【数学】大学入試への勉強法!チャート式を攻略するための効果的な使い方③

これまで、
チャート式のような分厚い参考書の使い方として、
「何週も繰り返して解法を身につけるやり方」について
紹介しました。

 

今回は、普通以上に数学を極めたい人向けに、

 

東大数学でも8割以上の得点を目指す人、
さらには毎日4時間前後の勉強時間を数学にかけられる人という人に
特別におすすめするやり方についてご紹介します。

 

 

目次
STEP0 基本的な概念や原理原則は完璧に説明できるようにしておく
STEP1 基本の問題を原理原則や概念を思い出しつつ問題を解いてみる
STEP2 応用問題に取り掛かる
STEP3 ノーヒントでスラスラ問題を解けるか確認する
取り組みのペースのめやすと注意点

 

 

あくまでこちらは、
東大数学でも8割ごえを目指すような人向けの方法なので、
そうではない人は参考にしないでくださいね!

 

 

STEP0 基本的な概念や原理原則は完璧に説明できるようにしておく

 

 

 

もう何度もお伝えしていることですが、
基本的な概念や原理原則の内容は下準備として
しっかり理解できている状態にしておきましょう。

 

そのあとの勉強しているうちに
もし抜け漏れが出てきた場合には、
その都度確認すればOKです。

 

まずは一度は完璧な状態を作って、
次のSTEPに進みましょう。

 

 

 

STEP1 基本の問題を原理原則や概念を思い出しつつ問題を解いてみる

 

 

基本の問題とは、
『黄チャート』でいうとコンパスマーク1-3レベルの問題
指しています。

 

基本的には、
概念や原理原則をしっかり理解できていれば、
その内容を使ってこれらの問題は解けるはずですので

 

概念や原理原則のアウトプットだというイメージを持ちながら
どんどん解いていきましょう。

 

この段階で手が出ない問題があるとすれば、
STEP1の概念や原理原則が身についていない可能性が高いので、
教科書や『これでわかる』シリーズに立ち返り、内容の確認をし直しましょう。

 

 

STEP2 応用問題に取り掛かる

 

 

 

応用問題とは、
『黄チャート』でいうとコンパスマーク4.5レベルの問題
指しています。

 

このレベルになると、
最初は解き方がわからないと感じる問題はたくさんあると思います。

 

そのような問題は、前回もお伝えしている通り、
2分以上は考えても仕方がないので、
すぐに解法のポイントや解説を1行ずつ丁寧に読んでいきましょう

 

そのうえで、
どのようなところが解き方のポイントなのか、
解説を3点に要約するとどんな内容になるか、
自分で説明できるようにしてくださいね。

 

ここまでできて、ようやく完璧に理解した状態とみなします。

 

 

STEP3 ノーヒントでスラスラ問題を解けるか確認する

 

 

一度問題の解法のポイントや解説を一通り説明できるまでになったら、
ノーヒントで解けるかどうか確認していきます。

 

怪しいものがあれば、
その都度確認して解き方をおさらいしましょう。
そして、
完全にノーヒントでできるようになるまで繰り返してください

 

ここで注意してほしいのは、
ただノーヒントで最後まで解けるかどうかではなく、
スラスラと手が止まることなくスピーディーに解けるようになるまで
完璧にするということです。

 

もし手が止まるところがあるなら、そこはまだ怪しいポイントなので、
重点的にチェックをして手を止めずに解けるようにしていきましょう。

 

 

取り組みのペースのめやすと注意点

 

 

 

 

取り組むペースの目安

 

 

1A2Bの範囲であれば、

1-2カ月で終わらせてすぐに次のレベルの問題集へ移るのが
目安です。

 

この勉強法のポイントは、
『黄チャート』レベルの解法を覚えているうちに、
次のレベルの問題集で1段階上の問題演習をできるようにすること。

 

レベルが上がった問題集を解いていても、
『黄チャート』レベルの問題は必ず出てくるので、
その際に解法を思い出しながらどんどんアウトプットできます

 

そうして、より『黄チャート』レベルの解法が定着していくのです。

 

そのため、
『黄チャート』の内容を忘れないうちに、
終えた後1か月以内には次のレベルの問題集に取り掛かることが
非常に大切です。

 

 

この勉強法の注意点

 

ただ、
この方法を実現するためには毎日3-4時間数学に充てる必要があるため、
そのような時間配分が可能な人限定のやり方だということを
再度注意しておきます。

 

東大レベルで数学8割以上の人には、
このようなやり方をしている人が多いですね。

 

数学に時間を割きすぎて、
他の科目に支障がでないようにも注意してほしいです。
英語や理科などのほかの科目がうまくいっていない人は、
英語や理科に時間を割くほうが、全体トータルでは効率的に点数アップできます。

 

 

 

数学を極めたい人のチャート式のやり方まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

STEP0 基本的な概念や原理原則は完璧に説明できるようにしておく
STEP1 基本の問題を原理原則や概念を思い出しつつ問題を解いてみる
STEP2 応用問題に取り掛かる
STEP3 ノーヒントでスラスラ問題を解けるか確認する
取り組みのペースのめやすと注意点

英語がある程度完成していて、
数学や理科に思いきり時間をさける受験生のみなさん、
数学をとことん極めたい皆さん、
ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

 

 

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