中央大学附属中学校・高等学校の内部進学と定期テスト対策|教材・カリキュラムの特徴も解説 | 中高一貫個別指導塾なら桜凛進学塾池袋校
中央大学附属中学校・高等学校は、男女共学の伝統校でありながら、制服がなく自由な校風で知られる学校です。
「中央大学への内部進学を希望している」「定期テストの難易度や教材が気になる」という保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、中央大学附属中学・高校の 基本情報・教材・カリキュラム・内部進学制度・定期テストの傾向 について詳しく解説します。
中央大学附属中学・高校の基本情報
沿革
1909年に創設され、1952年に中央大学の附属校となりました。2019年には「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されるなど、先進的な教育への取り組みも進んでいます。
教育目標
「自主・自律・自治」を重んじ、生徒が自ら学び、将来社会で活躍できる力を育てることを目的としています。大学受験にとらわれない教育方針が特徴で、リーダーシップや創造力を育む指導を実践しています。
施設
人工芝のグラウンド、野球場、図書館、体育館、トレーニングルームなどが整備されています。学習面と課外活動の両立を支える環境です。
校則
制服がなく、比較的自由度の高い校則が特徴。生徒の自主性を尊重しつつ、規律ある生活習慣を重視しています。
使用教材とカリキュラムの特徴
使用教材(例)
- 中学英語:NEW TREASURE、ENGLISH DISCOVER、文法問題集など
- 中学数学:体系数学シリーズ、完成ノート、体系問題集
- 高校英語:Vision Quest、UPGRADE 英文法・語法問題集
- 高校数学:アドバンスα 数学Ⅰ+A、学習ノート
基礎から応用まで段階的に発展できる構成で、特に英語・数学は演習量が多く、内部進学を意識した教材選定になっています。
カリキュラム
- 6年間一貫教育で基礎から応用へと学びを深める
- 「自由と規律」の両立を重視し、自主性と責任感を育む
- アクティブ・ラーニング(探究学習、ディベート、プレゼンテーションなど)を積極的に導入
中央大学附属中学から高校への進学
中学から高校への進学は原則として可能ですが、学習意欲や生活態度に問題がある場合は推薦が得られないこともあります。
校長の推薦が必要で、日頃の学校生活への取り組みが重視されます。
中央大学附属高校から大学への内部進学
内部進学の仕組み
- 評価対象:高1の1学期〜高3の2学期までの成績
- 評価基準:総合成績12,200点満点中 6,100点以上
- 高1・高2:各3,200点
- 高3:5,800点
- 英語資格加点あり
- 英検2級:200点
- 準1級:300点
- 1級:400点
- TOEIC・IELTSも対象
その他条件として、全単位取得・平均点50点以上・出席日数2/3以上などがあります。
内部進学率
- 2025年3月卒業生:中央大学進学率 約87%
- 学部別の進学者数(例)
- 法学部:104名
- 経済学部:60名
- 商学部:63名
- 理工学部:26名
希望すれば多くの生徒が中央大学に進学できる体制です。
他大学への進学実績
約10〜15%の生徒は中央大学以外を選びます。
例:千葉大、筑波大、東京農工大などの国公立、早稲田・慶應・上智・立教・明治・青山学院などの私立大学。
中央大学附属中学・高校の定期テスト傾向
- 数学:基礎〜標準レベル中心。代数・幾何をあわせて100点満点。
- 英語:マーク式と記述式の併用で、約8割がマーク式。高校2年以降はTOEIC対策が加わり難易度が上昇。
- その他:タブレット教材を活用した授業と連動して出題されるため、授業内容の理解が得点に直結。
ポイント:毎回の定期テストで平均点以上を取ることが、内部進学の安定につながります。
まとめ
中央大学附属中学・高校は、自由な校風と厳格な学習評価の両面を持つ学校です。
- 使用教材は英数を中心に体系的に選定
- 中高一貫のカリキュラムで基礎から応用へ発展
- 内部進学率は約87%と高水準
- 定期テストの積み重ねが推薦獲得のカギ
「中央大学附属でしっかり学び、希望学部への内部進学を目指したい」というご家庭にとっては、定期テスト対策と英語資格取得が最重要ポイントになります。
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