早稲田実業学校の教材・カリキュラム・内部進学対策ガイド | 中高一貫個別指導塾なら桜凛進学塾池袋校

「早稲田実業は内部進学率が高いと聞くけれど、定期テストや日々の勉強は大丈夫なのか」
「教材の量が多いと聞いて不安」

そんな保護者の方に向けて、ここでは 教材の特徴と学習スタイル、内部進学の仕組みと注意点 を、桜凛進学塾の視点で解説していきます。

使用教材と学習の特徴

早稲田実業では、中学から高校にかけて 非常に多くの教材を使い分ける のが特徴です。

  • 英語
    中学では「NEW TREASURE」で基礎を固め、高校では「Evergreen」「ユメタン」「スクランブル英文法」など、単語・文法・読解を徹底的に積み上げます。
    文章量も多く、暗唱・音読が求められるため、家庭学習の時間をどれだけ確保できるかが成績を分けます。

  • 数学
    「体系数学」「新中学問題集」で中学内容を網羅し、高校では「4STEP」「チャート式(白・青)」を組み合わせて演習量を確保します。
    特に高校では“標準~発展”を行き来する課題が多く、問題集を全部やるのではなく、どこを重点的に繰り返すかを見極めること が大切です。

塾に通う生徒からは、
「教材が多すぎてどれを優先すればいいかわからない」
「提出物に追われて復習が後回しになる」
といった声をよく聞きます。
つまり、教材を“消化する”より“取捨選択して理解を深める” ことが必要です。

カリキュラムの特徴

  • 中等部
    「総合的な学習の時間」を軸に、探究活動を3年間かけて段階的に育成。国分寺巡検やるるぶ制作、卒業研究といった実践的課題が組み込まれています。
    英語は基礎重視ですが、ネイティブ教員による授業やGTEC受検もあり、自然と実践力が鍛えられます。

  • 高等部
    「総合的な探究の時間」がさらに発展し、大学と連携した模擬講義や特別授業があります。
    早稲田大学進学を見据えており、高3で大学の授業に直結する内容まで扱う のが特色です。
    また、海外留学制度や聴講制度なども整っていて、学びの選択肢は幅広いです。

内部進学の仕組みと基準

早稲田実業の内部進学率は97.1%。
ただし、希望学部に進学できるかどうかは評定次第です。

  • 内部進学の条件

    • 赤点10単位または4科目以上でアウト

    • 欠席が1/3を超えるとアウト

    • 高3後期(12月)の成績まで反映

  • 評定の算出方法
    各年の評定×20 + 学力テスト(300点満点)×2回 + 部活などの加点

この点数で順位が決まり、希望学部は第5希望まで提出します。人気の政経学部は950点程度が目安。商学部や社会科学部も高めのボーダーです。

つまり、評定の大部分を占める定期テストを安定して取れるかどうかがカギ になります。

定期テストの傾向と対策

  • 英語
    授業内容よりも一段レベルの高い問題が出されるため、平均点は低め。
    高得点を狙うには、教科書を徹底的にやり込むことが最重要。音読や暗唱まで仕上げられる生徒は、内部進学の争いでも有利です。

  • 数学
    標準問題が中心で、配布される問題集のレベルがそのまま出題されます。
    数字が変わっても解けるレベルまで演習することで、安定して高得点が狙えます。
    ただし、数学は積み上げ科目なので、苦手分野は早めにさかのぼって補強する必要があります。

まとめ:早稲田実業で失敗しないために

  • 教材は多いが、全部やろうとせず 「重点化」して取り組むこと

  • 定期テストの積み上げが評定=内部進学につながるので、高1から安定した成績が必須

  • 人気学部を狙うなら、英数は早めに対策を始めておくこと

桜凛進学塾WAYSでは、早稲田実業の生徒の教材や定期テストに精通した講師がサポートしています。
「テスト対策の仕方がわからない」「どこを優先して勉強すればいいかわからない」という方は、ぜひご相談ください。

 

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