巣鴨中学・高校に通う生徒さんへ ― 学校の特徴と桜凛が考える学習のポイント | 中高一貫個別指導塾なら桜凛進学塾池袋校
巣鴨中学・高校の基本情報
1910年に創立された巣鴨中学・高校は、100年以上の伝統を持つ男子校です。「努力主義」を掲げ、学力だけでなく精神面・身体面の鍛錬も重視しています。柔道・剣道の初段取得を目標とする独自の武道教育や、強歩大会や寒稽古など巣鴨ならではの行事も特徴です。
進学面では、東京大学をはじめとする難関国公立大学や、医学部・薬学部への合格者を多数輩出しています。伝統の中にも進取の姿勢があり、ICT教育や短期留学制度など新しい取り組みも行われています。
教材とカリキュラムの特徴
桜凛で指導してきた巣鴨生の多くは、以下のような教材を使っています。
- 英語:NEW TREASURE、CROWN PLUS、Vintage など
- 数学:体系数学、チャート式、4STEP、サクシード など
進度はかなり速く、中3で数学Ⅱに触れ、高2で全範囲を復習するサイクルです。英語は暗唱・作文を課されることが多く、アウトプット力が問われます。
定期テストの特徴
巣鴨の定期テストは、他校と比べても難度が高く、平均点が50点台になることもあります。特に数学は進度が早いため、過去単元を理解したまま進める力が求められます。英語は「例文暗唱」や「作文」の準備不足が直撃するため、日々の積み重ねがそのまま結果につながります。
効果的な学習のポイント
- 学習計画を逆算する
テスト日から逆算して「この日までに何を終わらせるか」を週ごとに区切る。特に巣鴨は教材量が多いため、「全部やり切る」ではなく「重点を決めて完成度を高める」方が効果的です。 - 過去単元の“つなぎ直し”を習慣化
数学は新しい単元に入ると過去の理解が薄れがち。1週間のうち1日は「復習専用日」をつくり、古い単元の演習を入れるのがおすすめです。 - 暗記科目はアウトプット型に切り替える
英語の例文暗唱や単語チェックは「見て覚える」より「声に出す・書く」で記憶が残りやすい。桜凛では授業内で小テストを繰り返し、定期的にアウトプットさせています。 - テスト直前は“未完成ノート”を仕上げる
できなかった問題・不安な部分を一冊に集める「未完成ノート」を作り、最後の1週間はそれだけを繰り返す。闇雲に教材を広げるより効果的です。
大学受験につながる定期テスト
巣鴨は学校自体が大学受験を意識したカリキュラムを持っています。そのため、日々の授業理解と定期テスト対策を両立できれば、自然と受験基盤が固まります。
定期テストでしっかり得点を重ねることは、内申点アップにつながり、指定校推薦や総合型選抜など多様な入試制度を利用する際にも有利に働きます。
桜凛のサポート
桜凛進学塾では、巣鴨生の学習環境を理解した上で、次のような指導を行っています。
- 教材の分量を踏まえた「優先度付き学習計画」の作成
- 定期的な小テストでアウトプットを強化
- 数学は復習サイクルを仕組み化して「理解が抜け落ちない状態」を維持
- 生徒自身が自分の学習をマネジメントできるように支援
まとめ
巣鴨中学・高校は、伝統と厳しさの中で心身を鍛え、難関大学への進学実績を築いてきた学校です。一方で、教材量や進度の速さ、テストの難しさに対応するには、計画性のある学習が欠かせません。
桜凛進学塾では、巣鴨生一人ひとりに合わせた戦略を立て、定期テストと大学受験の両方を見据えた指導を行っています。
「勉強量はこなしているのに結果が出ない」「効率よくテスト準備を進めたい」
そう感じている方は、ぜひ一度桜凛にご相談ください。
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