の時間配分を練習する

本番を想定して、小問→大問の順に、どこで何分使うかを決めた演習を直前期に繰り返します。「解ける問題から確実に取る」判断力も、演習の中でしか身につきません。

英語の対策

① 文法・語法は問題集1冊を3周する

文法・語法の問題集を1冊決め、間違えた問題だけを繰り返し解き直すことで穴をなくします。入塾テストの文法問題は基本〜標準レベルが中心なので、取りこぼしはそのまま致命傷になります。

② 単語は大学入試レベルまで一気に固める

鉄緑会の生徒の多くが使う『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』は、入会後の学習にもそのままつながる単語帳です。いきなり全部は難しいので、まずは共通テスト〜国公立二次の頻出語を確実にしたうえで取り組むのがおすすめです。

③ 長文は「時間を計って」読む

精読だけでなく、1題あたりの目標時間を決めて読む練習をしましょう。入塾テストは問題量が多いため、速読力が足りないと最後まで解き切れません。

④ 英作文は「減点されない英文」を書く練習から

難しい表現を使う必要はありません。文法ミスのない、シンプルで正確な英文を書けるかが大切です。自分で採点するのは難しいので、添削を受けながら練習するのが効率的です。

⑤ 理系は英語を後回しにしない

理系の生徒は数学の先取りに時間を取られ、英語が手薄になりがちです。英語は短期間で一気に伸ばしにくい科目なので、秋のうちから毎週一定の時間を確保しておきましょう。

新高3が今から3月までにやるべきロードマップ

新高3の鉄緑会入塾テスト対策ロードマップ(10月〜3月)

高2の10月から春の入塾テストまでの約5か月を、次のように逆算して進めるのがおすすめです。

10月:情報収集と現状分析

  • 鉄緑会に電話・資料請求をして、募集要項(日程・出題範囲)を確認する
  • 直近の模試・定期テストから、数学・英語の弱点単元と未習範囲をリストアップする
  • 使う問題集を英数それぞれ1冊に絞る

11月〜12月:既習範囲の総点検

  • 数学:数Ⅰ・A・Ⅱ・Bの例題を一通り解き直し、解けない問題に印をつけて潰す
  • 英語:文法問題集を1周、単語帳を毎日進める
  • 2学期の期末テスト期間も、英数の学習を完全には止めない

1月:未習範囲の先取りと典型問題演習

  • 数学C(ベクトル・複素数平面など)、理系は数学Ⅲの基本を、典型問題が解けるところまで進める
  • 英語:長文を時間を計って読む演習、英作文の添削をスタート

2月:本番形式の演習

  • 英数それぞれ80分の時間を計って、東大入試の基礎〜標準レベルの問題でセット演習を行う
  • 時間配分の型を決め、ミスの傾向を分析する
  • 2月にも選抜試験がある場合は、腕試しとして受験しておくと3月本番に生きる

3月:最終確認と本番

  • これまでに印をつけた「解けなかった問題」だけを総復習
  • 新しい問題集には手を出さない
  • 体調管理を最優先に、万全の状態で本番へ

入塾テストでよくある失敗パターン

  • 難問集に手を出してしまう:基礎の穴が残ったまま難問に取り組んでも、入塾テストの得点にはつながりません。
  • 学校の範囲だけで受験する:出題範囲は鉄緑会の内部進度に準拠するため、学校で未習の単元が出ることがあります。
  • 英語を後回しにする:特に理系に多いパターンです。英語で取りこぼすと、数学で挽回するのは困難です。
  • 申し込みが遅れる:定員に達すると締め切られる場合があります。日程が分かったら早めに申し込みましょう。
  • 「ダメならまた受ければいい」と考える:新高3には次の機会がありません。1回で合格する前提で準備しましょう。

合格した後も「入会後」を見据えておく

高3から鉄緑会に入会すると、毎週が模試のような高密度の演習が始まります。内部生は中学・高1から鉄緑会の進度に慣れているため、高3からの入会組は最初の数か月で消化不良を起こしやすいのも事実です。

