【高校1・2年生必見!】桜凛進学塾浦和校が解説する、私立大学のすべて

はじめに

こんにちは!いつも記事をご覧になっていただき、ありがとうございます。
今回は、主に高校1・2年生の皆さんに向けて「私立大学」についてご紹介します。国公立大学との比較や学費、今のうちからやるべきことについても網羅しております。
ぜひ最後までご覧ください!

私立大学と国公立大学の違いとは

運営元や難易度の違いについて

国公立大学は、国や都道府県、市町村が運営しており、全国に国立大学が86校、公立大学が93校あります。
それに比べ、私立大学は民間が運営しており、全国には607校あり、国公立大学の約3.4倍もあります。
また国公立大学は募集人数が私立大学に比べて少なく、最低でも共通テスト試験で6割は得点できなければ門前払いになるなど、難易度が高い学校が多いです。

学費について

4年間の学費は国公立大学では255万円前後、私立大学文系学部では約400万円、私立大学理系学部では約540万円、医科歯科系では2,360万円と学校・学部によってかなり異なり、公立大学では、住んでいる地域によって学費が異なる場合もあります。
ただし、この金額はあくまで学費だけであり、寄付金や書籍代は含まれていないため、実際の金額はこれより高くなります。
また、奨学金についても国公立大学と私立大学では受け取ることができる金額が異なります。
さらに、私立大学では成績優秀者に設ける奨学金や返済不要の他の奨学金も充実していることもあります。

施設設備等について

私立大学の方がキャンパスは充実しているように思えますが、学校によって様々です。
確かに、私立大学の方が充実している場合もありますが、国公立大学でも建物や施設が綺麗な場合も少なからずあり、実際に研究拠点の1つとして利用されている大学もあります。
4年間過ごす場所ですので、実際に自分の目で確認して見るのが良いでしょう。

私立大学の受験について

試験における科目

私立大学の受験で、文系学部では「外国語・国語・地歴公民」、理系学部では「外国語・数学・理科」の3科目受験が多いです。
文系学部における国語は、「現代文のみ」「現代文+古文」「現代文+古文+漢文」の大きく3つに分けることができます。
多くの学校では現代文及び古典が試験で出題されますが、文学部や上位大学を受験する場合は、漢文も出題される可能性が高くなるため要注意です。
さらに地歴公民では、政治や経済、地理の受験を認めていない学校もあるため注意が必要です。

また、理系学部の受験では、数学及び理科の受験範囲は学部により大きく異なります。
数学の場合は主に数Ⅲが試験科目になっているのかどうか、理科の場合は化学・生物・物理のどれが必要になってくるのか、それぞれ注意が必要な箇所です。
加えて、慶應義塾大学や早稲田大学、医学部の多くは理科は2科目受験となっていますので、そこも注意すべき点といえるでしょう。
また、慶應義塾大学や国公立大学の一部などでは、学校推薦だけでなく一般入試の際に小論文が課されますので要注意です。

試験形態

私立大学ではさまざまな受験形態があります。
多くの学校で取り入れられているのは、「個別学部日程」「全学部日程」「大学入学共通テスト利用」の3種類です。
この他にも、英語民間試験(英検・TOEIC等)の結果を用いたり、得意科目重視型の入試があったりと学校によって様々です。

全学部日程は、概ね個別学部日程より前に行われます。1回の試験で複数学部を受験することができ、問題は全学部共通です。
ただ募集人数が少なく試験方法もマーク方式である場合が多いため、倍率がとても高いです。

個別学部日程の試験は、学部ごとにそれぞれ異なる試験を違う日程で試験をする形態となっています。そのため全学部日程の試験に比べ、募集人数が多いため合格率が高いことが特徴です。
しかし試験方法はマーク試験ではなく、記述試験の場合が多いため難易度は高くなります。

合格者について

私立大学は、国公立大学を受験する人がいわゆる「滑り止め」として受けることも多いです。
そのため合格者数は募集人数より多く、学校によっては募集人数の3倍以上の合格者数が出ることもあります。
また、補欠合格者も1点刻みでかなりの人数が出されます。
ただ、補欠合格者は必ずしも合格できるわけではなく、年によっても合格者は大幅に異なり、
学校によってはここ数年にわたって1人も合格者が出ていない学校もありますので、事前によく調べておきましょう。

私立大学を目指すために今のうちから行うこと

勉強面において

受験勉強の開始に早いということはなく、始める時期が早ければ早いほどアドバンテージとなります。
勉強する上で最優先にするべきことは、先取り学習ではなく今まで学習したことの復習です。
各教科において、全く理解できない箇所はきっちり無くしておいてください。
数学や英語はもちろんですが、理科や社会においても今までの学習を踏まえて発展的な内容になっていきます。
受験期に入ってから、高校1年生・2年生の範囲に戻って勉強するのはとても大変です。
ただ、春休みは期間があまり長くないため全てを行うのは厳しいという方は、国語・英語・数学の3教科を優先して勉強してください。
特に、英語および数学においては積み上げていく科目であるため、苦手分野を残した状態で新たな単元を学習すると悪い影響を及ぼします。
基本的な英文法や英単熟語、数学の公式は早急にマスターしておきましょう。
また、国語の読解力や問題把握能力は英語の読解力にも影響します。
そのため、理系学部を受験する人でも油断することなく国語の読解問題に取り組んでください。

勉強以外のこと

出願の際に、学校から出願書類とは別に主体性・多様性・協働性などについての課題(主にレポート)が課されることがあります
この書類は入学試験の合否には関係ないと明記されていることがほとんどですが、試験前に別の課題に頭を悩ませることは、かなりの負担増加となってしまいます。
そのため、1年生・2年生のときにどんなことを経験してどのように感じたのか、どのような困難が生じてどのように解決したかなどを忘れないように、書き留めておくことをお勧めします。

まとめ

今回は、私立大学についてご紹介していきました。
私立大学は学費や難易度など、国公立大学と異なる部分が多くあります。
また、同じ私立大学と言っても大学や学部によって試験形態はかなり異なります。
皆さんはまだ、自分が入りたい大学・学部は決まっていないかもしれませんが、これを機に少し大学について調べてみてください!

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