10月の英語長文対策!速読と正確さを両立する方法

こんにちは!桜凛進学塾浦和校です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

10月に入り、共通テスト本番までいよいよ3か月を切りました。英語の学習において、この時期に特に意識したいのが「長文読解のスピードと正確さ」です。

共通テストの英語では、従来のセンター試験と比べて文章量が約1.5倍に増加しており、速く正確に読む力が求められます。今回は、10月から取り組みたい「速読と正確さを両立する英語長文対策」について解説します。
共通テストの英語リーディングは、全体で約6000語前後の英文を読むことになります。

しかも設問形式も「内容一致」「要約」「図表読解」など多様化し、単語の意味を追うだけでは対応できません。時間配分の目安としては、
・第1〜3問:15分以内
・第4〜6問:45分程度
が理想ですが、実際には読むスピードが追いつかず、最後の大問で焦ってしまう受験生が多いです。

まずは「読む量に慣れる」ことが最優先です。10月以降は、過去問や模試形式の問題集を使って、毎日1題は本番レベルの長文を読むようにしましょう。最初から全文を丁寧に訳そうとせず、「文意を素早くつかむ」読み方を意識するのがポイントです。

速読の基本は「文構造」と「情報の取捨選択」

速読というと、ただ目を速く動かすことだと思われがちですが、実は違います。
速く読める人ほど、英文構造の把握が正確です。

例えば、英文を読む際に「主語」「動詞」「目的語」「修飾語句」を瞬時に見抜く習慣をつけると、文章の骨格が明確になり、不要な部分に時間を取られにくくなります。
また、「接続詞」「指示語」「転換表現(however, thereforeなど)」を意識することで、論理の流れを追いやすくなります

さらに、共通テストでは「具体例」「余談」「背景説明」など、設問に関係のない部分も多く含まれます。こうした箇所を見抜き、設問に関係する情報を優先的に読むことが、速読と正確さを両立するコツです。

音読とスラッシュリーディングで読解力を強化

速読練習の中でも効果的なのが音読とスラッシュリーディングです。

音読を繰り返すことで、英文の語順やリズムが自然に身につき、頭の中で日本語に訳さなくても意味が取れるようになります。

一方スラッシュリーディングは、文の区切れごとに意味を取る練習法で、例えば

I realized / that what I had thought was true / was actually wrong.
のように、文を「意味のかたまり」で理解します。
このトレーニングを日々繰り返すことで、英文処理のスピードが格段に上がります

正確さを保つための「設問先読み」

速く読むことに慣れてきたら、次は「設問を先に読む」練習を取り入れましょう。
共通テストでは、問題文の順番と本文の流れが対応していることが多いので、設問で問われている内容を先に把握しておくと、本文を読みながら答えのヒントを探しやすくなります。
これにより、無駄な読み返しを減らし、正答率も上がります。

また、選択肢を確認する際は、「否定表現」「数字」「比較」「因果関係」など、本文中の根拠と対応する部分を必ずチェックする習慣をつけましょう。速く読んでも、読み違えたら意味がありません。スピードよりも「根拠を意識して答える」ことが大切です。

桜凛進学塾浦和校での実践例

桜凛進学塾浦和校では、10月以降の授業と宿題で「共通テスト形式の長文演習+音読トレーニング」を組み合わせた対策を行っています。

毎回の授業では、実際に本文を制限時間内で読み、解答後にどこで時間を使ったか・どの文構造でつまずいたかを一緒に分析します。そして、宿題として自宅で音読をしてもらっています。

生徒さんからは「読むスピードが上がった」「長文に抵抗がなくなった」という声も多く、11月の模試で得点が安定してくるケースも増えています。

まとめ

10月は「量」と「質」を両立しましょう!

英語長文の得点を伸ばすためには、「読む量を増やす」ことと「正確に理解する」ことの両方が欠かせません。
10月はそのバランスを取る最適な時期です。

・1日1題の長文演習を継続
・音読・スラッシュリーディングで基礎力強化
・設問先読みで正確さをキープ

この3点を意識して、スピードと理解力を磨いていきましょう

共通テストまでの3か月は、焦らず、しかし確実に実戦力を積み上げる期間です。
「読める」から「解ける」へ、この変化を実感できるよう、10月からの英語長文対策を本格的に進めていきましょう。

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