入塾テストのための勉強は、入会後についていくための土台づくりでもあります。合格をゴールにせず、「入会後の授業を消化できる基礎力」をつける意識で準備を進めましょう。入会後に鉄緑会の授業と個別指導を組み合わせる方法については、鉄緑会と個別指導の併用ガイドで詳しく解説しています。

また、鉄緑会に入会しない場合でも、東大・難関国公立医学部を目指す道はもちろんあります。大切なのは「どの塾に入るか」ではなく、高3の1年間を自分に合った環境で戦えるかです。

桜凛進学塾池袋校の鉄緑会入塾テスト対策

桜凛進学塾池袋校では、鉄緑会の入塾テスト対策から、入会後の鉄緑会との併用まで、一人ひとりに合わせた個別指導を行っています。

  • 東大生・医学部生を中心とした講師陣:東大入試の基礎〜標準問題を熟知した講師が、数学の記述答案や英作文を丁寧に添削します。
  • 110分授業:解説→類題演習→解き直しまでを1回の授業で完結。80分の本番形式演習にも対応できます。
  • 入塾テストから逆算した学習計画:受験のプロとの面談で、現状の学力と春の選抜試験の日程から、月ごと・週ごとの学習計画を一緒に設計します。
  • 未習範囲の先取りにも対応:数学C・数学Ⅲなど、学校でまだ習っていない単元も個別指導ならではのペースで進められます。
  • 池袋駅から通いやすい立地:学校帰りに通いやすく、代々木の鉄緑会本部へも山手線1本でアクセスできます。

鉄緑会の入塾テストに関するよくある質問

Q. 高3の途中から鉄緑会に入ることはできますか?

A. 高3クラスへの入会は4月のみで、その前の春(3月頃)の選抜試験に合格する必要があります。高3の途中からの入会はできないため、高2の秋から準備を始めるのがおすすめです。

Q. 鉄緑会の入塾テストの過去問は手に入りますか?

A. 過去問は公開・市販されておらず、試験問題も回収されます。網羅系問題集の例題や、東大入試の基礎〜標準レベルの問題で対策するのが現実的です。

Q. 不合格でも再受験できますか?

A. 中学生〜高2であれば次回以降の選抜試験で再受験できます。ただし新高3は春が最後の機会になるため、1回で合格する前提で準備しましょう。

Q. 指定校に通っていれば入塾テストは免除されますか?

A. 免除されるのは新中1の4月入会のみです。中1の5月以降の中途入会では、指定校の生徒も入塾テストを受ける必要があります。

Q. 個別指導で入塾テスト対策をするメリットは何ですか?

A. 入塾テストの範囲は鉄緑会の内部進度に準拠するため、学校の進度や本人の得意・不得意によって「やるべきこと」が一人ひとり大きく異なります。個別指導なら、弱点の補強と未習範囲の先取りを、春の試験日から逆算した自分専用のペースで進められます。

まとめ ― 新高3の鉄緑会入塾テストは「今」から始める

  • 鉄緑会の入塾テストは英語・数学の2科目で、典型問題を時間内に正確に解き切る力が問われる
  • 出題範囲は鉄緑会の内部進度に準拠するため、学校で未習の単元も出る可能性がある
  • 高3クラスへの入会は4月のみ。春の選抜試験が事実上のラストチャンス
  • 高2の秋から逆算して準備すれば、約5か月で合格レベルに届く可能性は十分ある

「鉄緑会の入塾テストを受けたいけれど、何から始めればいいか分からない」「学校の進度が遅く、未習範囲が多くて不安」――そんな方は、ぜひ一度桜凛進学塾池袋校にご相談ください。東大生・医学部生を中心とした講師と受験のプロが、春の入塾テスト合格、そしてその先の志望校合格まで全力でサポートします。

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