国語現代文の読解力を鍛える!10月からの演習のポイント

こんにちは!桜凛進学塾浦和校です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
秋も深まり、共通テストや私大入試まで残り約3か月となりました。
夏の間に基礎を固めてきた受験生にとって、10月は「演習を通して実戦力を伸ばす」時期です。
今回は、現代文の読解力をさらに鍛えるための演習のポイントについてお話しします。
現代文は「感覚」ではなく「構造」で読む!
現代文が苦手な生徒さんの多くは、「なんとなく分かった気がする」「筆者の意見に共感した」など、感覚的に文章を読んでしまう傾向があります。
しかし入試現代文で問われるのは、「論理的に読んで、設問に正確に答える力」です。
文章を読むときは、まず「筆者の主張」と「それを支える理由(根拠)」を意識しましょう。
段落ごとに、「ここでは何が言いたいのか」「前の段落とのつながりは?」と問いかけながら読むことで、文章の構造が見えてきます。
桜凛進学塾浦和校の日々の授業でも、本文を一文ずつ区切りながら「主張―理由―例」の流れを整理する練習を繰り返します。
この積み重ねが、入試本番での“正確な読解”につながるのです。
演習では「復習の質」を上げることがカギ
10月以降の現代文演習では、問題を解くだけで満足してはいけません。
大切なのは、復習の質を高めることです。
復習の際には、
・どの段落の意味を取り違えたか
・設問で問われた意図をどう誤解したか
・選択肢のどこに「ひっかけ」があったのか
を具体的に分析しましょう。
解説を読んで「なるほど」で終わらせず、本文に戻って根拠を線でたどることで、同じタイプのミスを防げます。
桜凛進学塾浦和校の生徒さんにも、「1問ずつ違いを分析する気持ちで取り組もう」と伝えています。
数をこなすよりも、1問を深く掘り下げる方が確実に力になります。
語彙・評論テーマの知識も少しずつ整理を
現代文の読解力を支えるのは、語彙力と背景知識です。
特に評論文では、「近代化」「社会」「言語」「芸術」など、頻出テーマの基本的な用語を理解しておくことで、内容がぐっと読みやすくなります。
10月からは、これまで読んできた現代文の文章をノートにまとめて整理しておくとよいでしょう。
例えば、文章中に登場した重要語句の意味を自分の言葉で書き直したり、よく出るテーマ(言語・社会・芸術・科学など)とその論理構成を簡単な図で整理したりするのがおすすめです。
また、筆者がどの立場から論を展開しているのか、つまり「肯定的に語っているのか」「批判的な見解なのか」といった筆者の立場のパターンも一緒に記録しておくと、文章の読み方に一貫性が出てきます。
このようにして自分だけの「読解ノート」をつくっておくと、文章ごとの特徴が比較しやすくなり、評論や随筆など異なるジャンルにも柔軟に対応できるようになります。
さらに、語彙やテーマの理解が積み重なることで、共通テストのような長文問題にもスムーズに対応できる“読解の土台”がしっかりと出来上がります。
まとめ
10月は「質の高い演習」で読解力を完成させましょう!
特に10月は現代文力を一段階引き上げるための勝負の月です。
「構造を意識して読む」、「復習を深く行う」、「語彙を整理する」
この3つを意識することで、文章の理解度が大きく変わります。
現代文は、感覚ではなく“積み上げ”の教科です。
焦らず一つひとつの文章に丁寧に向き合うことが、入試本番での安定した得点につながります。
桜凛進学塾浦和校では、現代文に苦手意識がある受験生に対して読解力を丁寧に鍛える個別指導を行っています。
「本文の論理的な読み方が分からない」「選択肢で迷ってしまう」といった悩みも、ぜひ一緒に解決していきましょう!
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